先日、BP/BLレガシィが毎年5月恒例の年次改良を行った。来年はフルモデルチェンジが予想されるので、これが最後の年次改良と思われる。今回はグレードの改廃や、インテリアの小変更が施された。
ラインナップを見ると、昨年アーバンセレクションという特別仕様車だった「2.5i」が正式にカタログモデルとして加わった代わりに、低いギア比と高回転型NAのDOHCエンジン、ビルシュタインのダンパーがマニア心をくすぐった「2.0R spec.B」が消えてしまった。いかにもスバルらしい通好みのグレードだったのだが、出来の良い「2.0i」とジェントルなハイパワーの「GT」に挟まれて、売りづらかったのであろう。ああ、スバルもどんどん合理化が進んでいく・・・そんな中、素の「2.0i」の5MTは、なんとか残された。良かった、良かった。
また、「カメリアレッドパール」という、レガシィとしては久々に赤の塗装を選べるようになったことは、うれしいニュースである。今までは無彩色系の色ばかりでしたからねぇ。
従来あった「B-SPORT」と「Brighton」を統合したと思われるのが、この特別仕様車「Advantege Line」である。このクルマは、価格と装備のバランスがとれていて、極めて魅力的。5MTが選べないのは大いに残念だが・・・
また、ステレオカメラが走行状況を監視し、エンジンやブレーキの制御をし、安全をサポートするという装備「EyeSight」の登場も大きなトピックであろう。この新機軸の実用性がいかほどのモノなのかは、後日試乗して確認してみたいですネ。
そして、スバルさんからもらったおみやげは、粋なスイーツ。
・・・油断していたら、我が家の女性陣たちに喰い尽くされてしまったのが、大いに残念であります。