
本日をもって、お持ち帰り用ジンギスカンの販売を中止してしまった「清水ジンギスカン」。屋外で、この秀逸な肉をBBQで喰えるのは、これが最後となってしまうかもしれない。心して、喰おう。

この清水の肉は、炭火で網焼きにするよりも、「ジン鍋」で「煮込むように焼く」方が旨いという説があり、それには私も概ね同意する。だが、ジン鍋で喰うのは、今後もお店の食堂に行けば可能だ。屋外で、炭火で喰う機会は、もう2度とないかもしれない。だから、あえて網焼きにしたのだ。

本日は、ジンギスカンに集中するため、それ以外に焼いたのは、このニンニクのみ。妻は「国内産の高いニンニクだから、気軽に焼いたりしないで!」とおっしゃっていたが、清水ジンギスカンBBQのラストを飾るゲストは、この国内産ニンニク以外には考えられないのだ。


そして、しっかりと焼きあがったジンギスカンとニンニク。この、生姜等のスパイスの利いたタレが、また旨いのだ。味付肉なのだが、その肉自体の味付けはマイルド。そこにこの香辛料の利いた付けダレが合わさると、それはまさにオンリー・ワンのテイスト。この味を知ってしまうと、市販の味付けジンギスカンは、甘ったるくて喰えたものではないのだ。ああ、清水ジンギスカンよ・・・
そうそう、ニンニクも、ほくほくのユリ根のようで、とても旨かったですヨ。

また、この清水のジンギスカンは、とてもご飯に合うのだ。普段「おかわり」はしない私だが、清水ジンギスカンと一緒なら、3杯でも4杯でもご飯が喰えそうだ。

・・・私は、まだあきらめてはいない。上の写真をクリックしていただこう。「中止」の下にうす~く見える文字。そこには「終了」と書かれているのが分かる。
おそらくは、店主氏は、売っても売っても赤字になってしまうジンギスカンの小売りを、当初は本当に止めてしまうつもりだったのだろう。だが、それを「中止」にしたということは、私以外にもたくさん居る「清水ジンギスカンフリーク」の声に応えて、また「再開」する余地を残してくれたのだと思いたい。
ある程度の値上げには目をつぶりますから、お願いです。店主さん、「小売販売」を継続してください!