
クリスマス・イヴまではほとんど積雪の無かった札幌だが、クリスマスの夜に一気に雪が降り、ごらんのとおりレガシィ2.0i(5MT)も雪まみれ。
この季節、こちらのドライバーはパーキング時にサイドブレーキを使わない。それは、気温が低いためにそれが凍結して解除できなくなってしまうことがあるからだ。そのため、MT車の場合は駐車スペースの傾斜に合わせて、ギアをローかバックに入れて駐車する。
だが、近年はAT車全盛のためか、クラッチを切らずにスターターを回すドライバーを見ることがある。ギアがニュートラルの状態ならば大きな問題ではないのだが、MT車の場合、ギアがどこかに入っているままスターターを回すと、スターターモーターでエンジンが回されクルマが急発進するので、大いに危険である。実際、私は過去2回ほどそのようにクルマを急発進させてしまったドライバーの横に乗っていたことがある。幸いにしてどこにもぶつからなかったから良かったようなものの・・・

そんなヒューマン・エラーを防止するのが、この「クラッチスタートシステム」なのである。誤発進防止のため、クラッチペダルを踏み込まない限りは、スターターが回らないようになっているのだ。
このシステムは非常に素晴らしいと思うのだが、弱点と思われるところが一点だけある。それは、たとえば踏切の中で不幸にしてエンジンが突然停止してしまった場合に、ギアを入れてクラッチを繋いだ状態でスターターを回し、スターターモーターの力でクルマを走らせるという緊急脱出法が使えないということだ。ま、現代のクルマならば、そのような状況に陥ることはほとんどないんだろうけどネ。


では、12月6日~24日の間の、レガシィ2.0iの燃費を、例によって報告します。この期間の札幌は雪が少なく路面状況も良かったので、燃費計数値も10.9km/Lとまずまずの数値。


405.8km走行で41.43Lの給油。満タン法燃費は9.8km/Lでした。それにしても、ガソリンとうとう100円を切りましたネ!この不景気の時代に、唯一ともいえる光明です。