その日の夕食は、おひとりさまレトルトカレー。
この「わだ金別邸 牛すじカレー」は、大丸のほっぺタウンにて、税込397円で購入の、高級品である。
そこには、鰹・昆布・イワシ・鯖の出汁に加え、味噌とバターが練り込められているという。
果たして、このカレーは、どんなお味なんだろう・・・と、私の小さな胸は、期待と不安でイッパイになる。
原材料にコストを掛けたゆえか、レトルトパックは印字無しの、あっさりとした風情。
それを、7分間、じっくりと煮詰める。
その「竹炭由来」のブラッキーなカラーが、食欲と好奇心を増長させる。
そこに、カレーのマストアイテムである「酒悦の福神漬」を添えて、いざ実食。
非常に多種多様な要素が組み込まれたカレーなのに、それらがケンカせず、「まろやかにひとつになっている」ことに、まずは驚愕!
それでいて、しっかりと辛さもあるのだから、まさにマジックスパイスである。
加えて、大ぶりの牛スジは、適度な噛みごたえを残しつつも柔らかで、実にブリリアント!
これで税込397円ならば、私基準では、リーズナブルだとしか言いようが無い。
コレ、是非、また喰おう。