「週末はバードウォッチング」が、我々夫妻の合言葉。
6月13日も、「カワセミ狙い」で、茨戸川に出かけた。
7時44分に、そこに到着。
今回も「山口橋」を拠点とし、いわゆる「翡翠」が現れるのを待つことに。
7時53分。
まずは樹木に佇む「トンビ」を発見🦅
決して珍しい鳥ではない「トンビ」だが、さすがに猛禽類だけあって、その横顔は全盛期の王貞治氏のように、端正かつシャープである。
8時19分に見つけたのは、「デーデーポッポー」との鳴き声が印象的な、「キジバト」。
「ハト」といえば「平和の象徴」なのだが・・・
この「キジバト」は、いつもなにか「怒り顔」で、その鋭い眼光が猛禽類を彷彿とさせる。
この、光る眼が、コワい(^^;
8時23分。
こちらは、正真正銘の猛禽類である、「トンビ」の別個体。
正面を見つめる眼&くちばしの婉曲した鋭さ。
あらためてよく見ると、トンビはなかなかカッコいい。
8時24分。
魚をくわえて滑空する個体の撮影に、なんとか成功🦅
8時28分。
かな~り遠くに、「アオサギ」を発見。
このアオサギさん、眼が妙に黒く、変だ(^^;
虫かなにかがとまっていたのであろうか・・・
8時34分。
電線に止まっていたのは、スズメではなく「カワラヒワ」。
地上の柵に降り立ったトンビを見たのは、8時43分。
小枝の上で、ちょこまかしていたのは、またしても、カワラヒワ。
枝にくちばしをこすりつけたり、齧ったり。
エサを摂っているようには見えなかったので、謎の行動である。
さて、ここで「カワラヒワ」について、ちょっと深く掘り下げてみよう。
国内では北海道~九州に分布し、北海道では3月~10月にかけて観察できる「夏鳥」。
スズメくらいの小さな体で、津軽海峡を渡って飛んでくるというのが、果てしなく偉い。
主食は植物の種で、特に「ヒマワリの種」を好むという。
羽根の黄色が、ワンポイントのアクセントで、これは飛んだ時によく目立つのだそうだ。
一般的に、鳥という生き物は。
猛禽類やフクロウ類を除き、正面から見ると、かなりマヌケ風だ(失礼)。
しかしながら、このカワラヒワ。
横顔は端正で、なかなかのイケメン。
まるで、美男子系演歌歌手のようである。
9時05分。
さきほどのアオサギさんを再び観察すると。
眼がフツーな感じになっていた。
やはりさっきは、虫がそこにとまっていたのだろう。
樹木上の「ヒヨドリ」を見つけたのは、9時14分。
基本は木の実や花の芽・樹液や花蜜を吸う、ベジタリアンだが、昆虫やトカゲを喰うこともあるという。
日本列島以外の生息地はごく限られ、世界的には非常に分布の狭い鳥なのだという。
9時33分。
なぜか体をくねらせて、樹木に絡みついているのは、カワラヒワ。
そして9時39分。
トンビとカラスたちの空中バトルが勃発!
彼らが追いかけっこというか、仲良く喧嘩しているのは、頻繁に見かける。
トンビが飛翔する姿は、地味になかなかカッコいいのだが・・・
私がカメラを使いこなせていないため、フォーカスを合わしきれなかった。
む、無念
10時02分に、管理事務所で小用を足し、
園内をぶらぶら探索した後、10時35分に帰宅。
今回も「カワセミ」さんには会えなかった(涙)
それに加え。
樹木の緑が濃くなってきたせいか、4月~5月上旬の頃のように、多くの小鳥の撮影は叶わず・・・
鳥の撮影は、木々が裸の季節の方が、やりやすいと、痛感いたしました🐦