休暇をいただいていた、その日。
私は「茨戸川緑地」に、バードウォッチングに出かけた。
お目当ては、ココのスーパーアイドルである「ベニマシコ♂」くんである。
7時19分に、そこに到着した。
エリアをぶらぶらすることしばし。
この日の第一鳥「ホオアカ」さんに出会ったのは、7時33分だった。
北海道では「夏鳥」の、ホオアカさん。
越冬地は「本州以南」だと言われている。
胸の「黒と茶色」が、わりとくっきり出ているので、この個体はおそらく「♂」だと思われる。
7時39分には、私のテリトリーでは定番野鳥の「アオジ♀」ちゃんと出会う。
そして、7時44分。
私が出会うのを期待していた、「茨戸川緑地のスーパーアイドル」の異名を持つ、「ベニマシコ♂」くんが、現れてくれたではありませんか
・・・だがしかし、彼は。
私の方を振り向いてくれることなく、そっけなく飛び去ってしまったのでありました(涙)
しかしながら、7時45分。
私を慰めるかのように、目前の木柱に止まってくれた、この鳥。
「オオジュリン♂」くんである。
ものの本によると、そのみられやすさは「ややまれ」。
しかしながら、この「茨戸川緑地」での遭遇確率は、高い(私調べ)。
頭のトサカを立ててみたり・・・
それを引っ込めてみたり。
なかなかサービス精神に富んだ鳥さんである(^^)
ちなみにこの鳥さんも、本州以南で越冬する、「夏鳥」である。
7時51分。
電線に止まっていたのは、栗色のあたまが印象的な「ニュウナイスズメ♂」くん🌰
ほっぺが白いのが、フツーの「スズメ」さんとの、最大の相違点といえる。
ちなみに、この鳥も、本州以南で越冬する「夏鳥」なのだ。
続いて、7時57分に出会ったのは、「コヨシキリ♂」くん。
木の高いところで、しきりに恋の唄をさえずり続けていた。
この鳥さんは、なんと中国南部や東南アジアで越冬するのだという。
いやあ、よくぞ、茨戸川緑地まで飛んできてくれたものだと、大いに感心する。
そして、8時03分。
「ノビタキ♂(夏羽)」くんが、来てくれた。
彼はいつもよく目立つところに止まってくれるので、じつに撮影しやすい📷
黒・オレンジ・白の、ユニクロ的カジュアルファッションが、印象的である。
この鳥さんも、北海道では「夏鳥」。
ユーラシア大陸・アフリカ大陸・東南アジア・インド等の、広範囲に分布するのだそうだ。
8時10分には「ノビタキ♀」ちゃんも、来てくれた。
8時21分には「オオジュリン♀」ちゃんが、飛来。
その横顔は、「ニュウナイスズメ♀」ちゃんと、ちょっと似ている。
そして、8時22分。
あまり上手く撮れなかったが、これは「カッコウ」さんである。
あまり知られていないかもしれないが、この鳥は「札幌市の鳥」なのだ。
意外にもこの鳥も「渡り鳥」で、中国南部から東南アジアで越冬するのだという。
8時25分に撮影した「カワラヒワ♂」くんは、あまり機嫌が良くなかったようである(^^;
8時31分。
今度は「アオジ♂」くんと、出会う。
8時32分。
「ほぼ日本固有種」で、海外バードウォッチャーの垂涎の的である「ヒヨドリ」さんを、特に緊張することなく、撮影。
9時16分。
相変わらずさえずっていたのは、「コヨシキリ♂」くん。
さすがに鳴き疲れたのか、9時17分に、彼は静かになった。
そして、そのとたん。
雷とともに、激しく雨が降ってきたではありませんか⚡
9時24分に、私は愛車レガシィの車内に一時退避というか、雨宿りしたのでありました。
10時過ぎに、雨は上がり、バードウォッチング再開。
10時15分に、ふたたび「ホオアカ♂」くんを、撮影。
彼もまた、恋の唄を、さえずり始めていたのでありました。
10時18分。
キレイに撮らせてくれた、モデル風情の「ノビタキ♂(夏羽)」くん。
10時22分。
しばらくさえずるのを休んでいた「コヨシキリ♂」くんだったが・・・
すぐさま、また恋の唄を再開🎵
10時29分には、「ノビタキ♂」くんを、またまた撮影。
そして、10時42分。
カメラを構えていた年配のご夫妻が、教えてくれた。
「マシコが来てますよ!」と。
私もその方向にレンズを向けると・・・
恋焦がれていた「ベニマシコ♂」くんが、こちらを向いて、ポーズを取っていてくれたではありませんか\(^o^)/
戻ってきた青空に、その紅色が、映える。
ちょっと距離が遠かったものの・・・
彼を正面から撮影することが出来て、大満足◎
その存在を教えてくれた、年配のカメラマンご夫妻に、大感謝である
11時02分に、声高らかにさえずる「アオジ♂」くんを撮影し。
私は「幸せ満タンエネチャージ」で、ニヤニヤしながら帰宅したのでありました。