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星が丘「こん菜屋」

今日は夕方からニューベービーの生まれた同僚のお見舞いに病院にいってベービーと対面。お祝いを述べる。その後、たまたま一緒になった別の同僚とともに、星が丘の「こん菜屋」にいって夕食。
この店のコンセプトは名前のとおり、「根菜」メニューの中にさまざま根菜が登場する。また、これも、店の名にちなんで、焼酎も「いも」。いろいろといただきました。なかなかでした。
このビルの店には上下階も含め、代が替わりつつも何度も来ている。この店も、そのひとつだとおもう。以前、別の名前の店のときに来たような記憶がある。

12月5日:追記
「根菜屋」ではなく、「こん菜屋」でした。
ぐるなび:こん菜屋:http://r.gnavi.co.jp/n053500/
この道ひとすじ食堂街:こん菜屋:http://www.restaurants-news.com/shokudogai/2005/01/post.html

2006-12-03 22:22:14 | 夕食・パーティなど | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


『環境問題の杞憂』

藤倉良、2006、『環境問題の杞憂』、新潮新書

本書は、マスコミでエキセントリックに取り上げられがちな環境問題について、改めて冷静にさまざまな立場で考え直そうと言う趣旨で書かれている。
冒頭、日本人男女の平均余命の長さ(世界の長寿国であることに間違いない)に照らして見て、日本における環境問題や食糧問題などについて危機感をあおるような現象が果たして存在するのか、じっくり見たほうがよいのではないかと述べる。著者の立場は、取り上げられるさまざまな問題について、どちらをとるか(あるいは、どちらともいえないも含めて)を明示した上で、それぞれの立場から現象を説明しているので、どちらかに偏して語っているわけではない。
たとえば、温暖化問題についても、単に一方的に温暖化が進むといった論調ではなく、たとえば、大西洋の表層海流と深層流のダイナミクスを例にとりながら、温暖化が急速な寒冷化も励起しうることも説明し、温暖化現象についての正のフィードバックと負のフィードバックについてわかりやすく説明を加えている。

わたしは、以前に池田清彦の『環境問題のウソ』を評したときに、マスコミや行政が取り上げる環境問題について慎重に考える必要があると思ったのだが、本書を見てますますその意を強くした。本書の終章である”環境の「常識」に惑わされない”に記載されていることであるが、環境問題がコストベネフィットもふくめた総合的な判断を迫るものであることをわれわれ一人ひとりがよく知り、著者も言うインターネットなどによって一人ひとりが情報収集して判断すること、これが、大事なんだろうと思う。

環境問題の杞憂

新潮社

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2006-12-03 16:25:10 | 読書 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )