South Is. Alps
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Coromandel
Coromandel, NZ
Square Kauri
Square Kauri, NZ
Lake Griffin
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ハロウミ・ラビオリ、ランプステーキ、ベビーリーフとトマトのサラダ

昨夜9時過ぎに帰宅して今日はゆっくり一日残務整理。出張の間、パソコンではなくiPadとスマホなので、着信メールの処理が手順がちがっているので、数百のメールが処理できない(重要なものは即対応であるとしても)ので、ちょっとやむを得ないかな。

ハロウミ・ラビオリ:シドニーのAhgora Restaurantで食べたHaloumi Ravioliの再現のつもり。Fetaチーズとブルーチーズを細かく刻む+生くるみを細かく潰す+はちみつ少々+胡椒+ディル、これらを混ぜ合わせ、2センチほどのボール状にまとめワンタンの皮にのせて、平たく押し、周りに水をつけてもう一枚のワンタンの皮をあわせて押し付けてひっつける。ひとまず冷凍。熱湯で茹でて数分でザルにあけて、おろしたパルメジャーノチーズをかけ回す。具はかなり近づいたが、なんちゃってのワンタンの皮だったので、次回は手製のラビオリを作るかといったところ
ランプステーキ:予め常温に戻し、両面塩コショウ。ニンニク、玉ねぎ、赤唐辛子とともにじっくりと火を通す
ベビーリーフとトマトのサラダ

2019-02-24 21:25:04 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


機中映画、「Bohemian Phapsody」「Strange Colours」「Red Sparrow」

Bohemian Rhapsody
QueenのFredy Marcuryと仲間たちの友情とFredyのセクシャリティの葛藤の映画、Queenの曲が全編に流れる。イギリスに住むインド系の家族、しかし、貧しくはなさそうで父は定職についていて中流のようにみえる暮らしぶり。しかし、Fredyはロックをこころざす。女性とも恋に落ちるが、しかし彼はバイであることを自認する。エイズへの感染の自覚とともに、一旦は壊れかけた仲間たちとの仲を回復して、自分たちの力を通じてエイドコンサートを開き、満場の聴衆を盛り上げ、TV放送を通じて寄付を集める。
懐かしい曲がたくさん流れて、ノスタルジックな気分とFredyへの共感を強く感じる映画だった。いまもどこかの映画館で放映されているかもしれなけれど、映画館に行くチャンスを失していて、今回の往復の機中で見ることができるのではないかと期待していたのだが、往路ではリストになく、残念に思っていたところだった。幸い帰路のリストに往路に加えて何本か映画が追加されていた。Bohemian Rhasodyもその一本だったのはラッキーだった。

Strange Colours
Cooper Pedyとおぼしきオーストラリアの田舎町にやってきたメリーナ、母と別れて一人で住んでいた父が入院したかららしい。しかし、父にはいつ(退院したら?)とは言わないが、この後、北のほうのアリススプリングスに行くという。父のいない家に暮らし始めるが、そこに父の知り合いの近所に住む男たちが心配するような感じで近づいてくるが、かといって距離が縮まるわけではない。父は退院してきて、和解しようという。メリーナはそんなつもりはないというと、なぜここにきたと問い詰め、車に乗ってどこかにいなくなってしまう。メリーナは近所の男の車を借りて父を探す。乗り捨てられている車。オパールを掘った坑道の中で息も絶え絶えの父を見つける。大男の父をベッドに寝かせてブーツを脱がし、ベッドの脇に座って父を見つめるメリーナ、これが最後のシーン。
よく見るオーストラリア映画のパターンのひとつだが、唐突に終わってしまう。見ているものが考えることになる。なんで、父は家を出て(妻と娘を捨てて出たことが繰り返し暗示されている)オパール探しを始めたのだろう。オパールは乳白色や淡緑色の石に赤や緑や青の石が入っていて不思議な光を反射する。タイトルのStrange Coloursというのは、ひとつにはオパールをさしているはずだ。メリーナは心理学を学んでいて後一年という言葉があったから、町に住んでいて学生なんだろう。そんな彼女が、母が死んで父が入院しているからといって、なんでこんな町にやってきたのだろう。この町に住む男たちは、それぞれ交流があるものの、個々に穴を掘ってオパール探しの生業を立てているらしい。また、いずれも長い時間ここにいるらしいものの、元々は何かの生活があったはずだが、それを捨ててここにすみ始めたらしい。ここの男たちは、お互いに干渉せず、オパールに関わる以外、鳥を飼ったり、ゴルフをしたり、ビリヤードをしたり、一緒にビールを飲んだりしている。これもStrange Coloursなのだろうか。メリーナの行動も理解が難しい。父を探し出し家に連れ帰ったにしても、心理学の学びはどうするのだろう。

Red Sparrow
この映画は日本で3月公開だそうだから、ネタバレごめんなさい。この映画を見ようと思ったのはタイトル、まず、想像から入った。Redのコノテーションは、もちろんソ連からの連想でロシア、Sparrowはスズメのことだけれど、ミサイルの名前でもあったから、このテーションとしてはなんだろう?、それがきっかけ。Sparrowのコノテーションはスパイのことだった。
バレリーナのドミニカ(Jenifer Lawrence)は病気の母を抱えている。しかし、晴れの舞台でパートナーのダンサーの故意?によって、左足を複雑骨折し、バレリーナとしての生命を失う。彼女のオジは情報機関の上層部に関係しているようで、彼女の事故の後取って代わったプリマドンナと彼女をどん底に陥れたダンサーの関係を示す証拠を見せる。それを見た彼女は二人を問い詰めるべく彼らを劇場の練習場に訪ね、シャワー室で打ちのめすがオジの力で罪を逃れる。スパイの適性を見たオジは彼女をスパイ学校に送り込む。スパイ学校の校長(Charlotte Rampling)はセックスを道具にもちいた手法を教え込む。お前たちの身体は国家のものだと。彼女の任務はモスクワで活動してロシアの秘密警察が逮捕寸前で逃げられたアメリカのスパイ、ナッシュをトラップすることだった。ナッシュがブダペストにいることを知ったロシアのスパイ組織は彼女を送り込む。
途中省略するが、身体を使ってナッシュに二重スパイになることを志願したドミニカは、二重スパイの嫌疑でモスクワに送られて拷問を受けるが否定を通す。嫌疑は晴れたとしてオジは彼女を再びブダペストに送り込む。ここでも途中省略するが、彼女の目的はオジを陥れて自身とスパイ交換をさせて、モスクワの母の元に戻ることにすり替わっていく。途中にあるエピソードがスパイ行為であるのかオジを陥れるための手段であるのかよくわからない。スパイ交換の際、オジはロシアの送った狙撃手によって殺されてしまったが、彼女はロシアに生還し、昇進を遂げ、母にも再会できたのであった。

と、ハッピーエンドのようでもあるが、謎を残していて続編はどうかわからないが、含みを多分に残すエンディングが印象を残した。ただ、ちょっとどうかなのは、ロシア人だけでの会話もロシア語訛りの英語で交わされることだ。スパイ学校の校長の講義も同様だ。ロシア語を俳優たちに喋らせて字幕にし、他のシーンではちゃんとした英語を喋らせた方が良かったのではないかと思う。まあ、英語訛りのロシア語の会話になってしまう可能性があるので、難しいところだろう。

現実との関連でいえば、現在EU加盟国である旧東側の諸国、きっとロシアとアメリカのスパイ合戦、いや、リアルポリティクスが横行していることを見れば、ヨーロッパの地政学をよく知らないといけないと思った。

2019-02-24 10:37:42 | 映画/TV/DVD | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )