澤田瞳子、2015、『若冲 (文春e-book)』、文藝春秋社
伊藤若冲の時代を超えた制作の裏面を描く。妻帯していたかどうか不明、錦市場の青物屋の当主であったが、早々に隠居して作画に没頭するも、錦市場の町年寄として活躍した時期もあったという。作品は江戸末に忘れられ、再び見いだされるのだが、主要コレクションはアメリカのプライスコレクションが知られる。若冲の作品もまたおそらく、幕末明治初年に叩き売られたのだろう。
わたしは京都人ではないが、関西で生まれ育ったので文字を読む中でも関西風のイントネーションを頭に響かせながら読むのは、心地よかった。
今、海外だが、持参のAmazonのKindleはありがたい。荷物の重量と嵩が大いに減った。
2015-08-23 22:24:04 |
読書 |
| Trackback ( 0 )
ワインを一本仕込み、いつも行く老四川酒家に予約もなしにいったら(これまで予約したのは、大勢でいった一回だけ)、店がない!ショック!
よく行く街角を巡ると、ほかにも、なくなっている店がある。栄枯盛衰はこの世の常とはいえ!
20時になって、探すのも、日曜なので条件が悪い。そこで、最近毎回くるこのホテルのレストランのthe Kitchen、ネーミングは、もろだが悪くないんですよ!ライブをやっていて、もちろん、飛び込みなので、奥の席。でもここは、シェフの真ん前で悪くない。
生牡蠣3個
かも足のコンフィのエクレア
見たところは、待ったったくエクレアなのだが、チョコクリームに見えるところはパテ!ほぐした鴨の肉が混じる。エクレアの生地とチョコレートに砂糖が入っているようで、あと口が甘いのが残念だ。
シドニーからオークランドての機中で見た映画。
レジェンドなロックシンガー、アル・パッチーノが扮しているのだが、映画での歌声が吹き替えでなければ良いのだが、なかなか渋い。
ストーリーは、ネットでの解説を読めばいいのだが、スターの勝手な人生回顧と人生のやり直しの勝手な思い込み。それほどストーリーは面白いわけでもない。
でも、パッチーノの演技は、注目だろう。彼も、75歳とやら。演技や醸し出す雰囲気が渋い!
昼食は、当地の友人JCさんとLeikhardtのLa Botte D'Oroというイタリアンでパスタと赤ワイン。素朴だが、力強かったぞ。赤ワインはKCさんが気を利かせて買ってきてくれたもの。
カフェに場所を移して時間を潰し、向かいにあるBoomali Art Gallery の展覧会のオープニングに潜り込む。http://www.boomalli.com.au/
17時頃、彼と別れて、一旦宿に帰り、出直して、この店に来た。小籠包と青菜•豆腐•海老のスープ。
優しい味で悪くない。
今朝は危なかった。前日もそうだったが、朝がタイミングよく起きれない。今朝などは、タイマーを6時半にセットしていたつもりなのに目がさめたのは7時半。これはやばかった。大慌てでシャワーに入り、なんとか、予定通りに、Town HallからMacquarie Univまで行くことができた。
現地での1時間ほどのミーティングお終えて、市内に戻って、チャイナタウンで飲茶のブランチ。そのあと、UNSWに出向く。国際関係のセクションは暖かく、13時から16時頃まで歓待してくれた。
夕食は、一年一度の待ち合わせ、KCさんとは20年以上も重ねている付き合い。いつもの"Delhi 'O' Delhi" での夕食。
ゴールドコーストからの便が1時間遅れ、荷物を空港に預けてマッコーリー大学に向かう。
日本ではおなじみのICカードの乗車券がようやく導入された。昨年8月には、まだ準備中だったはずだ。チケットレスの便利さは、よく知っている。
宿から、バスで15分ばかりの旧友のところで夕食のお呼ばれ。バンプキンスープ、サケの切り身のパンフライ。アップルパイ。
色々話し込んで、最後はバス停まで送ってもらって、遅れているバスを良いことにさらに延長戦。7時から11時半近くまで。
今朝、ふと目覚めてスマホの画面を見たら、8時を過ぎていて、大慌てになった。ゴールドコーストのボンド大学でのアポイントが10時、移動時間を考えると間に合わない。スーツケースに荷物をいれ、着替えをし・・・。メガネを掛けてよく観てみたら、何の事はない6時台だった。数字の8と6は見えないんだよ!
というわけで、余裕でゴールドコーストに到着。大学を案内してもらい、昼食もごちそうになる。14時頃、ゴールドコーストの宿にチェックイン。エージェントにお願いしていたので、場所を全く認識していなかったが、部屋のベランダからは海が見える。言うまでもなく、リゾートだ!
さておき、夕食はSurfers Paradise (Gold Coast)の"Alfresco"というイタリアン。ベビーオクトパスとあったので、てっきりグリルドだと思ったら煮込み、また、シュニッツェル(仔牛肉のカツレツ)を頼んだら、とんでものコゲコゲのものだったりして、イメージと違っていた。
いずれにしても、ゴールドコーストは初めてだったので、トラムが走っていることも含めて、新鮮ではある。
今日は朝早くから、130キロほど西のToowoombaという街にあるUniv of Southern Queenslandに出かけた。話が弾み、10時から13時頃まで、昼もごちそうになった。帰りも順調で、15時前には宿に帰ってきた。
宿で、今日の情報の整理とメールの整理をして、17時過ぎ、待ち合わせのSouthbankにあるトルコ料理の"Mado Restaurant"に行く。ここで待ち合わせるのは、30年ほど前にエルコ島であったJG(当時、小学校の先生で、大学を終えてすぐに着任、彼女の家に居候させてもらった)と18歳の息子Jと14歳の娘E。そして、研究仲間でJGの家の共同居候人だったKSの姪っ子M。Mは大学1年で、初めての外国。2週間英語学校に通い、あとの1周間は課題に取り組むそうだ。
JGは変わらない。おたがい、30年の月日は否めないが、相変わらずだった。とても良く育った二人の子どもたち、連れ合いのAは単身赴任で、NTにいるという。年に数回帰ってくるだけだと。再会を約す。
ディップと焼き物のメニュー。
ブリスベンに何度か来たのがいつだったか、よく覚えていないが、4,5回は着ているはずだ。でも、最近では、7−8年は、昨年、かすったぐらいのものだろう。Southbankはいぜん来た時は再開発の途上だったような記憶だが、今はたくさんのレストランが並ぶ賑やかなところとなった。
高野秀行、2014、『怪しいいシンドバッド』、集英社 e文庫(Kindle版)
高野秀行、2014、『ワセダ三畳青春記 (集英社文庫)』、集英社(Kindle版)
今どきにはないだろう青春期だなあ。バカバカしくも、ほろっとする。それは、世代が近いせいか。共感する部分が多い。
2015-08-18 20:56:14 |
読書 |
| Trackback ( 0 )
印象的な映像がたくさんあるのだけれど、それをつないだからといって映画になるわけじゃないし、名前の通った俳優を出したからといって、そのシーンがどういう意味かよくわからない。また、ブラックホールやワームホール、多元時空間を映像化したというのは興味深いけれど、まず、そっちありきではなあ…。それから、ラストシーンは、これって、続編ありってことか?という感じなのだけれど。
今回の出張第1日目はブリスベン。最後がオークランドなので、ニュージーランド航空をつかったわけで、まずは、成田からオークランドに到着し、国際線乗り継ぎをして、ブリスベンだった。この便でこの乗り継ぎをしたのは私一人。
オークランドとブリスベンの間で、映画「Interstellar」;を見たが、これは別に書くとして、順調な飛行でブリスベン到着。レンタカーをして、はじめてナビを借りてみたのだけれど、これは、地図を見るよりも、リスニングの練習にもなるから、音声付きが良い(わたしは、日本では音声はカットしている)。視覚に頼るとついつい運転がおろそかになる。
午後2時頃から最初のアポ。日本人の担当者で知らず長居する。
夕方から、しばらく来ていなかったブリスベンの街中をあるいて、勘を取り戻す。歩き疲れて18時頃見つけたのが今夜のレストラン。なんというか、あまりお勧めできないようなオーストラリアの例という趣の店だった。
Brisbane, Kitchen At Treasury (Australian)
11時頃家を出て、新幹線と成田エクスプレスを乗り継いで成田空港へ。早すぎたので、ラウンジで時間を潰してからチェックイン。そのあと、みやげや歯磨きなどを買って、寿司岩で夕食。
優先搭乗で先に乗った。隣の席になった人二人がたまたま、海外研修に関連の人。
機内食は、すき焼き風。美味しくはないがひどくもない。
機内ビデオの音声が出ず、ずっとKindleを読み、iPodを聴いていた。
数時間うたた寝したぐらい。
麻婆茄子&麻婆豆腐:Danchu5月号似合ったように、肉味噌を作った上で、麻婆をつくる。豚肉を中華鍋に押し当てるように加熱して肉汁が透明になったところで、紹興酒+甜面醤+濃口醤油少々+ニンニクみじん切りを加えて炒め続ける。やはり、肉汁が透明になったところで、とっておく。ナスを炒めてとっておく。豆板醤+豆豉醤+生姜みじん切り+白ネギ粗みじんを加えて炒め、ナスを戻す。花椒をおろしたものを加えて、溶き片栗粉を加える。豆板醤+豆豉醤+生姜みじん切り+白ネギ粗みじんを加えて炒め、豆腐をくわえて、ざっと炒め、花椒をおろしたものをくわえて、溶き片栗粉を加える。ターツァイを塩ゆでしたものを添える。
昨夜食べそびれたモロヘイヤのすり流し
なすの浅漬け