11月下旬の名古屋、中部国際空港隣の国際展示場で少年少女発明クラブのチャレンジ創造コンテスト全国大会がありました。四年ぶりの全国大会出場です。私は大会前日に名古屋駅近くのビジネスホテルに泊まりました。そして朝、国際展示場に向かいました。
会場に着くと、田布施チームの子供達は待機していました。時間になると作品の車検が始まり、続いて入場式がありました。それが終わると、いよいよコンテストの始まりです。田布施の子供達は他県の子供達に負けないように、工作した作品を操作していました。そして、一生懸命に田布施のPRをしていました。私も鉢巻をして、声を出したり拍手するなどして応援しました。
頑張った子供達と保護者を含む田布施チーム
すべての県の子供達の発表が終わると、1位~21位の作品が発表されました。21位までに選ばれると上位のコンテストに出場できます。残念ながら田布施チームは21位以内に選ばれませんでした。しかし、今回出場したのは4年生達です。来年、再来年もチャレンジできます。その時はぜひ21位以内に選ばれて欲しいと思いました。
出場した子供達、保護者、そして関係者の方々、お疲れ様でした。
名古屋の国際展示場 入場式後の開会宣言 21位以内の発表を待つ
前回、布を絞り染めしてから額縁縫いしてハンカチにしました。今回は藍の叩き染めをしました。藍は晩秋になると葉が枯れ落ちてしまいます。そのため、藍の代用として私が栽培しているインド藍の葉を使いました。
良く染まるように絹布を使いました。各人好きな形に葉を並べて染めのデザインです。葉を並べ終わると、サランラップで挟んで金槌で叩いてもらいました。
絹布の上に置いた葉を金槌でトントン叩く
藍染めは絞り染めが一般的です。叩き初めはあまり聞きません。叩き初めの原理は、叩くことによって出た葉汁が直接布を染めるのです。一番原始的な染めかも知れません。葉の配置によってデザインが決まります。
元気いっぱいの子供達、うるさいほど金槌をとんとん叩きました。そのおかげて、葉汁がたくさん布に浸み込みました。
前回の絞り染め布 ミシンで額縁縫い インド藍の葉を千切る
葉汁が布に浸み込んだ後、サランラップを外します。数分そのままにした後、布を水に入れます。最初緑色だった箇所がだんだん青色に変わります。最次に葉屑を布から取り去ります。最後に、布を絞ってアイロンで平らに伸ばして出来上がりです。次回、時間があれば額縁縫いしてハンカチにします。
サランラップを布から外す 水に入れて葉屑を取る
11月前半の発明クラブ時、私はお年寄りを中心としたスポーツレクがあり史跡探訪のお世話をしなければなりませんでした。そのため、11月前半の活動を休み後半の活動だけ出ました。前回は望遠鏡をささえる支柱を工作したとのことです。今回は支柱に望遠鏡を支える加工をした後、望遠鏡本体をキットで作りました。
私が子供の頃、望遠鏡は高価でとても購入できませんでした。安く作るためガラスを丁寧に磨いて凸レンズにしていました。ガラスを磨くキットのようなものがありました。今の子供はとても恵まれているように思います。
望遠鏡製作キットを取り出し、夢中で製作
今回制作したキットは天体にも地上にも使える正立像の望遠鏡です。キットに使われているレンズは、色の収差を減らした合わせガラスのレンズが使われていました。合わせガラスを使うと収差によって色がずれることが無くなります。また、地上用にも使えるように二つのプリズムが使われていました。実用的な望遠鏡です。
望遠鏡作り方の説明 キットの部品を確認 説明書をよく読む
今回の望遠鏡製作は小学低学年生にはやや難しかったようです。レンズを触ると指紋が付いてしまいます。レンズの側面を持ちながらレンズごとに決められた位置に正確に取り付けなければなりません。それでも指導員の見守りやアドバイスによって全員が完成することができました。
望遠鏡が完成すると野外を観察しました。なお、この望遠鏡で太陽を見ると目を傷める危険性があります。そのため、太陽を絶対に見ないように子供達にきつく言いました。
完成した望遠鏡で外を観察 望遠鏡を手に持って並ぶクラブ員
今回は、前回藍染めした布をハンカチにしました。染めた布はそのままでは少しずつほつれてきます。そのほつれを無くし末永く使えるように額縁状に縁を裁縫しました。ところが、小学生にはやや難しかったようです。
裁縫する家族が家庭にいる子供は、裁縫を手伝うか見慣れているようです。そのためなのか、今回二人が完成しました。残りの児童は次回全員完成する予定です。裁縫や料理を手伝わせたり見せたりする家庭環境は、子供に良い影響を与えているように思います。
藍染めした布を、手回しミシンで額縁縫いしてハンカチに
いつものように挨拶をして放課後学習を始めました。最初、しわしわの藍染め布をアイロンで伸ばしてもらいました。現在アイロンを使う家庭が減っているので、使う前に布とアイロンの温度について説明しました。今回はしわを伸ばすだけなのでアイロンの温度を弱温にしました。なお、藍染めした布を忘れた子には同じ大きさの白い布を渡しました。
アイロンでしわ伸ばし 布の縁を三段に折る 縁にアイロンをかける
子供達に難しかったのは、布の縁を折り曲げてアイロンで折りを固定することです。難しかった理由は藍染めした布が柔らかかったことです。そのため、布の縁を折り曲げるのにてこずりました。特に四つ角の折りにはてこずったようです。でも二人だけはミシンで縁を縫ってハンカチを完成しました。
次回は全員完成予定です。今回、私も教えるのに少し苦労しました。
布の縁が額縁になるよう折り曲げ ミシンで縁を縫えば完成です
六月以来の麻郷小学校の放課後学習「成器塾」でした。今回は藍染めを体験してもらいました。藍染めに使った藍は、先月畑で収穫して乾燥した藍の葉です。乾燥葉をそのまま使うため、プロの方が使うような濃い藍染めはできません。
木綿の布30cm x 30cmを絞り染めにしました。そして、濃い目に染めるため二度染めしました。子供達に混じって指導員さんも藍染めを楽しみました。
流水で洗った後、縛った糸を解く(絞り染め)
初めに、大きな木綿の布を子供達に配りました。そして、30cm x 30cmになるようにハサミで切ってもらいました。切ったその一枚が一人分です。その布を絞り染めした後にハンカチにします。
子供達が布を切って布を縛っている間、私は藍染めの準備をしました。乾いた藍の葉をバラバラにしてお湯の中に入れて混ぜるなどしました。そして、お湯の表面が虹のようになると藍染めOKのサインです。
30cm x 30cmに切る 指導員の方々も いよいよ藍染め
縛った布を鍋に次々に入れて浸します。鍋から出すと布は黄色です。それを空気にさらすとだんだん青く染まっていきます。二度染めました。最後に水で布を洗って、ハサミや指を使って縛った糸を外しました。外すと綺麗な模様が現われました。
次回、染めた布の四方を裁縫してハンカチにします。
黄色に染まった布がだんだん青く 染めた布を流水で洗う
少年少女発明クラブの子供達が制作した発明工夫作品を、山口市の発明協会に運びました。田布施町役場に集合した後、発明工夫品を保管してある田布施西小学校に向かいました。到着すると、バケツリレー方式で二階の工作室から校舎裏に駐車した車まで次々に詰め込みました。今年は作品の数が少ないためすぐに運び終わりました。数年前は今年の三倍以上の作品数でしたので、運ぶ車もマイクロバスでした。詰め込みが終わると、田布施西小学校から高速道路を使って山口市に向かいました。
発明協会に運び込んだ発明工夫作品を一つ一つ説明
到着すると、発明工夫作品を次々に発明協会の会議室に運び込みました。会期室の机に並び終えると、作品の一つ一つについて発明協会の方に解説をしました。作品の名前、使い方、工夫した所、苦労した所、作るのに苦労した所などを解説しました。一押しの作品や、何だかなあの作品など…すべての解説に30分位かかったでしょうか。
今回提出した作品は後日、展示会で披露されます。良い作品は表彰されると思います。4月から今回まで延々と続く指導などに疲れます。子供達一人一人個性に合わせて指導したつもりですが、反省するところばかりです。とにかく怪我や事故が無かったことは良かったと思います。
車に詰め込み中の発明工夫作品 発明協会に持ち込んだ作品の数々
4月の開講式以来4~8月の間、子供達は発明工夫展に出すための作品を作ってきました。その作品の提出日となりました。ほとんどの子は完成して、あとはその説明書を書くだけです。しかしながら、自分の作品の長所、きっかけ、工夫点などを分かりやすく文章にするのは苦手です。今回は工作の時間と言うよりも国語の時間です。私は出来上がった説明文を最終添削しました。
自分が作った発明工夫作品の説明書を清書
説明書が完成すると、子供は作った作品と一緒に写真を撮りました。そして、その作品をビニール袋に入れました。あらかじめビニール袋には所属小学校、学年組、そして名前を書き込んでおきます。なお、ビニール袋に入れるのは、移動中に作品が壊れて部品が散在しないためです。
説明文は難しいかな 完成した説明文 作品と一緒に写真
ビニール袋に入れた作品は、後日山口市の発明協会に運びます。そして、それぞれの作品を審査員に開示します。実際に動かして、その便利さをアピールします。その後、発明工夫展示会に展示されます。いくつの作品が表彰されるでしょうか。
ビニール袋に名前などを記入 壊れないように作品を袋に入れる
コロナ惨禍でずっと中断していた少年少女発明クラブ チャレンジ創造コンテスト、四年ぶりに再開しました。四年前と同じように田布施地区大会を開催しました。私は開催挨拶,タイムキーパー,表彰状授与,そして最後に講評をしました。
他市や他県のクラブでは、四月から大会に向けて動き出したチームもあったと思います。
しかし、田布施町少年少女発明クラブは発明工夫品を完成してからチャレンジ創造コンテストに入ります。そのため、7月頃と遅いスタートです。それでも何とか大会を開催できることができて良かったです。
今回は1チームだけの参加、チャレンジ創造コンテスト表彰式
四年前、田布施町少年少女発明クラブは6チームが優勝をかけて競争しました。その優勝チームが全国大会に出場しました。全国大会に行った子供達は今、高校一年生です。コロナ惨禍での四年間の中断は痛いです。さらに大会規格の変更もあり、大会のノウハウをすっかり忘れていました。
動力車のからくり検討中 動力車に載せる人型などの製作
今年のチャレンジ創造コンテストはこれで終わりました。今回のチームは四年生でしたので、今年県代表に漏れても来年/再来年のチャンスがあります。来年もぜひチャレンジして欲しいと思います。
ところで、発明工夫品の提出が来週あり、それを山口市の発明協会まで運びます。それが終われば、四月から延々と続いた工作がやっと終了です。毎年の事とは言え、この夏も無事に終わることができそうです。
大会前に動力車の調整 大会スタート 審査結果を照合
1年ぶりに山口県少年少女発明クラブ交流会が開催されました。去年の交流会は、コロナの影響が残る中、ソーシャルディスタンスにのっとり子供達は一つの机に一人が座って開催されました。そのため、グループワークではなく個人工作でした。
今回は、コロナ以前の交流会形式に戻りました。他の小学生の生徒とテーブルを囲んでグルーブで工作をしました。見ていると、他の小学生達と話し合いながら工作を進めていました。今回の工作のテーマは楽器「サンポーニャ」作りでした。楽器作りを通して、音の大きさや高さの違いなどを学びました。
他の小学生とのグループワーク工作、楽器の製作
午前中のことです。交流会にやって来た子供達の名前,小学校名,学年の紹介がありました。それが終わると、各クラブの指導員の紹介がありました。指導員の紹介はこれまでの交流会で初めてのことでした。当然田布施町少年少女発明クラブの指導員の紹介がありました。恥ずかしながら、私が子供の頃に工作が好きだったことや、科学クラブでの楽しい活動の話をしました。そして、子供達に工作で身につけて欲しいことなどのお話をしました。
JR山口駅傍の維新ホール 交流会に着くと受付 田布施の子供達の自己紹介
お昼休憩が終わると、楽しい科学のお話と工作がありました。科学のお話では音の大きさや高さ波そして音色の解説がありました。そして、珍しい音を発する楽器の紹介など盛りだくさんのお話でした。それが終わると、ストローを使った楽器「サンポーニャ」の製作がありました。ドレミの8音が出る楽器です。ただ、音を出すのは難しかったです。15時まで楽しい工作がありました。私も席を回りながら、作り方に困っている子供達を指導しました。
音が波であることの科学的説明 楽しく楽器「サンポーニャ」製作
4月に始まった少年少女発明クラブ、4ヶ月目に入り発明工夫展に出す工作がだんだん出来上がってきましまた。予定どおり8月末には完成できそうです。
ところで、コロナで中止が続いていたチャレンジ創造コンテストが今年度再開されました。本クラブでは2名の児童がチャレンジ希望でした。二人とも四年生であり全国大会に出場するのは厳しいものがあると思います。彼らが6年生になった時を見据えて、今年度は体験・練習するのが良いのではと指導員と思案しています。ちなみに、本クラブは4年前に全国大会に出場したことがあります。
工作をどんどん仕上げている子供達、そして指導員
最近の子供の工作に関わる環境を見ていて思います。私が子供の頃、サラリーマンは少なく、ほとんどが農家でした。そのため、家にはいろんな道具がありました。ちなみに我家は最初に桃農家、次に酪農を経営していました。祖父は大工でした。そのため、いろんな大工道具がありました。そして、小学生高学年生の頃には一通り使いこなすことができました。
今はサラリーマがほとんどだと思います。そのため、家に道具が無い家が多いのではないでしょうか。当然、子供達も道具を使う経験が少なくなります。結果として道具の使い方が上手ではありません。これも時代なのでしょうね。
板にドリルで穴あけ 板と板を接着 金槌で釘を打つ
4月から始まった少年少女発明クラブ、今取り組んでいるのは発明工夫展向けの工作です。ただ単にプラモデルを作るような工作ではなく、何か役に立ったり生活が便利になる工作です。私は全体を見ています。そのため、指導員が休んだ班の子供達を、指導員の代わりにみています。
エアコンが無い工作室、窓を全開にして活動
大人もそうですが、何を工作するかそのアイデアを考えることが一番大変です。普段生活して困ったりしていることを題材にすることがあります。例えば、掃除,洗濯,料理,ペットの世話の時などに困っていることです。それを解決する手段をアイデアとして考えるのです。そして、子供が考えたそのアイデアを実現できるように指導員は子供に付き添います。
ノミを使って板に穴あけ 板の長さを測る 試行錯誤しながら工作
今年度は子供の数が少なかったため、指導員はゆとりを持って指導しているように見えます。一人の指導員が見ることができる子供の数はせいぜい3人でしょうか。それ以上の人数だと指導が行き渡らないような気がします。9月上旬の提出日まで子供と指導員の二人三脚が続きます。
工作中のものを図と確認 いろいろな形の穴あけ
令和5年度の地元小学校の放課後学習 成器塾が始まりました。開講式が終わると、六年生~四年生の生徒さん達が家庭科室にやってきました。半数は四年生です。男の子も数人います。四年生はまだ裁縫箱を持っていないため、私が持ってきた針,糸,チャコなどを使ってもらいました。制作するのは、比較的容易に作ることができるポケットティッシュケースです。
好きな柄の布を選んだ後、型紙,チャコなどを使って製作開始
始まりが肝心ですので、直立し号令をかけて「裁縫と料理コース」を始めました。最初、好きな柄の布を選んでもらいました。次に、全員に型紙を渡しました。その型紙を布に当てて、ハサミで切ったり、折ったり、縫ったりする箇所をチャコで絵取ってもらいました。一時間半程度の短い時間でしたが、去年作成した子の1人がポケットティッシュケースを完成させました。
子供達を見ていると、丁寧で正確な子、運針が早い子、マイベースな子、隣と相談しながら作る子など、さまざまです。次回で完成です。今回完成させた子は2個目に挑戦します。
最初に開講式 好きな柄の布を選ぶ ガヤガヤと楽しく製作
地元小学校で、明日から今年度の放課後学習 成器塾が始まります。クラスは体育系と文化系の二つがあり、私は後者の方で「裁縫と料理コース」を教えています。ちなみに、成器塾の名は長州藩の藩校明倫館の分校成器堂から来ています。
裁縫箱をまだ持っていない小学四年生が半数いますので、最初は簡単な裁縫をしてもらうことにしました。第1回目はポケットティッシュケースの製作です。裁縫の基本として、布,針,糸,ハサミなどを使います。その作り方を思い出す意味で、事前に一つ作ってみました。
作り方を思い出すため、事前に一つ作ったポケットティッシュケース
去年の放課後学習の余り布を使って作りました。余り布をアイロンで平らに伸ばして、型紙を当ててチャコで線引きしました。ハサミで切り拭いた後、ミシンで縫いました。今回は思い出すための製作ですのでミシンを使いました。子供達には針と糸で縫ってもらいます。
あれこれした後、裏返しするとポケットティッシュケースが出来上がりました。裁縫が初めての子供には、玉止め、玉結びなどの裁縫の基本も教えることになりそうです。
余り布を平らに伸ばす ミシンで布を縫う 裏返しして完成
年度が新しくなり、今年度の少年少女発明クラブの開講式がしめやかに執り行われました。新クラブ員全員の紹介が終わると、はじめの挨拶として私は新クラブ員にお話しをしました。詳しい内容は忘れましたが、このAI時代にあっても体験や知識がとても大切であることを話しました。AIそのものは赤ちゃんのようなもので、そのAIに正しい知識や判断を教える人が必要です。そのような人になりたいなら、道具の正しい使い方をどんどん体験し、友達や指導員と共同してアイデアを出すなど知識を深めて欲しいようなことをお話ししました。
一年間一緒に活動する新クラブ員と指導員の自己紹介
今年度は、やや少ない11人の新クラブ員です。そのため、指導員は実質マンツーマン形式で丁寧に工作指導できるのではないかと思います。毎年の事ですが、事故が無いことを最優先にしようと思います。一方で擦り傷などの小さい怪我は、危険を知る上で大切な経験値だと思います。私が子供の頃、のこぎり,斧,熱湯,はんだごてなどで小さな怪我をしたものです。
開講式が終わると、新クラブ員と指導員は工作室に移ってお互いに自己紹介をしました。実際の工作は次回から始まります。
小学校の講堂で開講式 整列した新クラブ員達 指導員の自己紹介
この2~3年のコロナ惨禍のため、郷土館から小学校に移動して昔の暮らしなどについてお話をしています。今回は、今年度最後のその移動郷土館です。城南小学校の小学三年生に、昔の暮らしについて解説しました。子供達に理解しやすいように、私が小学三年生だった頃を中心に話をしました。
お話した内容は、昔の食べ物,遊び,災害,手伝い,結婚やお葬式,学校生活,病気,衛生,そして当時の服装などです。お話しただけでは伝わらないため、実際に使われた昔の道具を何点か持ち込みました。興味を引くように面白く楽しく解説しました。
手回し蓄音機から出る昔の音楽を、興味深く聞く
基本的にパワーポイントを使って解説しました。文字は少なくして画像を多めに入れました。そして、持ち込んだ昔の道具は、桶,ほぼろ,駆虫剤,電球,手回し電話,蓄音機,炭火アイロンなどです。
ほぼろは田布施町の伝統的なわら細工民具で、わらで作られた籠です。これらの中で一番説明に苦労したのが駆虫剤です。今の先生方も知らないようです。寄生虫である回虫を駆除する経口薬です。一番の人気は手回し蓄音機です、手回し演奏を始めると子供達が寄ってきました。
パワーポイントを使って解説 昔使われていた数々の道具