東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

大麦と裸麦の収穫

2008年06月01日 | 麦,穀類,雑穀
 久しぶりに晴天でした。初夏の日差しは真夏を思わせるような陽気です。今日は麦でも、大麦と裸麦の収穫をしました。大麦類は小麦に比べて2~3週間ほど成熟が早いため収穫もそれだけ早くなります。もたもたしていると、成熟した穂に雨があたって穂発芽します。こうなると品質が劣化して食べることができません。麦の収穫は天気との勝負です。

               収穫した大麦の束を手に抱えて


 麦類は米と違って研がないカマで根元を刈り取ると、根ごとスポッと抜けることがあります。よく切れるカマで刈り取らなければなりません。刈り取った麦は地面に置きます。ある程度束がまとまるとワラで結束します。刈り取った麦束は、雨に当たらないように納屋などに吊るして乾燥します。

    刈り取って結束した麦束           農作業小屋に吊るして乾燥
 

 収穫時期が遅い小麦は6月になって刈り取ります。しかし、その時期は田植えと作業が重なるためとても忙しい毎日となります。苗取り、代かき、麦刈り、田植えなど、6月は一年で一番忙しい季節です。それに梅雨の時期までもあるため、とても天候に敏感になります。

             来月収穫予定の小麦(だんだん褐色に色づく)


 大麦の一種である二条大麦も刈り取る予定でしたが、やや緑がかっていて未成熟に見えたので収穫は一週間程度ずらすことにしました。大麦を刈り取った株元にサツマイモの苗を移植しました。

   来週刈り取り予定の二条大麦     大麦の株元に植えたサツマイモ苗
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする