東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

49日に備えてお墓清掃

2012年07月06日 | 家族関連

 午後早くに、お墓清掃に行ってきました。明後日の亡父の49日に備えての掃除です。子供の頃、この墓地は今より荒れていました。倒れた墓や無縁仏と思われる小さな石だけのお墓など、草も所々生えていました。夜は怖いような墓地でした。もっと昔の江戸時代には、お寺は無くてこの地域の人たちの集合墓地だったとのこと。今は適度な管理がされているようで草も生えておらず、倒れたり割れたお墓はありません。

                   平生町竪ガ浜のお寺脇墓地                


 お墓は、周りのお墓に比べて小さく清楚です。先祖代々と言っても、私の父親が二代目になります。一方、私の母方は戦国時代から続くほどの古い家(村上水軍の一派とのこと?)です。母から10代ほどさかのぼれますが、太平洋戦争時の爆撃で古文書などを焼失してしまったそうです。母親が子供の頃に、蔵に槍や刀があったとのことです。実際私が小学生の時に、母親の実家を取り囲むように五輪石やお墓が続いているのを見たことがあります。

        麻里府海岸の砂と交換            取り除いた傷んだ花
 

 お墓の掃除のついでに、先日麻里府海岸で採収した砂を取り替えておきました。お墓の中を確認すると、一代目高橋,その妻(私の父方祖父の姉),そして養女(亡父の姉)の骨壺が入っていました。これら3人は、昭和初期~戦時中の満州で亡くなりました。写真で見た人達が、ここにいるのかと思うと不思議な感慨を覚えます。

                       ほぼ清掃を終えたお墓 

コメント (2)
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