亡父の初盆のため、妹夫婦からお盆提灯が贈られてきました。箱を開封すると「大内行灯」と書いてありました。妹の住む山口市はその昔大内氏が支配後に毛利氏に変わりましたが、この提灯の伝統文化は継承されたのでしょう。このお盆提灯は8月に飾るそうですが、試しに二つのお盆提灯を組み立てて飾ってみました。我家に元からある提灯は一つで、ぶら下げるタイプです。贈られてきた提灯は台に載せるタイプです。
妹夫婦から贈られてきたお盆提灯二つ
いい加減に組み立てると、後で元のように箱に仕舞うことができません。一つ一つの部品を箱から出して、仕舞い方を忘れないようにデジカメに記録しておきました。最初に提灯を支える台を組み立てました。三つの足からなる台です。
部品を順番に並べて確認 三つの足からなる台を組み立て
次に、三つの足からなる台に電球を取り付けます。昔は電球ではなくろうそくでした。ろうそくより電球の方が、危険性が無い上にスイッチ一つで点灯消灯できます。電球を取り付け終わると、蛇腹状の紙製提灯を本体を取り付けます。そして、提灯を支える支柱二本を取り付けます。
電球と提灯を取り付け 提灯を支える支柱二本を取り付け
最後に、飾りを取り付けて組み立て終了です。なお、提灯は二つ贈られてきたため、もう片方も組み立ててみました。一個目の経験があるためか、二個目は比較的簡単にしかも早く組み立てることできました。二個のお盆提灯を仏壇前に飾ってみました。そして、提灯の電球に光を灯して天井の照明を消しました。すると、提灯だけの照明になり仏壇や遺影などがほんのりと浮かびあがるように見えました。お盆は8月からのため、すぐに元のように箱に仕舞いました。8月になったら組み立てて飾ろうと思います。
二つのお盆提灯で仏壇や遺影を照らす