先月、遅れて種をまいたニンジンがだいぶ大きく育ってきました。ニンジンは発芽がとても難しいのでいつも種まきは慎重に作業します。特に、種まき後に土が乾燥したり、多雨で発芽しないことが多々あります。今回は成功しました。その後、2度ばかり間引きをしたため、ニンジンとニンジンの間は適度な隙間が空いています。昨日来た台風で心配していましたが、特に何事もなく葉が立っています。
雑草を適度に取り、間引きしたニンジン
ニンジンの害虫はアゲハチョウの幼虫です。卵から孵った幼虫は黒いのですが、最後には緑色になります。種まきが遅かったためか、アゲハチョウの幼虫は今のところ見つけることができません。これからはどんどん寒くなるため、さらにアゲハチョウの幼虫が育ちにくいでしょう。もしこれで、ニンジンが順調に育って立派なニンジンを収穫できるようであれば、来年も同じ時期に作ってみようと思います。チンゲンサイ,白菜,キャベツは害虫にやられています。寒冷紗を使ったり、種まき時期をずらしてみたりと、農薬を使わないで野菜を育てる方法をいろいろ試しています。
根が太くなり始めたニンジン
ところで、夏に種芋を植え付けた秋ジャガイモ(品種:アンデス)がだいぶ育ちました。最初、三つしか芽を出しませんでしたが、残り四つも遅れたもののちゃんと芽を出しました。来月収穫できそうです。そして、ヤーコンも収穫時期を迎えました。葉がだいぶ茂っています。この芋は不思議な味と食感です。薄甘い味で、さくさくした梨を思わせる食感です。薄甘い大根とも言えるでしょうか。でんぷん質ではない芋です。
来月収穫予定の秋ジャガイモ 不思議な味と食感のヤーコン
バケツに種まきした赤米が穂を出し始めました。この赤米は私が東京に住んでいた頃に田んぼで栽培していた古代米です。東京に住んでいた当時は赤米をたくさん栽培していました。箱苗作り,田植え,稲刈り,脱穀,籾摺り,そして精米して食べていました。この赤米は、背が高いため台風などでよく倒れました。。今は水田が無いため、種継ぎ用に毎年バケツで数株を育て続けています。
バケツで育てている古代米(赤米)が出穂