東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

真冬の我家で咲いている数少ない花

2016年02月15日 | 花,野草

 真冬の今、我家で咲いている花はわずかです。一番鮮やかに咲いているのは花色が赤と白が腑になった椿です。子供の頃、学校帰りに椿の花を取っては蜜を吸っていました。僅かな甘みが美味しかったものです。今の子供は、汚いといって吸おうともしません。今の世の中は、だんだん人間と自然との距離が開いているようです。そのうち、古典などの和歌や俳句などに歌われている季節感が、日本人から失われていくのかと思うと少し悲しく思います。

             赤と白が腑になった椿の八重の花びら


 我家には、白色の椿もあるのですが、まだつぼみのままです。ところで、椿以外の花を探してみると三つありました。一つ目は菜の花です。菜の花は春の花のはずですが、暖冬の影響か咲いています。二つ目は黄花のオキザリスです。そして、タンポポです。寒いのか、タンポポは背が低いまま咲いていました。暖かくなるほどに背を高くして咲きます。

   暖冬のためか菜の花      黄花のオキザリス     背を低くして咲くタンポポ
  

コメント
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