尾根に出てしばらく西方面に歩くと、見晴らしが良い広々とした虎ヶ岳頂上に到着しました。眼下正面に光市街を一望に見渡すことができます。東の方向を見ると、柳井市の琴石山,光市の石城山,平生町の大星山,上関町の皇座山,田布施町の行者山や呉麓山などがくっきりと見えました。西を展望すると、下松や徳山市街がよく見えました。もちろん、周防灘も見えました。その周防灘のその向こう側に、四国や九州の山々がうっすらと見えました。
虎ヶ岳頂上から見下ろした光市街や島田川
頂上に着いたのは12:00頃でした。まだ時間的余裕があると思ったため、虎ヶ岳から烏帽子岳まで行きました。片道30分位です。しかしながら、アップダウンが意外に多く疲れてしまいました。やっとの思いで烏帽子岳に着きました。烏帽子岳頂上はやや狭く10人以上が座るには狭いと思いました。さらに西方面に10分程度歩くと、下松の名前のもとになったと言われる降松神社や妙見石祠があります。しかし、行くのは止めました。烏帽子岳で景色を堪能した後、30分位かけて再び虎ヶ岳頂上に戻りました。
狭い烏帽子岳頂上 アップダウンが多い尾根 烏帽子岳と虎ヶ岳を往復
虎ヶ岳頂上に戻ると、絶景を楽しみながら昼食をとりました。これまで何度も田布施周辺の山に登っているため、どれがどの山かすぐに分かります。お互いに山の名前を言い当っこしました。虎ヶ岳頂上は広々としているため、大人数でも座ることができます。本番ウォーキングでは、この虎ヶ岳頂上で昼食休憩を取ることに決めました。なお、烏帽子岳やその向こうの降松神社へは、1時間以上のロスとなるため、本番ウォーキングでは割愛することにしました。
絶景を楽しみながら昼食休憩を取った虎ヶ岳頂上
頂上を午後14時頃に出発しました。虎ヶ岳頂上から渓月院に向けて、だらだらとした下り尾根を歩きました。思っていたよりも尾根道は展望がありません。同じような林の中を延々と歩くため飽きてしまいます。下る途中で定光寺方面や観音寺方面へ下る道が分かれていました。しかし、迷わず渓月院へ下りました。
展望が無い林の中を、延々と渓月院に向かって下る
尾根道から分かれ、周防の森方面へ下る道がありました。その道の200m先に展望台があるとのことで下ってみました。しかし、だいぶ高度を下げないと展望台がないことが分かりました。展望台からまた元の尾根道に戻らなければならないため、展望台へ行くことは諦めることにしました。この虎ヶ岳尾根は歩きがいのあるルートです。土日の休日には多くの人が虎ヶ岳に登るようですが、すれ違った人が一人だけでした。
今回下見をした虎ヶ岳のウォーキングコース