尾国の加茂神社を過ぎると、上関町の志田に入りました。ここにも神社があるので立ち寄りました。他の神社のほとんどが丘の上にあるのに、この神社は平地にあります。ここに高校時代の同級生A君がいました。彼のお姉さんが、偶然にも私と同じ会社でした。入社時の新人担当をしていたように思います。とても明るく少しお茶目なお姉さんだったように覚えています。今はどこで暮らしているのでしょうか。会社があった横浜か、それとも山口県に戻っているのでしょうか。
志田の大歳神社 室津の稲荷神社 頂上にあるお社
続いて、室津に行きました。ここには、立派な石階段がある稲荷神社があります。そして、その神社の裏山にもお社があります。長い石階段を登ると、稲荷神社特有の赤い鳥居が並びます。その稲荷神社のさらに上に、忠魂碑と広場があります。ただし、誰も管理していないのか、広場は草が生え放題でした。
鳩子の湯入口の厳島神社 南陽霊場五十四番 霊場六十九番のお堂
加茂神社の石階段を降りると、鳩子の湯に行きました。ただし、今回は温泉が目的ではありません。その入口傍に鎮座する厳島神社を訪れるためです。いつもは通り過ぎてしまう石鳥居と祠です。続いて、上関半島を反対側へ回りました。神社ではないのですが、南陽八十八霊場第五十五番札所に行きました。毎年晩秋に般若寺のFさんが主導して南陽霊場周りをされている札所の一つではないかと思います。
千葉稲荷神社から大津や周防大島を見て
次に何の霊場か分からないお堂に寄りました。安置されているお地蔵様に第六十九番と刻んである不思議なお堂です。このお堂を過ぎて、海にせり出すようにそびえる山の頂にある千葉稲荷神社に行きました。その昔は城だったそうで、所々に石垣があります。言い伝えでは、源平合戦時にたくさんの人が亡くなったとか。千葉稲荷神社からは皇座山の白鳥稲荷神社が小さく見えました。時間が迫っていたため、今回は皇座山の白鳥稲荷神社には行けませんでした。そのため、千葉稲荷神社から皇座山の白鳥稲荷神社に向かってお祈りしました。
千葉稲神社のお社 皇座山の白鳥稲荷神社 大津の矢櫃神社
源平合戦で亡くなった方を弔ったのが、近くにある大津の平家塚です。八百年近く大津の方が守り続けてきたそうです。その昔、上関周辺では平氏と源氏が激しく戦ったようです。柳井や平生にも源平合戦に関わる史跡や言い伝えが残っています。次にトンネルを抜けて平家伝説の残る柳井市池の浦に入りました。
初詣のために通った、麻郷,平生町,上関町,柳井市のコース