東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町 竹部、御蔵戸方面ウォーキングの下見(2/2)

2017年09月01日 | 歴史探訪他ウォーキング

 西竹部公会堂を出ると、稲荷山古墳に行きました。稲荷山古墳は地元では稲荷神社として祀られています。稲荷山古墳の手前には石鳥居が建っています。また、古墳の石室前はちょっとした広場になっているため、かつてはお社が建っていたのかも知れません。今は石室奥に神棚があり祀られています。石室前の広場は綺麗に掃かれているため、竹部地区の方々がこの古墳兼神社を守っているのだと思います。

  稲荷神社の石鳥居     稲荷山古墳の石室     東漸寺門の目の前は線路
  

 稲荷山古墳を後にした頃、12時前になっていました。そのため、次に訪れる東漸寺で昼食休憩を取ることにしました。この東漸寺、今はご住職はおられないようです。誰もいない境内の木陰に腰を下ろして休みました。このお寺の門の目の前に線路が走っています。そのため、電車がひっきりなしに通ります。うるさいほどです。かつて、この線路でご住職が引かれて亡くなったそうです。門の数m前に線路があり、しかも見通しが悪いのです。この事故以来、この近くを通る電車は必ず警笛を鳴らすそうです。

    誰もいない静かな東漸寺、時々轟音をたてて電車が目の前を通過


 朝は涼しかったのですが、お昼を過ぎたころから猛暑になってきました。次に東漸寺の裏山に登りました。裏山には荒神社と大田資直の石碑があります。汗を拭きながら山道を登りました。15分程度登っていると最初に荒神社の石鳥居がありました。さらに山道を登ると荒神社と大田資直の石碑がありました。大田資直は奇兵隊で活躍した人で、明治以降はこの竹部で暮らしたそうです。今、彼が暮らした屋敷はありません。

  荒神社の石鳥居      大田資直の石碑      御蔵戸のお地蔵様
  

 大田資直の石碑を過ぎると、平坦な山道をどんどん進みました。すると、後井古墳傍の舗装道路に出ました。今回は後井古墳には行きませんでしたが、本番ウォーキングでは寄るかも知れません。続いて、舗装道路をどんどん歩き御蔵戸地区に入りました。舗装道路の照り返しが強く、とてもとても暑かったです。額の汗が乾いて塩をふくほどです。また、手で顔をぬぐった時、その塩が目に入って痛い事!

            御蔵戸古墳に向かう小道を歩く


 御蔵戸地区に着くと、最初に道脇のお地蔵様を見学しました。続いて、御蔵戸古墳に行きました。今はこの古墳への小道が整備されていますが、かつては整備されていませんでした。そのため、藪をこきながらやっとの思いで古墳にたどり着いていました。古墳内を見学すると、この古墳がある山に続く尾根筋にある御蔵戸稲荷社に向かいました。

  御蔵戸古墳の石室      稲荷社に向かう山道    半壊の稲荷社
  

 御蔵戸の稲荷社は一度来たことがあるのですが、登り口をすっかり忘れていました。それでも無理に藪こぎしながら山道を進むと、半壊した稲荷社がありました。以前来た時には屋根全体にブルーシートが被せてありましたが、そのブルーシートが半分外れており屋根が一部落ちていました。この稲荷社のお世話をする人がいないのでしょう。残念なことです。稲荷社を降りると、田布施駅に向かって戻りました。そして喫茶オアシスに入りました。私が頼んだクリームソーダの美味しかったこと!あまりに猛暑だったので、より美味しかったのでしょう。下見ウォーキングに参加された方々、猛暑に中、本当にお疲れ様でした。

      今回下見ウォーキングした竹部地区と御蔵戸地区

コメント
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