東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

紅花の種を蒔いて苗づくりを開始

2017年09月29日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 もうすぐ10月です。10月から11月にかけて一気に寒さが襲ってきます。10月中旬過ぎての種まきは遅すぎます。例えば、10月中旬以降に白菜の種を蒔いても、葉は育っても巻くことはありません。よほど早生な白菜でないと育ちません。そのため今、秋冬野菜の種まきなどを他の作業よりも優先しています。

 夏に採種した紅花の花から種を取る       紅花の種、これを播種
 

 夏に収穫した紅花の花から種を取り出しました。紅花の苗を育てるためです。その種を4 x 4の苗箱に蒔きました。一つの箱に2つの種を蒔きました。紅花の苗づくりは初めてです。育てた苗を11月頃に畑に植え付けるつもりです。春に種を蒔くよりも、秋に種をまいて冬越しした紅花の方か大きく育つとのこと。そして、春作よりも大きな花が咲くようです。

    種を箱苗の土の上に置く           種を指で押し込む
 

 箱苗に種を蒔くと、その上からジョロで水をまきました。おそらく1週間後頃には芽生えると思います。植え替えする11月頃には高さ5~10cm位に育てればいいかなと思います。紅花の苗を育てるのは初めてですので、この秋は試行錯誤の育苗になると思います。さて、育苗や植え替えがうまくいき、来年の初夏には染色できるほどのたくさんの紅花の花が収穫できるでしょうか。

           種を蒔いた後にジョロで水をまく

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