出穂した稲の穂を手に取ってよくみると、一部の穂はすでに乳熟期に入っていました。籾を指でつぶすと白い乳汁がじわりと出てきました。急いで田んぼに防鳥網で覆わらなければスズメなどの害鳥が襲来します。すでにMさんが東西方向のロープを張っていたので、残り南北方向のローブを張ることにしました。
巻かれたロープをほどく 南北方向にロープを張る
この時期は毎年のように、乳汁を吸うためにスズメなどの害鳥が大量に襲来します。乳汁を吸われるとその籾はもうお米になりません。お米にならないだけでなく、こぼれた乳汁が穂や葉についてカビが生えます。すると病気が蔓延するなどの二次被害が発生します。
田んぼの縦横に、ます目状にロープを張る
ロープを張り終わると、網がスムーズに貼れるように支柱の上にペットボトルなどを載せました。専用の器具もあるのですが、高価なため一部はペットボトルで代用しています。多少加工する手間はかかりますが、ペットボトルならば実質無料で手に入りますので。
ペットボトルをハサミで加工 ペットボトルを支柱に被せる
巻いたロープ,支柱,ペットボトル,ハサミなどの工具を持って田んぼの中に入りました。両手がふさがっているのと、田んぼがぬかるんでいるため長靴が脱げそうになり何度も転びそうになりました。誤って稲を何株か踏んづけてしまいました。
支柱の上に被せたペットボトル、これが一番良い
ここの田んぼは一番街に近い位置にあります。このため、街のスズメが一番襲来しやすい田んぼです。ここの田んぼを食べつくすと、次に離れた田んぼに移動します。このため、一番奥にある田んぼは網を張らなくても食べられる心配はありません。
農協で購入した器具 「午後の紅茶」ペットボトルも利用
南北ロープ張り作業、そしてペットボトル加工と支柱載せ作業は午後7時頃に終わりました。8月下旬にもなると午後7時頃になると暗くなります。少し草刈り作業をしようとしたのですが、暗くなってきたので帰宅しました。
ロープを張り終わり、支柱の上にペットボトルなどを載せ終わった田んぼ
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