東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

山口産ウールを紡いで座布団を試作(5/14)

2022年03月04日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 座布団を作ろうと空いた時間にせっせと毛糸を紡いでいます。すると、足踏み紡ぎ機のボビン1巻分を紡いだところで羊毛が無くなってしまいました。量的に、もうボビン1巻紡ぎたいところです。そこで、あらたに原毛を洗浄することにしました。いただいた原毛から綺麗なものを選び出しました。そして、洗剤で押し洗いし、温水でその汚れた洗浄液を洗い流しました。それを数回繰り返した後、網の中に入れて風通しの良い場所で自然乾燥しました。

         風通しの良い場所で、洗浄した羊毛を天日乾燥


 原毛はいろいろな汚れが付いています。まずは羊自身の皮脂が付いているため、触ると少しべたべたします。羊が寝転んだりした時の泥や砂などが付いています。さらに、枯草,籾殻,そして木材のチップなども付いています。これら全ても洗い流さないといけません。しつこく毛に絡みついた枯草や種などは洗浄後に櫛やピンセットなどで取り除きます。

  ボビン1巻分の毛糸      原毛を選別      洗剤で洗浄中
  

 今は冬なので洗浄するための温水確保が大変です。温水器が無いため、いちいち湯を沸かしながら適温になるように薄めています。また、水で洗浄液を洗い流す時、冷たいため手が痛くなります。温水器が使える公民館で原毛を洗浄したことがあります。この時のように、温水が自由に使えると原毛の洗浄がずっと楽になるのですが。

    何度も洗浄液を洗い流す        風通しの良い場所で乾燥
 


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