東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

山口県へ帰省(5)、田布施地域交流館の調査

2012年03月16日 | 家族関連

 田布施地域交流館に行ってみました。地元の野菜や食材を販売している道の駅のような交流館です。私もこの4月に山口県に帰って農作業しようと思っているので、うまく野菜などが作れればこの交流館で販売などができればと思っています。いろいろ規則などがあると思うので、その参考にと思ってやってきました。

                  田布施地域交流館の正面


 この交流館は帰省のつど寄っているのですが、いつも午後だけです。午前中に野菜などは熟れきれるようで、午後は人が少なくて状況がよくわかりません。そこで、今回は午前10時頃に行ってみました。すると、思っていたとおり、展示されている野菜の数も多く、購入するためにきた大勢の人がいました。とても賑やかでした。

     入口前の陳列コーナー            加工品のコーナーとレジ
 

 一番よく観察したのは野菜陳列コーナーでした。一番多かったのは代表的な冬野菜であるホウレンソウでした。ただ、どのホウレンソウも大きく育ったものばかりでした。都会で多い、小さめのものはありませんでした。小松菜もありました。代表的な野菜であるキャベツは売り切れたのかありませんでした。野菜の品種数は多くなく偏っているようでした。レタスや青梗菜などを陳列すれば売れるかもしれません。

            野菜の陳列コーナー、ホウレンソウが圧倒的に多い

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山口県へ帰省(4)、トラクタ耕運

2012年03月15日 | 家族関連



 数年前から放置された畑が何か所かあります。高く伸びた枯草が残っているため、どうやって耕運しようか思案しました。本来ならば、枯草を刈り取ってから耕運すべきです。しかし、枯草を片づける時間的余裕はありません。そこで、畑の一角を試しにトラクタだけで除草・耕運してみることにしました。

      シャベルで枯草を押し倒す        全ての枯草を北方面に押し倒す
 

 枯草が生えているままロータリーで耕運すると、必ず枯草がロータリーに巻きつきます。このため最初、トラクタ前面に取り付けているシャベルを地面すれすれにおろします。次にそのシャベルを地面に押し付けるようにしながら、全ての枯草を北に向けて押し倒しました。

             北側に押し倒した枯草畑を北から南に向かって耕運中


 続いて、畑を北の端から南に向かってロータリー高速回転させながら耕運してみました。すると、思いのほかロータリーに枯草が巻きつくことなく耕運することができました。畑はこの方法でなんとかなるでしょうが、10年近く放置した田んぼは向こう側が全く見えないほどアシが生い茂っています。今回の方法でうまく耕運できるでしょうか。

             2回目の耕運は南から北に向かって耕運


 今回の帰省は5日間だけです。このため、耕運できた畑はほんの一角だけです。4月上旬に山口に帰った後、たくさんある畑を少しずつでも元のような畑に再生しようと思っています。広い山の笹刈りなどもあるので、私一人では大変です。3年程度をかけて屋敷周り,山,果樹園跡,畑,田んぼ,竹林などを整備しようかと思っています。

       耕運する前の枯草畑            今回耕運した後の畑
 

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山口県へ帰省(3)、畑の耕運

2012年03月14日 | 家族関連



 帰省してからの空いた時間を利用して、家の前に広がる畑を耕運をすることにしました。最初、雑草が少ない個所を耕運しました。去年父親が立てた支柱を取り除いて、温室キャップを取り除いてから耕運スタートです。

  去年から残る支柱、温室キャップ          畑に残った温室キャップ2個
 

 使用した耕運機は、去年の冬に東京から運搬した耕運機の一つです。小回りが利き容易に使える耕運機です。家庭菜園などの比較的小規模向きです。しかし、耕運能率が悪いので時間ばかり過ぎていきます。このため、明日はトラクターを使って一気に耕運してみようと思います。

         使い方は簡単ですが、耕運能率が悪い小型耕運機で耕運作業


 この耕運機を使っていると、急にエンジンが不調になりました。不調の兆候から、燃料がかぶるかススがプラグに溜まったようです。すぐにプラグを抜いて調べてみました。案の定、プラグがススが真っ黒になっていました。チョークを戻し忘れてエンジンを動かし続けたのが原因でした。この耕運機はチョークの位置が分からないのが欠点です。

      不調エンジンのプラグを抜く      ススで真っ黒になったプラグ
 

 ススを取り除く方法として、ススを焼去する方法をとりました。ススで覆われたプラグ先端にバーナーの炎を当てて真っ赤に熱しました。10分程度熱するとだんだんススが取れて、プラグの金属地肌が出てくるようになりました。ススが取れたことを確認してプラグ冷やしました。これでエンジンが元気に動くようになりました。

          プラグ先端にバーナーの炎を当てて、先端を真っ赤に熱する

 エンジンが快調に動くようになったため、再度畑を耕運しました。雑草があまり生えていない個所を中心に耕しました。今回耕した場所には、4月か5月に夏野菜の種を植えます。畑は他にもあり、これまで耕作してきたユギ・ファームよりはるかに広い畑のため作付をどうしようか考え中です。田んぼ,雑木林,果樹園,竹林などもあり悩みの種です。

              夏野菜の種をまく予定の畑を、のんびりと耕運

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山口県へ帰省(2)、病院へ見舞いほか

2012年03月13日 | 家族関連

 帰省した次の日、前回帰省時に入院した父親を見舞いに行きました。初入院は平生クリニックでしたが、提携する光輝病院に転院していました。この病院は約30年前(1980)に建設された病院です。瀬戸内海に面する山頂に建設されている風光明媚な病院です。普通の総合病院ではなく療養を目的とした病院のようです。町から離れていためバスが欠かせません。

      光輝病院の玄関            入院している父親
 

 父親はこの病院の建設当時、町会議員をしていた関係で設立に関わっていたようです。このためか、自分が関わったこの病院への入院を喜んでいるようで安心しました。なお、父親を見舞っていた時、ある患者が入浴に抵抗しているのを見かけました。介護員が困っていたようなのでその患者との間に割って入りました。どの病院ににも乱暴な患者がいるものです。

        お米を籾摺り精米でき、かつ麦を精麦できる機械


 病院から戻ると、我家の農作業小屋内を見回りました。4月から使う農業機械を確認しながら点検しました。その中の一つ、10年ほど前に購入した精米精麦機を点検しました。この機械はお米を籾摺り精米できる上に、大麦も精麦できる珍しい機械です。まだ精麦に使ったことはありません。来年大麦を作って試してみようと思います。

    モーターの始動テストOK        精麦するための部品
 

 追伸、上記精米精麦機の型名などです。ご参考まで。※まだ製造しているかは分かりません。



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山口県に帰省(1)、約1ケ月ぶりに

2012年03月12日 | 家族関連



 3月7日に山口県に帰省しました。いつも帰省するのはお正月前後か夏でしたが、今回は1月に帰省した後、約一カ月の最短期間で帰省しました。これだけ最短期間で帰省したのは、高校卒業後約40年間一度もありませんでした。なお4月上旬に再度帰省しますが、その時が最後の帰省となる予定です。

     最初に乗った京王線堀之内駅     広島駅、乗り換えのため下車
 

 毎回の帰省のとおり、最初京王線の堀之内駅から乗り、橋本でJRに乗り換え、新横浜駅に行きました。新横浜駅から新幹線に乗り、広島でこだまに乗りました。この広島駅ではよく下車しました。そして、昼食をとったり市内を散策したものでした。今回は下車せずこだまに乗り換えて徳山駅で下車しました。

            新幹線をいったん下車した広島駅、以前はここでよく休憩


 徳山駅からはローカル線で田布施駅まで行きました。そして、やっと電車から解放です。田布施駅からは歩いて自宅まで行きました。田布施駅から自宅までは約3Km、中学生の時に徒歩通学したコースをたどって歩きました。上京してから約40年、中学生や高校時代に過ごした頃の記憶をたどりながら、当時と今の違いを確かめながら歩きました。

    徳山駅からローカル線に乗り換え        到着した田布施駅
 

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古い日立製トランジスタラジオ TH-660の修理(5/10)

2012年03月11日 | 古ラジオ修理工房

この日立製トランジスタラジオ TH-660の修理履歴です。それぞれをクリックしてください。

  修理( 1/10) 修理( 2/10) 修理( 3/10) 修理( 4/10)
  修理( 5/10) 修理( 6/10) 修理( 7/10) 修理( 8/10)
  修理( 9/10) 修理(10/10)

 ボリュームのガリは相変わらずですが、電池を入れてスイッチを入れるとラジオ放送を受信できるようになりました。ただ、音が小さい上に周波数が高い放送局しか受信できません。何処かが故障しているようです。最初に、どの程度受信周波数がずれているのか調査してみました。

            受信可能周波数を調査している途中のTH-660


 調べるために標準的な電波を出すSGを使いました。まず、受信する周波数の範囲は910KHz~1,890KKzでした。普通540KHz~1,600KHzですので300KHz程度高い方にずれています。周波数発振変換関連が故障しているようです。

         受信可能な最低周波数         受信可能な最高周波数
 

 トラッキング調整してみようと思いましたが、中間周波の調整窓がろうでふさがれてます。また、小型ラジオのためとても精密に作られており調整に失敗すると逆に悪くしてしまいます。そこで、調整する前にできるだけ原因を絞ってみることにしました。

        丸内が中間周波段などの調整窓、ろうでふさがれている


 原因調査のためには、どこがおかしいか突き止める必要があります。OSCの発信周波数が合っているか、誤った高調波が中間周波数に出ているのではないかなどです。そのためには、もう少し部品を細かく調査して、周波数変換回りの回路図を作ってみようと思います。また、調査中に電線が外れても元に戻せるように配線図も調査しようと思います。

        OSCコイル調整窓          SP側に半田付けされている線
 

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平山城址公園の西園を散策

2012年03月10日 | イベント,行事



 先日、平山城址公園の東園を散策してきました。今回は、東園の西側につながる西園を散策してきました。西園は古くからあったので、20年位前から犬の散歩などでよく散策しました。しかし、犬が死んでからは行かなくなりました。約10年ぶりの西園でしょうか。

        左上丸は堀之内里山保全地域、左丸は東園、右太丸は西園


 平山城址と呼ばれるように、この公園には昔は城があったようです。切り立った崖に囲まれた尾根道が続く山は当時の城には最適だったのでしょう。なお、作られたのは戦国時代ではなく平安から鎌倉時代のようです。また、戦国時代のような石垣を作り天守閣があるような立派な城ではなかったようです。

          平山城址公園西園の入口、動植物の説明と地図の立札


 この西園i入口から30mのところに、平山季重(ひらやますえしげ)を祭った小さな神社があります。とても小さな神社で、むしろ祠に近い大きさです。しかし、800年も昔から地元の方が守ってきたのか綺麗に清掃されていました。そばに、とても幹が太い木(スダジイでしょうか)が一本立っています。

          平山季重を祭った小さな神社、神社を覆うように大木が茂る


 神社を見終わってから平山城址公園西園に入りました。東園と異なって急な階段がどんどん続いています。あちこちに休息用のテーブルやイスがあります。私もだいぶ前にボーイスカウトか何かでバーベキューに来たことがあります。このように西園はだいぶ前から子供達の野外活動としてよく使われてきました。

      通り道に休憩用のテーブル            公園の一番下には池
 

 公園をどんどん下の方に向かって歩いて行くと、小さな池がありました。水が湧いているのか、水が流れる音が聞こえてきます。魚はいないようですが、カエルの産卵場所にはなっているのではないかと思います。夏はうっそうとてしていますが、冬は木々が落葉して明るい公園になっています。

                静かに水が流れている水たまりのような小さな池


 池付近は東京薬科大学に接しています。以前この公園によく来ていた頃、この公園を突っ切って東京薬科大学内の道に出て我が家に帰っていました。池から尾根道に向かって歩いて行くと、ほど良いスロープの道に出ます。この道を通っていると、あちこちで笹を刈っている途中の斜面を見かけました。今、この公園は整備中のようです。

   ゆったりとしたスロープを登る       あちこちで笹を刈り取っている最中
 

 スロープを登りきると尾根道に付きます。尾根道を100mばかり西に歩くと展望台に出ました。20年ほど前、この公園の北に面した日野市や八王子市を見下ろすことができました。しかし、木々が茂って邪魔をして遠くまで景色を堪能することができなくなってしまいました。ちょっぴり残念です。

           日野市や八王子市を見下ろすことができる展望台


                 茂った木々が邪魔をして、景色はあまり良くない


 展望台からの尾根道を東に引き返すと、この公園の再びスタート地点に付きます。この西園は古くからあるので、トイレなどの施設は充実しています。トイレ前のテーブルで10分位休んでから自宅に帰りました。2時間程度の散策でしたが、ほどよく汗が出た上に気晴らしになりました。

        木の階段をゆっくりと歩く       トイレ前テーブルで少し休憩
 

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古い日立製トランジスタラジオ TH-660の修理(4/10)

2012年03月09日 | 古ラジオ修理工房

この日立製トランジスタラジオ TH-660の修理履歴です。それぞれをクリックしてください。

  修理( 1/10) 修理( 2/10) 修理( 3/10) 修理( 4/10)
  修理( 5/10) 修理( 6/10) 修理( 7/10) 修理( 8/10)
  修理( 9/10) 修理(10/10)

 前回このラジオの電池を受ける端子を磨きました。その結果、接触不良が治って電源がちゃんと入るようになりました。端子を磨いていて妙なことに気が付きました。電池を入れる半透明の筒は二つあるのですが、片一方の筒がずれてしまうのです。その結果、電池の端子とラジオ側の端子が微妙にずれてしまうのです。

                 電池を入れる筒の位置、下の筒がずれる


 筒には電池に位置を決める突起があります。このため、筒がずれるとその突起の位置がずれて電池の位置がずれます。すると、電池の端子とラジオの端子がずれてしまい、ちょっとした振動で接触が悪くなります。筒の設計不良ではないかと思います。

                  ずれてしまった電池の筒、振動で接触不良に


 私が思うに、ずれる側の筒の長さは5mm程度長くなくてもいけません。または、ずれても筒の突起部分がちゃんと収まるようにラジオ本体が設計されていなければなりません。販売当時は問題にならなくても、数十年使用するうちに接触不良が潜在化する構造です。あまり見たことがない電池挿入方法をとるラジオです。このような欠点が分かったのか、その後のラジオには採用されていない電池挿入方式です。

         正常な電池の筒位置        筒がずれて端子位置ずれ
 

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無線LAN(WiMAX)の我家への導入

2012年03月08日 | パソコン,電子機器

 我家ではISDNからADSLに切り替え以降、無線LANを使用しています。しかし、単に電話口(ADSL)からパソコンまでを無線で繋いでいるだけです。本当はWiMAXを使用したかったのですが、八王子の山影にある我家はWiMAXの電波が届きません。最近ADSLでは遅くて不便なため、光ファイバーに切り替えようと電気屋さんを訪れました。店員さんといろいろ話をしました。するとWiMAXルーターの性能が上がったため、我家でもWiMAXが使えることが分かりました。

            今回購入したWiMAXルーター、2階の窓際に置く


 さっそくWiMAXルータを購入しました。しかし、我家はWiMAXの電波が届きにくいのか1階ではWiMAXルータは使えませんでした。がっかり。それではと、2階に上がって窓際にWiMAXルータを置きました。すると、うれしいことに繋がりました。WiMAXルータを2階の窓際に置いて、そのルータからの電波で1階に置いたデスクトップパソコン,iphone,そしてノートパソコンをインターネットに繋いでいます。特にiphoneとパソコンを混成使用するならばWiMAXルータが一番だと思います。

         1番上は従来の無線LAN、下2つはWiMAXルータからの電波

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古いSONY製トランジスタラジオTR-731の修理(3/7)

2012年03月07日 | 古ラジオ修理工房

このSONY製トランジスタラジオTR-731の修理履歴です。それぞれをクリックしてください。
  修理(1/7) 修理(2/7) 修理(3/7) 修理(4/7)
  修理(5/7) 修理(6/7) 修理(7/7)

 このトランジスタラジオの見た目に明らかに故障している個所を最初に修理することにしました。故障個所は破損した電界コンデンサです。このコンデンサは頭頂部が欠けているためおそらく容量が抜けていると思われます。この破損した電界コンデンサを見るとコンデンサの構造がよく分かります。

             頭頂部が欠けている破損電解コンデンサ(丸の部分)


 この破損したコンデンサを正常なコンデンサと交換することにしました。ストックしている電界コンデンサを探すと、色も形も値(100μF 6.3V)も同じものを探し出すことができました。同じメーカーのものかも知れません。試しにテスターを使って調べると、探し出した交換用のコンデンサは正常です。

       破損した電界コンデンサ      色も形も値も同じ交換用電解コンデンサ
 

 トランジスタラジオは、真空管ラジオと比べて修理がとても面倒です。その理由の一つは、プリント基板を使っているため回路基板の裏側の配線と表の部品の位置が分かりにくいことです。部品を交換中に、全く別の部品の足を外してしまうことが多々あります。この間違いを犯さないように何度も基板の裏表を確認します。

              交換する電界コンデンサの基板の裏側(丸が位置)


 電解コンデンサに限りませんが、最初に部品の足を外します。他の部品を痛めないように半田吸収器を使って目的の部品の足元の半田を取ります。そして、破損した部品を取り外します。

    破損したコンデンサの足二つ      コンデンサを取り外した後の穴二つ
 

 破損したコンデンサを外すと、その跡に穴が二つ残ります。この二つに正常なコンデンサの足を挿入します。プラスとマイナスを間違えないようにします。そして、その足を半田付けします。これで、電界コンデンサの交換完了です。取り外した破損電界コンデンサをテスターで調べると容量が抜けておりわずかな抵抗がありました。その後、このラジオに電源を入れてみましたが、ザーザーと音がするだけでラジオ放送は聞こえません。まだまだ故障個所があるようです。

                  丸内は、交換後の電界コンデンサ

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カエルが田んぼに産卵

2012年03月06日 | 生き物

 田んぼに行ってみると、もうカエルが産卵をしていました。まだまだ雪が降るような寒い時期なのにカエルの世界も大変ですねえ。ただ、寒いからの良い利点もあるのでしょう。卵にとって悪い病気も天敵も少ないこの時期がやはり産卵に適しているのでしょう。

                  田んぼの水に産卵されたカエルの卵 


 今年は去年より寒いので少しばかり産卵が遅れました。去年は2月の後半でした。産卵するカエルも寒さに合わせて産卵適期を決めるのでしょう。なお、卵塊の形状はつぶつぶです。カエルについては知識がないので良くは知らないのですが、少なくともヒキガエルではなさそうです。ヒキガエルはひも状の卵塊ですので。アカガエルの卵でしょうか。

       二つ仲良く並んだ卵塊        寒いため藻が少なく、卵塊が丸見え
 

 カエルが産卵した田んぼは、「冬水田んぼ」と呼ばれる田んぼです。一般的に田んぼは冬の間は乾燥します。しかし、この田んぼは冬の間も水をひたひたにします。この田んぼを管理している「多摩丘陵の自然を守る会」の方々の話だと、自然保護のための一つの方法とのことだそうです。

          冬でも水を張っている冬水田んぼ、いろいろな小動物が生息

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古い日立製トランジスタラジオ TH-660の修理(3/10)

2012年03月05日 | 古ラジオ修理工房

この日立製トランジスタラジオ TH-660の修理履歴です。それぞれをクリックしてください。

  修理( 1/10) 修理( 2/10) 修理( 3/10) 修理( 4/10)
  修理( 5/10) 修理( 6/10) 修理( 7/10) 修理( 8/10)
  修理( 9/10) 修理(10/10)

 電源が入ったり入らなかったする故障は、ほとんどの場合接触不良が原因です。このラジオの場合は、電源である電池の接触不良と思われました。古いラジオの場合、その接触不良の原因が電池の漏液による錆です。このため、電池のプラスマイナス端子に接触する接点を磨いてみることにしました。

              2個の電池が接続する4個所の接点


 ラジオには単三電池を二本入れますので、接点は4個所になります。この4個所を手持ちグラインダーで磨いてみました。グラインダー先端に鉄ブラシを取り付けて高速回転させて磨きました。複雑な金属面を磨くには最適なツールです。

      鉄ブラシでマイナス端子を研磨         プラス端子も研磨
 

 接点を磨いた後、二つの電池ホルダーをセットします。半透明の電池ホルダーには突起があります。この突起部分をラジオの底側にするように、電池ホルダーをラジオ内に取り付けます。このようにすると電池の端子が最適な位置にきます。接点を磨いたためか、電源がちゃんと入るように治りました。電源が入ったり入らなかったりする故障は治りました。そして、わずかながらラジオ放送を聞くことができるようになりました。ただ、ボリュームのガリがとてもひどい新たな故障が分かりました。

    電池ホルダーの突起部分          電池端子と接点が正常に接続           
 

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11年ぶり、雪笹トンネル現象

2012年03月04日 | イベント,行事



 久しぶりに関東に大雪が降りました。大雪が降った後の休日、東京都指定「八王子堀之内里山保全地域」に行ってみました。今年こそ、雪笹トンネルができていないか確認するためです。「雪笹トンネル」とは私が勝手に名付けたものです。小道の片側に茂った笹が、雪の重みでアーチ状に垂れ下がりトンネルになる現象です。11年前にこのトンネルを通ったのが最後でした。

    片側に生えた笹が雪の重みで垂れ下がり、トンネル状になった雪笹トンネル


 行ってみると嬉しいことに雪笹トンネルができていました。背中を低くしてこのトンネル内を歩きました。天井や壁が笹でできた不思議なトンネルです。今回の雪笹トンネルは笹の先端が地面に付かない個所が多かったのですが、トンネルの雰囲気は味わえました。11年前の雪笹トンネルは笹の先端が地面に付いており、完全なトンネルになっていました。このため、トンネル内がとても暗かったのを覚えています。

    雪笹トンネルの入り口            笹の先端が地面から少し離れる
 

 少しずつ雪が溶け始めていましたが、当たり一面が枯草と雪のまだら銀世界でした。滑って小川に落ちないように、するすると田んぼの周りを歩いてみました。雪のためかとても静かで、聞こえるのは小川を流れる水の音だけでした。いつもは聞こえる鳥の声はしませんでした。

          雪で白くなった田んぼ、聞こえるのは小川を流れる水の音だけ


 雪の上をよく見ると、所々に小動物の足跡がありました。大きくは三種類の足跡です。飛び跳ねたように長く続く足跡は野兎でしょうか、トボトボと続く足跡はタヌキでしょうか。三つ指の足跡は明らかに大型の鳥のようです。この里山はいつもは緑に覆われていますが、このように雪が降るといつもと違った顔を見せてくれます。

                 山際の田んぼ、稲株模様に降り積もった雪

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雪に埋まった田んぼや畑

2012年03月03日 | 草刈り,整地

 いつもの畑や田んぼに行ってみました。すると、雪で真っ白に変身していました。作業小屋までのゆるやかな坂を下りようとすると、ツリルと滑ってしまいました。雪で覆われているため、どこを歩いてよいやら分かりません。転ばないようにゆっくりと歩きました。小屋内で長靴に履き替えました。しかし、すべることはありませんが雪に隠れた窪みに足を落とすので安心できません。

              雪で覆われた作業小屋前の坂と、真っ白な田んぼ


 去年も雪が降りましたが、今年ほどではありませんでした。去年以上に降り積もった雪の上に足跡を付けながら、ゆるゆると畑に向かいました。すると、雪にすっかり覆われてどこが畝なのかさっぱり分かりません。雪の上に立っている支柱だけが分かります。先日植え付けたジャガイモの畝がどこか分からないので、間違って踏みつけては大変です。畑の隅を歩くようにしました。

        畑と田んぼ間の急斜面             支柱だけが雪の上に
 

 麦畑に行ってみると、あたり一面が雪原になっていました。麦の筋に沿って積もった雪が、なんだかトタンの波板のようにうねっていました。雪の上にポツポツと麦葉の先端がのぞいていました。これだけ雪が積もると2,3日は溶けないのではないかと思います。

            積もった雪が、麦筋に沿って波のようにうねる

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大雪、雪かきの翌朝

2012年03月02日 | 家族関連

 昨夜、久しぶりに雪かきをしました。このためか、朝起きると腕や腰が筋肉痛になっていました。起きたのは10時頃で、すでにだいぶ日が昇っていました。道路がどうなっているか気になったので道路に出てみました。すると、雪をどけた道路はすっかり雪が無くなっていました。

               晴天の朝、雪かきした道路は雪が溶ける


 私が雪かきした道路はすっかり雪が溶けて無くなっていました。しかし、雪かきしなかった道路は車が通るわだち部分だけが雪が溶けていました。そして、当然ながら雪を積んだ個所は雪が残っていました。

   積んだ雪と雪かき用スコップ          我家前以外の道路は雪が残る
 

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