天気が良い間に先日脱穀したオート麦と大麦の日光消毒をしました。小麦,陸稲に続く日光消毒です。オート麦も大麦も量が少ないため、同じブルーシートの上に広げて日光消毒しました。オート麦は精白や押し麦にする調整方法がまだよく分かりませんが、11月の種まきに使うつもりでいます。そして、来年は何とかオートミールにして食べてみたいと思います。
日光消毒のため、収穫袋から出しているオート麦
大麦は、食べる前に殻を外します。殻を外すための籾摺機を持っていますが、まだ一度も使ったことがありません。乾燥した大麦に少し水分をもたせて、丸く回転するヤスリのようなもので殻をこすり取ります。殻を取った大麦は、圧力をかけて押し麦にします。押し麦だけでは食べられないため、ご飯に入れて食べると美味しいようです。
私が学生の頃、押し麦だけで炊飯してみました。すると粘りが出て泡が吹いて困りました。やはりご飯に混ぜて、やや塩気を加えた麦ごはんにするのが美味しいようです。
日光消毒中の、手前はオート麦で向こう側は大麦
去年も綺麗に開花していましたが、今年もコスモスが綺麗に咲いています。種を購入したきたコスモスではなく、ずっと前から我屋に自生しているものです。雑草のように生い茂っています。畑などに生えると邪魔なのですが、畑隅の数株は切らないでいます。
我家の畑隅で、雑草に混じって咲いているコスモス
去年気がついたのですが、花の色には3書類あります。昔は桃色だけでしたが、今は赤色、桃色、赤と桃の混合です。赤と桃の混合のものは、花びらの中心は桃色ですが、外側周辺はだんだんに赤色が濃くグラディエーションになっています。
一番数が多い桃色のコスモス 中心が桃色で周辺が赤色のコスモス
ほとんどの花は、雑草に負けてしまいます。しかし、コスモスだけは土手や畑の隅でどこでもよく咲いています。コスモスは、どうして雑草に強いのでしょうか。
コスモスが咲いている風情は、秋の一番の象徴です。この花が咲くころは、田んぼではコンバインが忙しそうに稲刈りをしています。逆に言えば、コスモスの開花は稲刈りスタートの合図となる季節花ではないでしょうか。
遠くからでも目立つ赤色のコスモス
山口県で栽培されている砂糖キビには二種類あります。全国的に普通砂糖キビと呼んでいるのは。沖縄などで栽培している砂糖を作るための栽培植物です。ところが、我家近くで砂糖キビと呼んでいるのは砂糖モロコシのことです。
正式な砂糖キビは植える時、サツマイモのように茎を畑に挿して栽培します。しかし、砂糖モロコシは種をまいて栽培します。どちらも秋になると茎に甘い汁が溜まります。その茎をかみつぶすようにして、甘い汁だけを吸い取ります。私が子供の頃、後者をおやつとしてかじっていました。
青い空に天高く伸びた出穂中の砂糖モロコシ、この頃が一番甘い
ところが甘い汁は共に糖分なのですが、砂糖キビと砂糖モロコシは成分に違いがあります。砂糖キビは煮詰めると固形の黒砂糖になりますが、砂糖モロコシは煮詰めても固形にならず水飴状になります。それが、砂糖キビが商業化できて、砂糖モロコシが商業化できない境目になったようです。なお砂糖モロコシは砂糖精製には使えませんが、家畜の飼料としては今なお栽培されています。私のように砂糖汁を楽しむために栽培している人はもういません。
この砂糖モロコシを私の同級生Eさんに差し上げたところ、とても懐かしがっていました。Eさん、お孫さんにかじって見せたそうです。すると、そのお孫さんは通っている幼稚園に行って先生に見せたそうで、一緒にかじったとか。こんな食べ方をするおやつは無いので、とても珍しかったのでしょう。意外なヒットでした。
4年ほど前に砂糖モロコシから水飴状の砂糖を作ったことがあります。煮詰めただけですので、やや草色のどろりとしたシロップになりました。そのシロップ状の砂糖を指ですくって舐めました。そのシロップ状の自家製砂糖はとても甘く美味しかったです。
沖縄などで作られている正式な砂糖キビ、山口県では成長が遅い
先日、柳井市伊陸の氷室亀山神社に行ってきました。何故訪れたのかと言うと、この神社では毎年4月の天神祭で牛車が出るからです。田布施町の菅原神社でもかつては牛車が出ていたのに、今は廃れてありません。なぜ田布施では廃れて、伊陸では残っているのかを調べるためでした。
伊陸天神祭の牛車のことを地元の方に聞くと、今や牛を飼っている農家がいないため借りてくるとのことでした。そのために二千円位/個人を負担するそうです。伊陸でも牛車を出すのは大変のようでした。
立派な氷室亀山神社の入口 神社通りの石鳥居
もう一つ興味を引いたのは、天神祭への地区の方々の関わり方です。田布施の菅原神社の天神祭は三つの地区(新町,天神,本町)が担当(「受町」と言う)を交代します。しかし、担当以外に、巫女舞と余興も交代するため毎年なにがしかの担当が回ってきます。ちなみに今年は、受町は新町、巫女舞は本町、余興は天神です。これらの負担は並大抵ではないように思います。例えば、昔は巫女舞をする女の子は一つの町内ですぐ見つかったそうですが、今は女の子が少なく三つの町で探すそうです。
一方、伊陸の氷室天神は14地区の2地区が交代で担当するそうです。これならば、7年に一度の負担だけですみます。
4月には牛車が出る柳井市伊陸の氷室亀山神社
田布施町には祇園祭りと天神祭りの二つのお祭りがあります。薬師川の南側の町が天神祭りで、北側の町が祇園祭りです。天神祭りの分担表や進行表を総代のご厚意でいただきました。それを基にして牛車が出ていた昔の田布施の天神祭を調査しようと思います。
田布施町の菅原神社、かつての天神祭は市場があり牛車が出るなどとても賑やか
秋になって涼しくなったためか、虫たちの動作が遅くなっているのを感じます。畑や野原でコオロギやキリギリスをよく見かけます。手を伸ばせば捕まえることもできます。特に、カマキリはずいぶんと動作がのろくなりました。卵をお腹にかかえているのか、お腹が大きなカマキリも見かけます。
砂糖モロコシの巻いた葉に隠れているカマキリ
また、細長くてめったに見ることができないナナフシは、5月初めは小さく糸のように細かったのに、今では大きく育ち色も変わりよく見かけるようになりました。こんなに見つけることが簡単だと鳥などにも見つかりやすいはずです。何匹かは鳥の餌になっているのではないかと心配になります。
そして、たまたまナス畑を見回っていると、地面にごろりと落ちたものがありました。とても大きな いも虫でした。手で摘まもうとすると、体を素早く反転させて嫌がります。匂いをかぐと、やや甘い匂いがしました。掴むと、はんぺんのような柔らかさでした。匂いが移ると嫌なので、すぐに逃がしてやりました。この いも虫は、どんな蛾になるのでしょうか。
大きく育った茶色のナナフシ とても大きな いも虫
小麦に虫がわいた事を反省して、数日前に脱穀した陸稲(うるち,もち)の天日消毒をしました。脱穀して日が経っていないため、籾には水分が残っていると思います。天日で乾燥することに加えて、虫を避けるための消毒も兼ねて日に当てました。
収穫袋から陸稲の籾を出す 日に当たるよう、熊手で籾を薄く広げる
今や各農家には乾燥機があります。昔は乾燥機はなく、この時期になるといっせいに庭にむしろを引いて天日乾燥していました。一時間ごとに熊手で籾を広げ直していました。ある意味、秋の風物詩でした。むしろは使わないにしても、天日で乾燥消毒しているのは私ぐらいのものでしょう。
時々熊手を使って籾を広げ直し、まんべんなく籾に日が当たるよう調整
6月に収穫して7月に脱穀した小麦、久しぶりに収穫袋の中を点検のため覗いてみました。すると、もごもごと動くものが少し見えました。それは、コクゾウムシと蛾でした。共に、麦や米を食べる害虫です。このまま放置すると、せっかく収穫して保存している小麦を捨てなければなりません。
すぐに、ベランダにシートを敷いて直射日光で天日消毒することにしました。本来ならば真夏に消毒すべき所を、さぼっていたため虫がわきました。しまったことをしました。
麦や米などの穀物害虫、コクゾウムシ 同様に穀物の害虫である蛾
直射日光が差し込む広いベランダにブルーシートを敷いて、さっそく虫がわいた小麦を広げました。すると、小麦の中から少しずつコクゾウムシが逃げるように出てきました。虫の数はそれほど多くはないのですが、このさい徹底的に消毒することにしました。ネズミ算式に増える害虫ですので、ほっておくと、全部たべられてしまいます。収穫袋を点検してよかったです。
直射日光が差し込むベランダで、シートの上に小麦を広げて日光消毒
秋と言えばコスモスですが、コスモス以外にも我家には花が咲いています。群れるように咲いているのは、千日紅です。去年は各種色が咲いていたのですが、今年は一つの花色にしました。思い出してみれば、父親が好きだった花でした。今年も種を取って、来年その種をまこうと思います。
群れるように咲いている千日紅、遠くからでも目立つ
ところで、冬を除いて一年中咲いている花があります。カンナですが、本当に春夏秋と咲き続けています。私が小学生の頃、東京オリンピックがありました。その時に花期が一番長い花とのことで、カンナを国道に延々と植えました。学校のみんなとクワを持ち寄って、道にカンナの球根を植えました。
次に、ダリヤも花を咲かせています。炎天下の夏は枯れたように元気が無かったのですが、涼しくなって再び花を咲かせ始めました。
春夏秋と咲き続けている真っ赤なカンナ 秋になって再び咲き始めたダリヤ
園芸品種の花は花色がとても鮮やかです。しかし、山裾でひっそりと咲いている萩は野生のため花色が地味で鮮やかではありません。薄い紫色のため、遠くからは花と分かりません。もう少し日当たりが良いとよく咲くのでしょうが、周りに高い樹木が茂っているため大きくなりません。控えめな花で、言わばこの萩が本来一番秋らしい花なのかも知れません。
我家の山裾にひっそりと咲いている萩の花
春に粟の種まきをしました。その後、肥料もまかず、草取りもせず、まったく世話をしませんでした。そのため、収穫量はゼロかと思っていました。また仮に穂が出てもスズメなどに食べられて全滅かと思っていました。しかしながら、ちゃんとした穂が実っていたので驚きました。
やや小さいながらも、立派な穂が垂れ下がっていた粟の穂
八王子で粟を栽培したことがあるのですが、一番難しいのはスズメの被害を避けることです。いくら網を張っても、隅っこからスズメが入って実を食べてしまいました。粟はスズメが食べるのにちょうどよい大きさのようです。そもそも小鳥の餌として粟粒を売っています。
スズメの被害が全くない粟穂 左手で持ち、右手で茎を切って収穫
唯一被害が少なかった理由は、粟と一緒に猫じゃらしが生えていたことです。猫じゃらしの穂には微細な禾があるのでスズメなどは嫌がるようです。もしかして、猫じゃらしと一緒に粟を栽培するとスズメの被害が少ないのかも知れません。ところで、ある本に粟は猫じゃらしを改良して作った作物と書いてあったように思います。
籠いっぱいに収穫した粟の穂
明日7日から15日まで東京に行きます。その8日間のブログ記事を事前に予約登録しておいたつもりなのですが、毎日途切れなくアップされるでしょうか。東京には私用のパソコンが無いので、15日に山口県に帰ってから結果が分かります。さて、これから東京に行く準備をするかな。娘のお相手に初めて会うなど、結構忙しい上京になりそうです。
さて、陸稲(うるち,もち),オート麦,そして大麦の脱穀が終わりました。このため、脱穀後の不要な藁をすべて細断することにしました。脱穀機と同時にカッターも畑に運び込んでいたので、すぐに細断作業に入ることができました。まず発動機を動かして、平ベルトでカッターのプーリーを回しました。
カッターのクラッチを繋ぐと、刃が回転し始め細断開始
藁を細断していると、負荷がかかるたびに平ベルトがスリップすることに気が付きました。平ベルトは摩擦が減るとスリップすることがあります。摩擦を増すためのワックスを塗ることにしました。このワックス、今は販売していないため私はめったに塗りません。今回、久しぶりに塗りました。すると、スリップすることなく元気に藁が細断されるようになりました。
平ベルトのワックスを塗る きれいに裁断されて飛ばされる藁
小麦の時よりは藁が少ないため、2時間程度ですべての藁が細断されました。この藁を畑にばらまいて耕運機かトラクターで畑に混ぜ込んでしばらく休ませようと思います。休ませている間に、ミミズや微生物に分解されて畑が改良されるのではないかと思っています。ただ、混ぜ込んだ当初は窒素飢餓になるので、すぐの栽培には適さないようです。
山のように盛り上がった、細断された藁
大根の種まきとブロッコリーの植え付けをしました。遅植えの限界に近い日です。9月中に種まきすれば良かったのですが、遅れていまいました。去年は9月末に種まきして、12月に収穫して天日乾燥しました。そして、たくあん漬けに挑戦してみました。残念ながら、人様に差し上げるような美味しいたくあんにはなりませんでした。今年は、去年の反省を元に美味しいたくあん漬けになるよう再度挑戦してみようと思っています。
漬物用の大根の種 種まきする前、穴に補水
種まきをする黒マルチは事前に用意しておきました。今回は、その黒マルチの穴に種まきをすることから始めました。最初、穴にジョロでたっぷり水を含ませました。そして、その穴に数粒の大根の種をまきました。最後に土を被せました。うまくいけば、数日後発芽するはずです。
穴に数粒の種まき 種の上に土を被せる
大根の種まきが終わると、隣りの畝にブロッコリーの苗を植え付けました。今年は、キャベツの苗は作ったのですが、ブロッコリーは苗を購入しました。このブロッコリーは丁頭の花蕾を収穫後、脇芽に出た花壷も収穫できる品種です。
丁頭の花蕾を収穫後、脇芽の花壷も収穫できる品種のブロッコリー苗
やはり、ブロッコリーの苗を移植する黒マルチは事前に用意しておきました。約40cm間隔で苗を植え付けました。植え替える時、根を切らないように注意しましたが下の方の細根は切れてしまいました。植え付けた後、たっぷりと水をやっておきました。なお、水が一気に出ないように、口の先に枯草を詰めておきました。こうすると、ゆっくりと水が出ます。
ブロッコリー苗を穴に植え替え 苗にゆっくりと水をかける
これで、大根の種まきとブロッコリー苗の植え付けを終わりました。夕方に作業したので、害虫避けのための寒冷紗を掛けるのは次の日にしました。大根の種まきも、ブロッコリーの苗の植え付けも約一週間遅れでした。秋冬野菜の種まきや植え付けの遅れは大きく成長に響きます。10月の育ちが大きく影響します。
種まきが終わった大根の畝と、植え付けたが終わったブロッコリーの畝
次の朝早く、ブロッコリーの畝の両脇に竹のU字型支柱を何か所か挿して、その上から寒冷紗を被せました。そして、寒冷紗が風で飛ばないように周りに土を盛りました。これで、害虫の侵入を防ぐことができます。害虫がいなくなる12月頃に寒冷紗を外します。美味しいブロッコリーが収穫できるでしょうか。
ブロッコリーの畝に被せた寒冷紗、向こう側の大根の畝はそのまま
他に、広島菜,チンゲンサイ,カブ,高菜,壬生奈の種まき,ニンニクの植え付けをしました。また育苗していたキャベツの苗も植え付けました。しかしながら、作業中に蚊が次々に襲ってくるのには閉口します。今の蚊はヤブ蚊でしょうか、とても大きいので刺されるとそれだけ痛く腫れあがります。そして群れで襲ってくるので、手で振り回してもかまわず刺すので困ったものです。それでも、午後6時頃には作業が終わりました。
キャベツの苗を植え付けた畝 広島菜,カブなどを種まきした畝
陸稲(うるち,もち)を脱穀している時、オート麦と大麦を刈り取った後、干したままでまだ脱穀していないことに気がつきました。小麦を脱穀した後、すっかり忘れていたのです。そこで、遅きに失しましたが脱穀をすることにしました。
茎がとても長いオート麦を脱穀中
オート麦は初めての脱穀です。ちなみにオート麦は燕麦の裸種です。小麦のように殻と実が分離するかと思っていましたが、かなり殻が付いていました。その後の調整に工夫が必要です。一方で大麦は裸種ではないため、殻が付いたままです。
裸種の燕麦であるオート麦 殻がついたままの大麦
ところで、オート麦はとても茎が長いので、脱穀するとき脱穀機の奥まで差し入れる必要があります。そのため、多くの藁屑が排出されます。1つ脱穀するごとに藁屑を排出する作業が欠かせません。大麦は稲と同じくらいの藁屑の量です。
最初オート麦を脱穀、藁屑が多いので屑出しも欠かせず
脱穀したオート麦も大麦も、それほど量が多くありません。このため、今年は食べるのではなく今年の種まきに使います。来年は多めに収穫して食べてみたいと思います。オート麦は通常、オートミールと呼ばれる食品にします。いわゆる押し麦のような食品です。大麦は、大麦用の精米機で精米します。やはり押し麦にして食べます。来年は食べるほど収穫できるでしょうか。
殻がかなり付いたオート麦 かなり禾が付いたままの大麦
今回は、先日刈り取りして干した陸稲(もち)の脱穀をしました。陸稲(もち)は陸稲(うるち)よりも熟すのが遅いため、刈り取りも脱穀も時期が少し遅れます。陸稲(うるち)の脱穀の時に使った脱穀機や発動機はそのまま畑に置いてあったため、準備もしないですぐに脱穀にとりかかることができました。
薄曇りの中で、陸稲(もち)の脱穀
陸稲(うるち)の脱穀をした時はカラカラに晴れた晴天でしたが、今回は薄曇りの中で脱穀をしました。晴天を待っていてはいつまで経っても脱穀できません。ところで、陸稲(うるち)は日照りの影響で育ちが悪く背があまり伸びていませんでした。しかし、陸稲(もち)を栽培した畑は適度な湿気があったため背がよく伸びていました。
すぐに脱穀終了した陸稲(もち) 左は陸稲(もち)、右は陸稲(うるち)
成長の違いが分かる
脱穀はすぐに完了しました。今年の陸稲(もち)は、種籾を取る程度の量しか作っていたためです。陸稲(うるち)を主食にするため去年と今年続けて栽培したのですが、いまだ日照りの被害を克服できません。父親は日照りの時は水をまいていました。やはり、スプリンクラーなどを使わないと栽培は無理なのでしょうか。安定的な陸稲栽培がとても難しいことを、今年も痛感しました。とにかく雑草と日照り対策が陸稲栽培の決め手です。
来年用の種籾と、わずかばかりのお餅用の籾を収穫
先月種をまいたタマネギが発芽していました。乾燥しないように掛けていた覆いを外すと、尖った針のようなタマネギの子葉が上を向いて発芽していました。このまま育てて、11月初めに本畑に植え替えするつもりです。
去年はタマネギを作り過ぎたようです。まだ食べていないタマネギが、まだたくさん吊るして干してあります。何個かは近所や友達に差し上げたのですが、それでも食べきれないため捨てるタマネギが出そうです。二人しかいない我家には300個以上のタマネギは不要でした。今年は100個位にしようと思います。
尖った針のように、上を向いて発芽したタマネギ
秋冬野菜の種まき準備をしています。夏に設置した、スカイとマクワウリ畑をぐるりと取り囲んだ電柵を取り外しました。去年はみごとにマクワウリをタヌキに食害されてしまいましたが、今年はこの電柵のおかげで美味しいスイカとマクワウリを食べることができました。来年もこの電柵を使うため、取り外しました。
すっかり枯れてしまったスイカとマクワウリ畑
最初、電線を取り外すことから始めました。電線には、マクワウリ,スイカ,そして雑草の蔓が巻き付いていましたので、その蔓を丁寧に取り外しました。そして、柵に取り付けている電線を巻き取りました。次に柵を地面から抜き取りました。
端子から電線を取り外す 取り外した電柵一式
取り外した電柵一式は、来年また使う予定ですので、購入した時の箱にきちんと納めました。箱に収めると、納屋に持って行きました。次に、畑に戻ってスイカやマクワウリの葉,茎,そして蔓を丸めて別の場所に置きました。来月、乾いたことを確認して焚火で燃やすつもりでいます。最終的に灰にして畑にばらまきます。
購入した時の畑に収めた電柵 丸めたスイカやマクワウリの蔓や茎
次の日、草刈機で草を軽く刈り取った後、午後に耕運機で耕しました。細断した麦ワラをまいていたので、そのワラが土によく混ざるように丁寧に耕運しました。2,3日後ここに、大根,チンゲンサイ,またはキャベツを植えようと思っています。
草を刈り取った後、耕運機できれいに耕す