福島県会津から帰った次の日、多摩市にある旧多摩聖蹟記念館に行ってみました。この記念館には、幕末期の各藩の資料、例えば西郷隆盛や武市半平太などの書があります。幕末好きの息子のため、今回連れて行きました。家内も一緒に行きたいとのことでしたので、3人で旧多摩聖蹟記念館に行きました。
この後、3人で都立桜ヶ丘公園内の旧多摩聖蹟記念館を散策
都立桜ヶ丘公園内の駐車場、ラッキーなことに一台分空いていました。その駐車場から歩いてすぐの所に旧多摩聖蹟記念館があります。この建物は、土佐藩出身の田中光顕によって立てられました。彼は最初武市半平太のいる土佐勤王党にいましたが、弾圧後に長州藩に逃れて高杉晋作の弟子になった稀有な経歴の持ち主です。明治後、幕末の資料を集めてこの旧多摩聖蹟記念館に収めたとのことです。
旧多摩聖蹟記念館の正面入口 入口から外側の建物を見て
西郷隆盛などの書が展示されていましたが、武市半平太の資料は展示されていませんでした。旧多摩聖蹟記念館の方に聞くと、定期的に資料を交代しているそうです。残念ながら今回は、武市半平太の書を見ることはできませんでした。
旧多摩聖蹟記念館を見学し終わると、私が去年まで勤めていた病院のそばを通って聖蹟桜ヶ丘駅に行きました。息子は明日から仕事です。会社がある大阪に帰るため、聖蹟桜ヶ丘駅前で息子を降ろしました。
その後、家内と二人で八王子堀之内に向かい、昼食(つけ麺)をとりました。そして、水道ホースなどの備品を購入して八王子の我家に帰りました。私はその次の日、新幹線で山口県の我家に帰りました。同じ日、E君はシンガポール帰りました。娘はその数日後にシンガポールに帰ります。
不思議な威厳が木々の間に溶け込む、旧多摩聖蹟記念館