10月も中旬を過ぎて、我家の裏山ではいろんな野生の木の実が成り始めています。去年まで住んでいた八王子の浅川沿い生えていたクルミ。昨年の1月に種まき して、去年の6月に育てた苗を植え付けしました。1.5mの高さまで成長しましたが、まだクルミは成りません。来年、実ができるでしょうか。
成長が早いクルミ、去年苗を植えて今年は1.5mまで成長
裏山を歩いていて、私が子供の頃に山で食べていた二種類の木を見つけました。しゃしゃんぼとナツハゼです。「しゃしゃんぼ」の実をこの地方で何と言ったか忘れましたが、小さな甘酸っぱい実です。しかし、日照不足でしょうか、実が数粒しか成っていませんでした。
まだ口が開かないアケビの実 実が数粒成っていたしゃしゃんぼ
しかし、私が子供の頃「ざらめ」と言っていたナツハゼは、たくさん実が成っていました。日本の野生のブルーベリーと言ったところでしょうか。赤黒く熟していた実を、一粒食べてみました。とても酸っぱい懐かしい味が口内に広がりました。このナツハゼ、来年は数株増やしてみようかと思います。ところで、アケビも見つけました。今年も実をぶら下げていますが、まだ口は開いていません。
50年ぶりのナツハゼ、赤黒い成熟果は懐かしい酸っぱい味
一方、食べられるどんぐりであるマテバシイとスダジイの苗を育てています。周防大島で採取したマテバシイと上関で採取したスダジイの実を、植木鉢にまいて発芽させて苗作りをしています。両方共、高さが10cmくらいに育ちました。晩秋に植えつけようと思います。
だいぶ大きくなったマテバシイの苗 まだ小さいスダジイの苗