7月末に種を蒔いた小豆が、もう収穫の時期になりました。緑のさやと茶色のさやが半々位に混ざっていました。茶色のさやはいつでも収穫できます。
小豆に限らず豆類は早く収穫しないと、さやが割れて中の豆がバラバラと落ちてしまいます。小豆は特にさやが割れやすく、乾くとちょっとした刺激でさやが割れることがあります。このため、さやが閉じている早朝に小豆畑に行って小豆を収穫しました。
熟した茶色のさやと、熟さない緑色のさやが混じった小豆
お米は、同時期に一斉に成熟します。しかし、小豆は一斉ではありません。このため、私はだいたい2回に分けて収穫します。全ての実が成熟するのを待っていると、最初に成熟した実はポロポロと割れて豆が落ちしまうことがよくあります。そのままにしておくと、さやが黒くなって自然に割れて実が地上に落ちてしまいます。落ちた豆は収穫できません。
収穫期の茶色のさや まだ成熟していない緑のさや
八王子で小豆を作っていた時は、葉茎ごと収穫して乾燥させていました。そして、干しあがっ頃にクルリ棒を使ってさやから豆を外して収穫していました。ただ、この方法だと全ての豆が成熟するまで待たなければなりません。また、この頃は麦の種まきと時期が重なります。このため、今回は小豆畑でさやを手まぎしてさやを収穫することにしました。11月初めにもう一度同じ小豆畑で手もぎして収穫するつもりです。収穫後に畑に残った茎殻は抜いて乾燥して、燃やすつもりです。
小豆畑に座り、手もぎで小豆のさやを収穫中
なお、収穫したさやはシートに広げて乾燥します。十分乾燥した後にさやをたたいて、中の豆をたたき出します。そして、網や唐箕を使って小豆だけを収穫します。1つだけさやを割ってみました。すると、綺麗な小豆色をした豆が並んでいました。なお、八王子に住んでいた時は、黒色の小豆も作っていました。
冬には小豆を使ってあんこか羊羹を作ってみたいと思います。しかしながら、台風27号の影響で天気が良くありません。今回収穫した小豆を天日乾燥させるのは2,3日後になりそうです。
箕いっぱいに収穫した小豆のさや さやを割ってみると、小豆が並ぶ