ああ、とうとうやってしまった。
無意識にそれに手が伸びてしまったのだ。
かかってきた電話に応答している間に、受話器を持たないもう一方の手が、知らず知らずのうちにそれに伸びて…、
そしてあれだけ医師に止められていたのに、何のためらいもなく、つまり本能の従うままに、それを身体の内部に深く入れて…やってしまった。
受話器をおいた時、はっと気づいたがもうすでに遅く、自分自身のしている行為の愚かさに呆然と立ち尽くした。
先週末、どうしても気になって、隣市の医院で受診した。
看護師による問診、医師による触診、検診、そして機器をつかった検査をして、再び医師による説明。
「骨が出てきています。まずしばらく止めなさい。やると気持ちいいことは十分わかりますが…」
えっ、そんな。
私の唯一の、楽しみが奪われるのか…落胆…しかし、この身体の状態でいいわけがないし、ここは我慢、我慢と懸命にその欲望を抑え込んでいたのだ。
注射もせず、薬も処方されず、ただそれを止めれば事態は改善すると医師が言うのだから、なんとしても我慢せねばと、あれほど誓ったのに…クヤシイデス!(ザ・ブングル加藤調)
診察日からわずか5日目。
医師の制止を振り切って…
「耳かき」をしてしまいました。
無意識にそれに手が伸びてしまったのだ。
かかってきた電話に応答している間に、受話器を持たないもう一方の手が、知らず知らずのうちにそれに伸びて…、
そしてあれだけ医師に止められていたのに、何のためらいもなく、つまり本能の従うままに、それを身体の内部に深く入れて…やってしまった。
受話器をおいた時、はっと気づいたがもうすでに遅く、自分自身のしている行為の愚かさに呆然と立ち尽くした。
先週末、どうしても気になって、隣市の医院で受診した。
看護師による問診、医師による触診、検診、そして機器をつかった検査をして、再び医師による説明。
「骨が出てきています。まずしばらく止めなさい。やると気持ちいいことは十分わかりますが…」
えっ、そんな。
私の唯一の、楽しみが奪われるのか…落胆…しかし、この身体の状態でいいわけがないし、ここは我慢、我慢と懸命にその欲望を抑え込んでいたのだ。
注射もせず、薬も処方されず、ただそれを止めれば事態は改善すると医師が言うのだから、なんとしても我慢せねばと、あれほど誓ったのに…クヤシイデス!(ザ・ブングル加藤調)
診察日からわずか5日目。
医師の制止を振り切って…
「耳かき」をしてしまいました。