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雪ネタを探して

2011年01月28日 | 教育ノート
 これだけ雪が降ると、そのことを話題にするのもおっくうですし、気持ちとしては早くこの季節が過ぎてしまわないかと思ったりします。しかしちょっと発想を変えて(というより本来そうあるべきなのですが)、「雪」が教材にならないかどうかという視点も持ってみましょう。

 なんてことを、先週発行した校内報に書いた。
 合わせて「北海道雪プロジェクト」や本町の積雪状況を記録しているサイトなどの紹介もした。

 そして数日、このことは頭の中にあったのだが、さて自分が集会で何か話す段になると、またまた考えてしまい、「節分ネタ」でもいいか、やっぱり学習のこともしゃべりたいな、などと散漫になってしまった。

 本腰を入れて悩んだ?末に、今回のネタにしようと思っているのは、「雪」のつく漢字。「○雪」なら結構あるのではないか、とひらめいた。

 その昔、岩手出身?の新沼謙治が「津軽恋女」という歌を唄った。なかなか良い歌詞でしたな。
 調べると、九仁京介という人が書いている。さびの部分である。

 降り積もる雪雪雪また雪よ
 津軽には七つの雪が降るとか
 こな雪つぶ雪わた雪ざらめ雪
 みず雪かた雪春待つ氷雪

 
 もちろん、全て漢字で書ける。ちなみにざらめ雪は「粗目雪」と書く。しかしこれはひらがなの方が感じが出るだろう。

 さて広辞苑、類語辞典などをめくってみると、確かに多い。ざっと30以上はある。といっても私ぐらいの齢だと一度はどこかで見かけたような、聞いたような気もしないではない。
 わずかに、これは初めてだなあと思ったのが「斑雪」。

 「まだらゆき」「はだらゆき」とも読むが、「はだれゆき」という言い方がなかなか心地よい。

 はらはらと降り、うっすらとまだらに積もるような雪のことらしい。
 ああ、これだと情緒があるなあ。

 しかし、まず子どもたちに話すとしたら現実から…つまりは、「大雪」そして「豪雪」ですか。

 斑雪まではまだ時間がかかるだろうなあ。