すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

夏休みの二日前の苦悶

2011年07月22日 | 雑記帳
 そういえば確か去年もこんな状態のときがあった。

 式で話す内容が思いつかない。
 結構な年数を重ねているから、ネタ切れ状態ともいえるし、リサーチ能力の衰えとも言えるだろう。
 そんな繰り言より、肝心の中身を考えろ。

 以前の挨拶内容を参考にしようと思っても、PC愛機が入院中であり頼りにできない。
 まあ、こういうときは原則に立ち返り…。

 一学期の振り返りは、各学級のチェックリストから一つずつ訊ねてみることでいいだろう。通知表の文面にも結び付けられる。
 問題は夏休みのことだ。

 最初に浮かんだのは「夏休みに頑張ってほしいこと・・・・それは勉強だ!」という意外性を感じさせる言葉から入り、休み中に身につけてほしいことなどを語ってみる。
 いや、勉強の中身を話さずに「夏休みだからこそ勉強できること」「長い休みにしかできない勉強」と振って、考えさせる手もある。

 やはりキーワードは「勉強」だ。
 これを、うちわなんかに大きく書いて、パワーがわりに風でも送ったらどうだろう…。
 などと、ビジュアル的なことも考えてみる。白い大きなうちわなどはないものか。

 帰宅途中、小道具を求めに100円ショップへ。
 すぐにうちわは見つかったが、以前あったような白地のものはないし、ちょっと小さめになっている。
 これじゃあ、ちょっとインパクトに欠けるなあ、と何気なく見回した眼に入ってきたものがある。
 うーん、これは使えるかもしれない。

 そうだなあ、「夏休みに、つかまえてほしいもの」ではどうだろうか。
 職員の誰かにちょっとだけ動作をしてもらって、折り紙のなかに言葉を書いておくとか…イメージが固まってきたぞ。

 やはりいろいろと出歩いてこそ、思考が動き出すものだなあ…とにやにやしながら、そのちょっと大きめの100円のブツを持って店を出ると…、たまたま通りかかったのでしょうか、家の者が不思議な顔をしてこちらを見ているのでありました。