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愛機復活はうれしいけれど

2011年07月29日 | 雑記帳
 7月13日だったと思う。
 職場においてある個人用デスクトップパソコンが動かなくなった。
 少し前から調子が悪く、そのたびに電源を切るしか方法がなく、それを繰り返していたのだが、とうとう駄目になった。
 電源は入るが画面がつかない。ディスプレイは大丈夫であることは確かめたし…この症状を少し調べてみたら、結構重病である可能性が大きいとわかった。

 担任ではなくとも、学期末のあれこれが多いときに、これはちょっとキツイ。
 バックアップ用のハードディスクもつないでいるが、データをまるごと取り込んでいるのは昨年2月までしかない。
 これでは作成文書形式などほとんど使えない状態である。

 嘆いてばかりいてもどうしようもなく、結局支給された学校用PCを使ってなんとかしのいでゆくことにする。
 しかしディスプレイの質の悪さを始め、vistaと7の違い、連日更新しているホームページデータが使えない(ネット上からダウンロードして再構成)ことなど、苦闘の連続だった。
 様々な修正に時間がとられ、改めてこうした機器との付き合い方について考えざるをえなかった。

 まず、なんといってもデータのバックアップをこまめに行うこと。
 それもパソコン内部ではなく、外部ディスクにつなぐこと。ネットを利用することが主流になっているのだろうが、まだちょっと自信がない。

 次に、手の込んだ仕上げ(単純にいえば文書の字体で特徴をだすことなど)をした場合、それは汎用性が狭まると意識すること。
 通信作成など少し凝ってみたくなるが、どの程度にしておくかは、どれだけ拡げようとしているのかと併行して考えたほうがよい。

 その他、個人情報管理や写真保存の方法など細かい点はあるが、考えていくにつれ、自分はなんやかんや言ってもPCを文書保存と清書中心の機能いわばワープロ発展形としてしか活用できていなかったことに気づく。

 ネット通信が可能なきわめて多機能な筆記具…使っているうちに愛着がわいて、簡単に替わりが見つかる代物ではない…こんな時代がかった考えで止まっているんだよ、と思う。

 約二週間の入院後にもどってきた愛機(いつの間にそんな愛情表現を…せめてデータだけでもと言っていたくせに)。メインボード交換というから、心臓移植でもしたことになるのだろうか。

 復活は嬉しいけれど、おまえとの付き合いをちょっと考え直さねばいけなくなったな。