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持ち重りのする自分

2015年03月24日 | 雑記帳
 【持重】(もちおもり)

 初めはさほど感じないのに持っているうちに次第にその重さを感じるようになること。持っているうちに疲れて重く感じること。
(日本国語大辞典)


 「持つ」ということは、何かを維持する、保つことであるから、そこには力の持続が必要であり、重く感ずるようになるのは必然だ。
 それが感じないのであれば、持っているモノやコトに、重さを感じさせない魅力がある、または自分に適合しているということが考えられる。幸せな状態だ。

 しかし一方では、「持ち重り」によって鍛えられる精神や能力があるかもしれない。
 急激ではないけれど、じわりじわりとした負荷に対する耐性のようなものか。
 
 あっ重くなってきた、やあめよっ!なんてことの繰り返しでは、うまく進まない。
 こうした例が続く場合、重くなってくるのは、きっと自分自身の存在だ。

 持ち重りがしたならば、どうにかして紛らわす、重い感じを前向きに転化させる…そういう工夫がないと、どこまでも自分が重くなる。