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期待外れの脚本家ドラマ

2015年03月25日 | 雑記帳
 シーズン変わり目恒例の連続ドラマ回顧をしてみる。今回は結構多く視た。しかし、これはっという作品があったかと言われれば、ううむ、というところだ。今回多かったのは、どれも脚本陣が充実していたからだ。フジ「デート」の古沢良太、日テレ「○○妻」の遊川和彦、フジ「問題のあるレストラン」の坂元裕二、このあたりは見逃せないラインナップだ。


 これに、以前から見ていたシリーズものが加わる。NHKBS「雲霧仁左衛門」、テレ朝「DOCTORS3 最強の名医」。さらにどういうわけか、フジ「ゴーストライター」、一週遅れ放送のTBS「流星ワゴン」が加わっている。早寝の自分としてはとても見られるものではなく、ほとんど録画して休みの日にまとめ視である。従って「相棒」などは録画のままだ。


 脚本家で見たものは一定レベルにはなっている気がする。しかし、傑作とされる「リーガル・ハイ」や「家政婦のミタ」「最高の離婚」などには到底及ばない。キャストや演出のせいとは言えないかもしれない。セリフや動きをぼんやり見ているだけで、あまりに過剰だったり、短絡的だったり、うまくつながっていない面があったり、でこぼこしている感じか。


 シリーズもの二つはまずまず安心して見られた感じだ。「流星ワゴン」は期待してみた。重松清の原作は面白かった記憶がある。比較はできないが、役者陣のあまりの過剰な言い回しやキャラクターづけがくどく、到底成功したとは思えない。「半沢」あたりを意図したつくりだろうか。しかし、強い決め文句にはストーリーの下地が必要だ。そこが微妙にずれた。


 まあ口直し?に今週末は「相棒」の何話か分を必ず見よう。