すぷりんぐぶろぐ

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観測データ、体のデータ

2018年02月02日 | 雑記帳
 晴れ、低温の天気予報がばっちりと当たった朝となった。除雪車が出なかったので久しぶりに余裕がある。着込んで外に出てみると、西の空には月がぽっかりと浮かんでいる。そして東はもうすぐ陽の昇る気配、見事なグラデーションカラーだ。一年に何度もない景色、除雪車が押し上げた雪山の上でパチリと撮った。


(20180202 am6:23 零下17℃くらい)

 それにしても寒い。今冬の低温はちょっと珍しい。勤めていた頃は話のネタ探しとして、よく気象庁データのサイトにアクセスしたものである。「気温」を検索して入ってみたら、なんと隣市の湯沢-18.6℃、横手-16.4℃だ。「観測史上最低」という赤文字が踊っている。観測開始は70年代だったはず。まさに記録的だ。


 ちなみに、我が羽後町では積雪量状況という形で、町内三か所のデータを公開している。現在の積雪量は去年の約2倍である。ここ2年ほどあまり積もらなかったから多く感じる。262㎝は結構な量だなと思い、遡ってみたら最高値は25年2月26日の296㎝。やはり2月中旬以降か。こればかりは、天の思し召し。


 雪は堅いが、そろそろ車庫は二回目だなと少し重い腰を上げた。見た目は一回目の高さと変わらない。しかしびっちり身が詰まっている。やっているうちに雪がギシギシとなんだか懐かしい声を出す。ああいい音、と耳が喜ぶ。身体は疲れているがスコップの動作もリズミックになってくる。その単純さに微笑む。