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平成19年一般常識問9―B「船員保険の被保険者」

2008-08-17 06:44:49 | 過去問データベース
今回は、平成19年一般常識問9―B「船員保険の被保険者」です。

☆☆==============================================================☆☆

船員法第1条に規定する船員として船舶所有者に使用される者は、原則
として船員保険の強制被保険者となる。

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船員保険の強制被保険者に関する問題です。

船員保険法については、出題頻度が高いとはいえませんが、
出題されるときは、被保険者に関する取扱いが1肢入っていることが
多いんですよね。

次の問題を見てください。

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【 16-10-B 】

船員法第1条に定める船員は、自動的に船員保険の強制被保険者になる。


【 9-10-C 】

船員保険では、日本船舶又は日本船舶以外の国土交通省令の定める船舶に
乗り組む船長及び海員並びに予備船員として船舶所有者に使用される者を
被保険者とするが、国又は地方公共団体に使用される者で恩給法の適用を
受ける者は、被保険者としない。


【 7-6-B 】

船舶所有者が自ら所有する船舶に船長として乗り組む場合は、船員保険の
強制被保険者とならない。

☆☆==============================================================☆☆

いずれも被保険者になるか、ならないかを論点にした問題です。

【 19-8-B 】では、
「船員として船舶所有者に使用される者は、原則として船員保険の強制
被保険者となる」
としていますが、まず、強制被保険者になるためには、
「船員として船舶所有者に使用されていること」
が要件となります。
ですので、【 7-6-B 】にあるように、
「船舶所有者が自ら所有する船舶に船長として乗り組む場合」
は、船舶所有者に使用されている者ではないので、
船員保険の強制被保険者にはなりません。
ということは、必ずしも
「船員法第1条に定める船員は、自動的に船員保険の強制被保険者
になる」
わけではありません。
ということで、
【 7-6-B 】は正しくなります。
【 16-10-B 】は、誤りです。

また、
【 9-10-C 】では、
「国又は地方公共団体に使用される者で恩給法の適用を受ける者は、
被保険者としない」
としていますが、船員として船舶所有者に使用される者であっても、
すべてが強制被保険者になるのではなく、
国又は地方公共団体に使用される者で恩給法の適用を受ける者は、
適用が除外されます。

この点から
【 19-8-B 】では、「原則として」という言葉を用いているので、
正しくなります。
【 9-10-C 】も正しい内容です。

ってことで、船員保険の強制被保険者の問題は、
船員として船舶所有者に使用される者でないと被保険者とならない点、
さらに適用が除外される場合がある点、
この2つを押さえておきましょう。
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厚生年金保険法7-4-A

2008-08-17 06:44:25 | 今日の過去問
今日の過去問は「厚生年金保険法7-4-A」です。

【 問 題 】

被保険者の資格、標準報酬、保険給付又は保険料の賦課若しくは
徴収の処分に不服がある者は、社会保険審査官に対して審査請求を
することができる。
                
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【 解 説 】

保険料の賦課若しくは徴収の処分に不服がある者は、社会保険審査官に
対して審査請求をすることはできません。社会保険審査会に対して審査
請求をすることができます。


 誤り。
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