今回は、平成22年平均(速報)結果のうち「非労働力人口」です。
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非労働力人口は、平成22年平均で4,453万人となり、前年に比べ23万人
増加し、19年連続の増加となった。
男女別にみると、男性は1,512万人と19万人増加し、19年連続の増加と
なった。女性は2,941万人と5万人増加し、2年ぶりの増加となった。
15~64歳の非労働力人口は、平成22年平均で2,102万人となり、前年に比べ
21万人減少し、8年連続の減少となった。
男女別にみると、男性は619万人と3万人減少し、2年ぶりの減少となった。
女性は1,484万人と17万人減少し、8年連続の減少となった。
一方、65歳以上の非労働力人口は2,350万人となり、前年に比べ43万人増加し、
比較可能な昭和44年以降増加が続いている。
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非労働力人口というのは、
15 歳以上の人口のうち、「就業者」と「完全失業者」以外の者です。
つまり、働いておらず、かつ、仕事を探していない人ってことです。
で、非労働力人口ですが、19 年連続の増加となっています。
この非労働力人口については、
【 15-5-B 】
総務省「労働力調査」によると、平成14年平均の非労働力人口数、完全
失業者数、完全失業率のいずれもが、調査開始(昭和28年)以来の過去
最大の数値となった。
という正しい出題があります。
完全失業者が、仕事に就かず、単に仕事を探すのを止めてしまえば、
非労働力人口に変わるわけで・・・・
出題当時、完全失業率の状況が、極めて悪かったので
完全失業率などと合わせて出題されたのでしょう。
ですので、ここのところ雇用失業情勢、よくありませんから、
このような出題、またあるかもしれません。
とりあえず、「19年連続の増加」というように、
ここのところは、ひたすら増加しているって点は、
押さえておくとよいでしょう。