今回は、平成22年平均(速報)結果のうち「完全失業者」です。
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完全失業者は,平成22年平均で334万人となり、前年に比べ2万人減少し、
3年ぶりの減少となった。
男女別にみると、男性は207万人と4万人増加し、3年連続の増加となった。
女性は127万人と6万人減少し、3年ぶりの減少となった。
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失業関係については、「完全失業率」は、かなり出題実績があるのですが、
「完全失業者」については、ほとんど出題実績がありません。
とはいえ、
【 16-選択 】
政府は、雇用失業の現状を把握する重要な調査として、総務省統計局において、
標本調査により、全国の世帯とその構成員を対象に、毎月、( A )調査を
実施している。この調査に基づき労働力人口比率、( B )、( C )など
が発表されている。
労働力人口比率は、( D )以上の人口に占める労働力人口の割合と定義され
百分比で表示されており、( B )は、労働力人口と就業者数との差である。
( C )は、労働力人口に占める( B )の割合と定義され、百分比で表示
されている。
という出題があり、
答えは
A:労働力
B:完全失業者数
C:完全失業率
D:15歳
となっており、「完全失業者数」という言葉が空欄になっています。
雇用失業情勢が悪いと、完全失業率に関する出題、けっこうありますから、
完全失業者についても、併せて出題してくるなんてこともあり得ます。
とりあえず、300万人台なんてことは、知っておいてもよいでしょうね。