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平成22年-健保法問4-E「保険給付の制限」

2011-03-26 06:29:03 | 過去問データベース
今回は、平成22年-健保法問4-E「保険給付の制限」です。



☆☆======================================================☆☆




被扶養者が少年院その他これに準ずる施設に収容されたとき、疾病、負傷
または出産につき、その期間に係る保険給付はすべて行わない。



☆☆======================================================☆☆



「保険給付の制限」に関する出題です。



次の問題をみてください。



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【 13-4-B[改題] 】


被保険者が刑事施設、労役場その他これらに準ずる施設に拘禁されている
とき、埋葬料(費用の支給を含む)を除き、被保険者及び被扶養者に対して
その期間に係る給付は行われない。




【 10-7-C[改題] 】


被保険者が刑事施設等にいるときは、公費負担があることからすべての保険
給付が制限されるが、その場合においても、被扶養者に係る保険給付が制限
されることはない。




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「少年院等に収容されている場合の保険給付の制限」に関する出題です。


被保険者や被扶養者が少年院等の施設に収容されたときは、
保険給付が制限されます。


で、制限されるのは、収容されている者に限られます。


収容されていない者について制限する必要はありませんからね。


【 22-4-E 】では、「保険給付はすべて行わない」としています。
被扶養者が少年院等の施設に収容されたときは、その収容された被扶養者に
関する保険給付(疾病、負傷又は出産に関するもの)は、行われませんが、
「被保険者」や「他に被扶養者がある場合における、その被扶養者」に
関する保険給付は制限されません。


ですので、誤りです。



【 13-4-B[改題] 】では、
「被保険者が刑事施設、労役場その他これらに準ずる施設に拘禁されている」
という状況で、被扶養者に関する保険給付も行わないとしています。
誤りですね。
被保険者が刑事施設等に拘禁されていても、被扶養者に関する保険給付は
制限されません。



そこで、【 10-7-C[改題] 】ですが、
こちらは、
「被扶養者に係る保険給付が制限されることはない」
としています。
この点は正しいですね。


ただ、被保険者に関して
「すべての保険給付が制限される」
としています。


制限されるのは、「疾病、負傷又は出産」に関する保険給付です。
死亡に関する保険給付は行われます。


誰が制限の対象となるのか、
どの保険給付が制限の対象となるのか、
どちらも論点にされるので、
出題されたときは、どちらについても、ちゃんと確認しましょう。


どちらかだけに意識が行き過ぎてしまうと・・・・・
間違えてしまうってありますからね。



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健康保険法6-1-E[改題]

2011-03-26 06:28:19 | 今日の過去問
今日の過去問は「健康保険法6-1-E[改題]」です。


【 問 題 】

月、週その他一定期間により報酬を定めることとされる者が、被保険者
の資格を取得した場合は、当該資格を取得した日の属する月前1月間に
現に使用される事業所において同様の業務に従事し、同様の報酬を受け
る者の報酬の額を平均した額をもってその者の標準報酬月額とする。   
  
                  
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


【 解 説 】

設問の者については、被保険者の資格を取得した日の現在の報酬の
額をその期間の総日数で除して得た額の30倍に相当する額を報酬
月額として、標準報酬月額を決定します。


 誤り。  


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