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労働力調査(基本集計)平成23年平均(速報)結果「労働力人口比率」

2012-02-12 06:37:48 | 労働経済情報

今回は、平成23年平均(速報)結果のうち「労働力人口比率」です。

☆☆====================================================☆☆


労働力人口比率(15歳以上人口に占める労働力人口の割合)は、
平成23年平均で59.3%となり、前年に比べ0.4ポイントの低下となった。

男女別にみると、男性は71.2%と0.4ポイントの低下、女性は48.2%と
0.3ポイントの低下となった。

また、15~64歳の労働力人口比率をみると、平成23年平均は73.8%と
なり、前年に比べ0.2ポイントの低下となった。

男女別にみると、男性は84.5%と0.3ポイントの低下、女性は63.0%
と同率となった。


☆☆====================================================☆☆


労働力人口比率については、「労働力率」ともいいます。

この言葉は、【 10-記述 】で、

( B )は、( B )=就業者数+完全失業者数/15歳以上人口に
よって計算されるが、我が国の女性の( B )を年齢階級別にみると、
出産・育児期の年齢層で低下した後再び上昇するという、いわゆる
( C )カーブを描いている。

という出題がありました。

労働経済に関する用語については、このように選択式で出題されることが
あるので、基本的な用語の定義は、しっかりと確認しておきましょう。

そこで、
労働力率の動向ですが、女性の労働力率に関する出題が多いです。

たとえば、

【 12-3-B 】

我が国の女性労働力率を年齢階級別にみると、出産・育児期に低下し、
育児終了後に高まるという傾向がみられ、M字型カーブを描くといわれる。
M字型カーブが示すピークとピークの間の年齢階級で最も労働力率が低く
なるのは1990年代では25~29歳階級である。


【 21-4-B 】

平成20年版働く女性の実情では、平成20年の女性の労働力率を年齢階級
別にみると、25~29歳(76.1%)と45~49歳(75.5%)を左右のピーク
とするM字型カーブを描いているが、M字型の底は昭和54年に25~29歳
から30~34歳に移動して以来30~34歳となっていたが、比較可能な昭和
43年以降初めて35~39歳となった、とし、また、M字型の底の値は前年
に比べ上昇した、としている。


【 17-選択 】

我が国の女性の労働力率を縦軸にし、年齢階級を横軸にして描画すると、
あるローマ字の型に似ており、我が国の女性の労働力率は( A )字型
カーブを描くと言われている。平成16年の我が国の女性の労働力率を、
年齢階級別に描いてみると、25~29歳層と( B )歳層が左右のピーク
となり、30~34歳層がボトムとなっている。


というような出題です。

いずれも、女性の労働力率を年齢階級別にみた場合の特徴に関する出題
です。

【 12-3-B 】は、誤りです。
M字型カーブの谷間となる年齢階層は、出題当時「30~34歳階級」
でした。

で、【 21-4-B 】は正しいです。
M字型の底は35~39歳となっています。

いずれにしても、「M字型カーブ」が論点ですから、
この点は、しっかりと押さえておきましょう。


記述式と選択式の答えは
【 10-記述 】
B:労働力率   
C:M字型(又は「M字」)

【 17-選択 】
A:M   
B:45~49


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雇用保険法10-3-A

2012-02-12 06:37:16 | 今日の過去問
今日の過去問は「雇用保険法10-3-A」です。


【 問 題 】

待期期間中に公共職業安定所の紹介により就職し、その4か月
後に離職した受給資格者が、再度求職申込みを行った場合、
最初の離職後及び再離職後を通じて失業の認定を受けた日数が
通算して7日に達すれば、待期期間が満了することになる。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



【 解 説 】

待期は、一受給期間内において、失業の認定を受けた日数が
通算して7日に達すれば完成するので、設問の場合、待期は
完成します。


 正しい。 
 

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