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令和4年賃金構造基本統計調査<学歴別にみた賃金>

2023-04-27 04:00:01 | 労働経済情報


今回は、「学歴別にみた賃金」についてです。

☆☆====================================================☆☆

学歴別に賃金をみると、男女計では、高校273.8千円、専門学校294.2千円、
高専・短大292.5千円、大学362.8千円、大学院464.2千円となっている。
男女別にみると、男性では、高校297.5千円、大学392.1千円、女性では、
高校222.9千円、大学294.0千円となっている。

学歴別に賃金がピークとなる年齢階級をみると、男性では、高校、専門学校、
高専・短大、大学及び大学院(全ての学歴)で55~59歳、女性も、高校、
専門学校、高専・短大、大学及び大学院(全ての学歴)で55~59歳となっ
ている。

☆☆====================================================☆☆

学歴別の賃金については、どの学歴が高いかは判断できるでしょう。
では、具体的な額を1つ1つ覚える必要あるかといえば、そこまでは必要
ないでしょう。

また、
学歴別に賃金がピークとなる年齢階級に関しては、前回触れていますが、
出題実績はあるとはいえ、やはり、1つ1つ押さえておくことは、優先度
としては低いです。

それと、令和4年調査では具体的には示されていませんが、
「学歴別にみた年齢階級間の賃金格差」について、次の出題があります。

【 H19-5-E 】
平成18年賃金構造基本統計調査によれば、学歴別にみた年齢階級間の賃金
格差(20~24歳の賃金=100)は、男では大学・大学院卒は55~59歳で247、
高専・短大卒は50~54歳で230、高卒は50~54歳で192となっている。
また、女は、すべての学歴で、男に比べ年齢階級間の賃金格差が大きくなっ
ている。

この問題の論点は、問題文の後段で、男女のうちどちらが年齢階級間の賃金
格差が大きいかという点です。
これは、男性のほうが大きいので、この問題は誤りです。

この点は、令和4年調査で見ても同じです。
ここは細かい数値を知らなかったとしても、女性は平均的な賃金が男性と
比べて高くないということを知っていると、それにより格差が大きくなら
ないのではと考えられなくないでしょう。

ということで、この賃金格差は男性のほうが大きいということを知って
おけば十分でしょう。

 

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国年法H27-2-エ

2023-04-27 04:00:00 | 今日の過去問

今日の過去問は「国年法H27-2-エ」です。

【 問 題 】

65歳以上の特例による任意加入被保険者が死亡した場合であって
も、死亡一時金の支給要件を満たしていれば、一定の遺族に死亡
一時金が支給される。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【 解 説 】

死亡一時金の規定の適用については、特例による任意加入被保険者
としての被保険者期間は第1号被保険者としての被保険者期間と
みなされるので、特例による任意加入被保険者が死亡した場合、
死亡一時金の支給対象となります。

 正しい。

 

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