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シャラランメイン講師・栗澤純一の本試験大胆予想・厚生年金保険法

2006-08-03 06:48:33 | 栗澤純一の本試験大胆予想
シャラランメイン講師・栗澤純一の本試験大胆予想
今回で連載7回目になりますが、
「厚生年金保険法(選択式)」を大胆に予想してもいらいます。
選択式だけでなく、択一式でも出題が予想される箇所ですから、しっかりと
確認してください。

☆―― 「国庫負担」に注目! ―――――――――――――――☆

【 根拠 】出題実績

平成12年:保険料ほか
  13年:積立金の管理・運用
  14年:加給年金額
  15年:厚生年金基金
  16年:保険料ほか
  17年:マクロ経済スライドの概要及び財政運営方式

 保険料や積立金、財政運営方式・・・ひとくくりにすると、「費用の負担」
についての出題が多くなっています。「国庫負担」もその1つですし、平成
16年改正において基礎年金拠出金の国庫負担割合の引上げが行われました
(現在、経過措置が講じられています)。
当然、出題対象とされてもおかしくはないですよね。
 ちなみに、「厚生年金基金」は平成15年の選択式試験で1問、さらに択一式
試験では頻繁に出題されていますので、きちんと整理をしておきましょう。
前述の「費用の負担」なんていうところに関連付けるのであれば、同じく平成
16年改正において、免除保険料率の凍結解除が行われていることなどにも注意
しておきたいですね。

1 国庫は、毎年度、厚生年金保険の管掌者たる政府が国民年金法の規定により
 負担する( A )の額の( B )に相当する額を負担する。ただし、これは
特定年度以降の各年度における取扱いであり、平成18年度における当該負担割合
は、3分の1に( C ) を加えた率とされる。

2 厚生労働大臣は、( D )を基準として、1,000分の24から( E )までの
範囲内において、厚生年金基金ごとに免除保険料率を決定する。

 選択式試験においては、厚生年金保険法は国民年金保険法に比べて「規定そのもの」
を出題対象とする傾向があります(平成17年「マクロ経済スライドの概要」について
は例外)。
したがって、択一式対策がそのまま選択式対策につながってきます。まずは各々の
規定を確実に理解することに重点をおくとよいでしょう。制度の沿革などが多く出題
されている「国民年金法」とは異なる傾向にありますので、同じ「年金科目」ではあり
ますが、こと選択式試験に関しては別のものとしてとらえたほうがよさそうですね。

☆―― 問題の解答です ――――――――――――――――――――☆

A:基礎年金拠出金   B:2分の1     C:1,000分の25
D:代行保険料率    E:1,000分の50

☆―――――――――――――――――――――――――――――――☆

以上、厚生年金保険法の大胆予想でした。

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