鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

生かさず殺さず保存

2021年12月16日 07時49分49秒 | 仕方




白菜とキャベツと長葱を田舎からかなり持って帰ったので、できれば腐らせないで食べきりたい。
キャベツの玉を長持ちさせる方法として、尻をえぐり、水を含ませたティッシュを詰め、新聞紙で包んで野菜室に保管というのは知っている。
成長途中を捨て置くのがもったいなくて、引っこ抜き、土付きで持ち帰った未熟キャベツをプランターに入れ土も入れ水をかけた。
成長はしないけれど、キャベツのみじん切りを食べたいなら、新鮮な握りこぶし大の玉を採ることはできる。
白菜は太短い根に土を付けたままで持ってきている分を、花壇へぎゅうぎゅう詰めの1列植えにした。
肥料はやらず痩せた土のままに、でも石灰は撒いておいたから、細い根が多少は伸びて腐らず生き延びるだろう。
長葱はプランターを容器として寝かせて持ち帰ったまま放ったらかしにしたら、雨に当たったこともあり、葉っぱがかなり腐ってしまった。
それでも根がついていれば腐りきってはいないので、くたくたになった葉をちぎり捨て、プランター内に立て石灰をまぶした土を入れた。
長葱は成長するのには肥料を多く必要とする肥料食いだと聞いているので、成長はしないかもしれないがいつまでも現状維持となるだろう。
2枚とも画像の上方に写っているブロックは隣と裏のお宅とも境界で、なにしろ狭い庭だから仕方ない。
サツマイモ、ジャガイモ、里芋、南瓜、大根はそれぞれの方法で保存しているが、腐り始めているのもあり、まだまだ保存方法に工夫が必要だ。
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スケルトン(skeleton)

2021年12月15日 07時58分59秒 | 散歩は夢中




辞書を引くと、スケルトンは骸骨とか構造物の骨組みとでてくる。
スケルトンという言葉を知ったのは、アクリルなどの透明樹脂で外形を作り、中身を透けて見えるようにしたものが流行ってからだ。
私がもっているスケルトン商品は巻き尺と小さい計算機。
両方とも面白いと思って買ったのだけれど、使っているうちにキズだらけの不透明になって、いまはどこにいったか分からない。
スケルトンは中身が見えてることなのに、スケルにとらわれて透けてる外観のことをスケルトンと思ってしまう。
そうしてスケルトン商品を見た人が発する関西弁は、『透けとるん?』てなことになる。
散歩途中に木のスケルトンを見た。
最初の画像は小さな公園の中心にある、毎年恒例この時季に剪定された大木。
2枚目はトビ、カラス、モズ、ホオジロなんかが好んで止まりそうな枝ぶりの立ち枯れ。
これら木のスケルトンは、勝手な作為でも自然な衰退でも、何故かぐっと来る。
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気になる看板

2021年12月14日 07時52分00秒 | 散歩は夢中




住宅地を分断するバス通り交差点近くに【尋ね猫】の看板があった。
避妊済みメスの15歳ならイイ歳なのではないか、それで行方不明となる理由はどんなことが考えられるんだろう。
徘徊中に何らかの事故か、かわいいので連れ去られたか、金網の隙間から裏山に死に場所を選んだか。
検索してみると、飼い猫全体の平均寿命は15.3歳ということだから、ほぼ平均ということになる。
2年で24歳とか3年で28歳とかで、その後の1年は人間の4年分が人間に例えた年齢になるとか。
計算すれば人間換算76歳以上ということになるが、去勢していることは寿命にどう影響するのだろう。
猫のおもしろ動画はスマホでときどき観たりするものの、身近にいたことのあるのは犬なので、猫に思い入れはない。
自家製の看板なのか、お金をだして写真館などで作ってもらったのか、「ミー」と呼べば返事をする猫なのか、いつまで貼られ続けるんだろう。

交通注意看板に【あぶない 西行は一旦停止です】とあって、一瞬だけ『おや?』と思った。
最近★さちゅりこん(https://blog.goo.ne.jp/shirorinu?fm=follower)という方のブログに西行の歌がとりあげられている。
西行にほんの少しだけ慣れ親しんでいるので、この看板だって、咄嗟に『さいぎょう』と読んでしまう。
鴨長明が方丈記を著したという方丈庵跡の巨石があったり、日野氏の墓があったり、親鸞の誕生院や法界寺もある日野町だ。
歴史に想いを馳せたりもしながら逍遥する地なのだからして、『西行き』と『き』を入れる気配りが欲しい。
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今更ながら田舎では見ない植物

2021年12月13日 09時52分09秒 | 身の周りの植物




杉(スギ)と檜(ヒノキ)は花粉症に関してはセットのように言われるし、外見も遠目ではほとんど変らない姿だ。
ところが、近くで葉っぱを観ると、あまりの違いに驚く。
私の田舎、雪国十日町では檜が植えられているのを見たことがなく、尖った三角錐の姿で立っているのはすべて杉である。
半世紀以上前に我が家に岐阜の親戚から松茸が送られてきたことがあった。
子どもだった私に松茸は当たらなかったのか食べた覚えはないけれど、下に敷いてあった檜の葉っぱのことだけ鮮明に覚えている。
当時の私はたぶん鶏の脚の鱗のようだと思ったに違いなく、今回宇治での散歩途中、間近に観て撮ってそのように思った。
檜の北限と検索してみたら、材としての北限は日光辺りらしい。
林業では杉を谷筋に植え、檜は山筋に植えるということを読んだことがあり、檜は乾いて日当たりの良いところ、杉は日当たりより湿りが必要なのだろう。
ひがみではないけれど、日照の少ない裏日本の雪国では、檜より杉ということになる。

盛りはとっくに過ぎた酔芙蓉が1輪2輪と咲いていた。
これも田舎にあったら良いなと種を取ったりしたけれど、北限があるのか田舎でもだいじょうぶなのか調べてみた。
そうしたら寒さには弱いそうで、寒冷地では冬にマルチングをして根をまもる必要があるそうだ。
それならば芽がでても冬越しは難しいから、どうりで田舎では酔芙蓉を見ないわけだ。
関西では勝手に舗装の隙間から生えて、通行の邪魔になるほど栄えているのに。
この時季でもポツポツと咲いていて、つぼみもいくつか見られた。
明日咲くというつぼみの先は、ピンクだということが今回わかった。
つぼみの先はピンクなのに、花開くときには白で、午後からピンクに赤にと染まっていくのは不思議な現象だ。
つぼみのピンクは満開に開いていくときに、いっとき色を失い、やがて血色が良くなるように染まっていくのか。
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柚子(ゆず)の大木

2021年12月12日 11時37分37秒 | 身の周りの植物


散歩コースに柚子の大木が何本もあって、ほぼ放置されているように見える。
舗装されていない土と草の、いわゆる地道・・ここで『地道』と辞書を引いてみたら、むきだしの地面の道というような意味はなかった。
まじめな手堅い態度という意味で地道を使う一方、私はその土地の人しか使わない小道のことを地道と思っていてそのように言ってきた。
誰かから教えられた言葉ということもなく、自然にそのように使ってきたけれど、間違いだったのだろうか。
私がそのように使う『地道』を聞いた人は「おや?」と思いながら聞き流してくれていたのだろうか。
いきなり話が横道に逸れたのを元にもどそう。
私が『地道』と思ってきたその細いけもの道まがいの通路は私有地なのかも知れないけれど、出会う地の人に咎められたことはない。
田舎であれば、耕作放棄され何もかも放置されて荒れた場所はただただ侘しいものがあるけれど、都会に近い場所だとワケアリ感が漂う。
とは言え、荒れていても手を掛けてもらえなくても育つものはあるわけで、柚子がたわわに夕日に照らされていた。
柚子は緑から黄色あたりまでしか値打ちがないのだろうかと思い、検索すると完熟柚子胡椒なんてのがあるようだ。
完熟させてから収穫するようには思われない雰囲気で、持ち主はおそらく高齢、相続成ったら宅地造成か老健施設かという未来。
ゆずの木だけは守っていく、それはゆずれないてなことを言う家柄であれば良いけれど、などと散歩者は現状維持を望む勝手者。
自分勝手な人間というつもりで何となく勝手者と書いたが、調べてみたら、勝手者は【かってしゃ】と読み、金持ち、財産家のことだそうだ。
『・・・現状維持を望む勝手者』ではなくて『・・・現状維持を望む貧乏暇有り人』とでもすべきところだ。
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見たことのない花がこの時季に その②正体判明

2021年12月11日 07時15分55秒 | 身の周りの植物




満開の花に違いないのに、なぜ調べてもでてこないのだろうと、思い余って『どなたか教えて欲しいのですが』と書いた。
そうして【ハナノナ】という無料アプリをスマホにインストールして画像を示したけれど正解らしいのはでてこなかった。
気持ちが落ち着かないので、散歩目的ではなく、ただただ分かりやすい画像を撮るために、気になる木を観に行ってきた。
もちろん【ハナノナ】もかざして見たけれど、正解は出てこない。
そうして何枚も撮っている時に気付いたのだけれど、これは花ではなくて実だ、であれば黄葉も頷けるではないか。
緑色に結実して色づくのはホオズキ(鬼灯)と同じだ。
花で調べても分からない筈で、ブログに書いた内容自体が違っている。
設問が間違っていたら正解は出るはずもないわけで、皆さまにはご迷惑をおかけしました。
帰宅して、『フウセンカズラのような実』で調べ、いくつかの記事も見て、正解にたどりついた。
ムクロジ科オオモクゲンジ(大木患子)、またの名がいくつかあるのだけれど分かりやすいのが、フクロモクゲンジ。
漢字だけで見ると女性の名前かとも勘違いしそうだ。
英語では、ゴールデンレインツリーとあり、黄色い花の散る様子が「金の雨を降らせる木」ということらしい。
大江健三郎の小説に「レインツリー」というのがあったような気がするけれど、いつも雨のように雫を垂らしている木のことだったはず。
それはともかくも、かなり珍しい木なのに、宅地の擁壁の外に、たぶん自然に生えて川にかぶさるほどになっている。
金網が張ってあり、人は入れない細い護岸縁土手の上なのだけれど、河川管理上邪魔になるという理由で切られるのも遠い先ではないかもしれない。
秋に咲くという花の時季を逃さずに観たいものだけれど、いつの年にちょうど都合よく観られるか。
花と見紛うほど見事に実の大きく色づく木が、すぐ近くにあったのを知らなかったとは、ぼーっと生きてきたものだ。
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見たことのない花がこの時季に

2021年12月10日 09時50分50秒 | 身の周りの植物


紅葉(こうよう)にしては変だなと思い、近づいてよく見たかったけれど侵入しにくい場所にあり、遠くから撮った。
この時季に咲く花木は少ないので、もしかしたら何かの狂い咲きかとも思ったが、満開なのだからそれはないだろう。
ぼんぼり状に見えるけれど、ぶら下がって咲いているのではなくて、上向きのようだ。
橙色の褪せた単色の花で、葉は黄葉を始めていて、花は満開とは、何とも珍しい。
谷筋になっている細い川の縁にあり、庭木ではなく、おそらく自然に生えてしまった雑木という立ち位置。
ちょっと検索しても判らなかったので、どなたか教えて欲しいのですが。
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黒い実がびっしり

2021年12月09日 08時33分11秒 | 身の周りの植物




近所の公園に黒い実がびっしりの木があって、ねずみの糞みたいだなと感じた。
4月の花札の木に似ているので、それなら子どもの頃に『黒豆』と言っていた、あれなのか。
黒いからもしかして『クロガネモチ』かなどと当てずっぽうで思ったりもするけれど調べてみたら両方とも違う。
花札の卯月(4月)は藤に不如帰(ほととぎす)だそうで、藤は別名青豆とか黒豆とか言うとも記してあったから、花札の方は黒豆で正解。
では何げなく思い浮かんだクロガネモチかと思って検索すれば、クロガネモチの実は赤かった。
ちなみにクロガネモチの名の由来は、葉が乾くと黒鉄(くろがね)色になるモチノキなんだとか。
それで黒い実で検索したらモチは合っていて、ねずみの糞みたいだと思ったのがドンピシャそのままに、それが由来のネズミモチだった。
ネズミモチでもいろいろあるらしいので、春にどんな花を咲かせるか確認すれば、ちゃんとしたフルネームが分かるはず。
ねずみの糞はどんな花の結実なのか、春が楽しみだ。
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名残の紅葉 その②

2021年12月08日 13時02分13秒 | 身の周りの植物






雨に濡れたらモミジが紅葉真っ盛りの様子になった。
紅葉に盛りというのは、生の絶頂ではないのだから、考えようによっては変な話だ。
青々とした葉を繁らせ小さな花を咲かせ翼果を実らせた生みなぎる時期を過ぎ葉を落とす前に紅葉する。
であれば、紅葉としての盛りを過ぎた名残ではなく、生の名残が紅葉。
長距離ドライブの疲れも取れて、だらだらするのもここまでと、用を兼ねて1万歩ほど歩いた。
初冬というよりは、まだまだ晩秋の気配で、目を楽しませる木々草花の姿があった。
散り敷く紅葉にも何度か足を止めた。
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名残の紅葉

2021年12月07日 10時29分39秒 | 身の周りの植物


いつもこの時期になると花開くネリネが、だんだん茎を立ち上げる本数を増やし、7本も赤く乱れ咲きをしている。
自宅に戻って一番に目を引いたけれど、友人の生家が燃えたことを知り、燃え盛る画像も観てしまったので、赤い花を撮る気にならない。
この家に越してすぐに、生家の庭に生えていた10センチにもなっていない幼木を持ってきて植えたのが、大きく育って色づいている。
この葉が落ちたら、大胆に上半分を切断するくらいに刈り込む予定をしているモミジ。
生家の親モミジは子どもの頃からあり、晩秋には冬囲いもして父が守ってきたのだけれど、いつしか放置され雪折れして不格好に立っている。
太い幹が途中で折れ、枝も太くなればまた雪で折れてしまっている様子は時代劇の敗残兵のようにさえ見える。
それでも細い枝に付いた葉は紅葉してほんのしばし目を楽しませてくれる。
宇治ではめったに雪が降らないので、雪折れはないけれど、植木屋さんのような剪定をしなかったせいで野放図に育った太枝を切る。
雪や風に痛めつけられたわけでもないのに、生家の親モミジと同様の敗残兵状態樹形になってしまうだろう、狭い庭では仕方がない。
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火の用心

2021年12月06日 09時01分01秒 | ざんねん
生家のある市から、何かある度いつものようにメールでインフォメーションが届く。
その生家を冬中の長期留守にする予定で京都宇治に戻った。
遠く離れても田舎からのインフォメーションは入るわけで、火災情報が入ると、もしももしもを考えて緊張する。
昨日は戻ったばかりだったから、火の始末はちゃんとしたか思い巡らせた。
ところが昨日の夕方、市消防本部の発表する消防車両出動場所が、友人の生家の集落なので不安になった。
念の為ラインで「◯◯で火事って大丈夫でした? 私は宇治に今朝帰りました。」と入れた。
そうしたら、なんと「おはようございます。私の実家が燃えました。・・・・」と今朝になって返事がきた。
冗談を言うような人ではないので、「なんと。大変。頑張って。」とだけ入れたら、「ありがとう。」と返事。
ネットで調べたら、今年も何度か行ったあの家が、手をほどこしようないほど火に包まれた画像になって載っていた。
なんとも言いようがない残念無念感が私でさえ湧くのだから、彼の心中はいかばかりか。
生まれ育った家を守るというような立場ではなかった末っ子が管理して大切にしていたのだから、大変な落胆だろう。
私と同じ立場で蜜蜂と農事の趣味も一致していて今後もずっと続く仲なのだけれど、生家喪失感は並大抵ではないはずで、慰めようがない。
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峠を越えて

2021年12月05日 10時30分30秒 | 旅行


土曜日に帰ると周りに伝え、自分でも金曜までには総てを整え朝早く出発して、明るい間だけ走らせようと心づもりをしていた。
ところがいろいろと片付け物なんぞをしたり、あれもこれもとやっていたらずるずると時間が過ぎて、結局出たのは15時。
高速に乗るまでの峠越えだけは、明るいうちにできた。
スタッドレスを履いているとはいえ、峠あたりは雪が降り出したり凍ったりが心配だった。
やはり道路脇には雪があり、景色も白斑になっていて、寒々した冬景色の始まり状態だった。
いつも背伸びなんかをする、儀明峠の見晴らし場で今回も停めた。
冷たい風が吹き上がってきていてすぐに帽子を飛ばされた。
外に出て10数秒、停まっているのも1分以内で再出発。
8号線に入る頃には暗くなり、海沿いを走りながら全く海が見えず、親不知からいつものように高速に乗る。
いつものコース500kmほどを所要時間12時間弱でいつものように深夜着。
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ここ一番の寒い朝から小春日和に

2021年12月04日 08時22分08秒 | アングル








氷点下のどれくらいまで下がったか霜柱だらけで、剥き出しのどろどろだった場所は長靴の踏み跡のまま固まっていた。
前夜遅く戸締まりついでに星を観ようとしたのだけれど、霧が濃くて星は消えていた。
それならば朝に雪は積もっていないだろうと予想して、その通りだったけれど、田んぼの水溜まりが凍っていた。
くもの糸が白く目立っていたのは、霧が凍ったからで、セイタカアワダチソウは霧氷そのもの。
日中はどんどん気温も上がり久々のポカポカ陽気の小春日和の中、赤とんぼのほかタテハチョウも石に止まって翅を広げていた。
立羽蝶なのに翅を開きっぱなしで止まっているのは、冷え込んだ日には蝶も日向ぼっこが必要なのだろう。
私の影が横切って日向ぼっこを邪魔しても、一瞬翅を閉じそうにしただけで飛び立とうとはしなかった。
調べてみたら、おそらくタテハチョウの中では一番地味で一般的なキタテハ(黄立羽)。
前日に白菜を収穫した畝の表面を一皮剥がすような具合にして土運びを一輪車で何往復もした。
籾殻と豚糞を入れるたびに耕運機をかけ、畝立てをした後で黒マルチをして白菜を育てた土なので、雑草の種も根も混入していない。
雑多な石が積み上がっていた跡の、動かせない大石も利用してのストーン・サークルに、せっせと畑の土を投入する。
今年中に土の投入まではできないと思っていたので、この花壇に咲かせるべき花の球根も用意していない。
来春雪解け後すぐに苦土石灰でも撒けば土はほぼ完璧だと思われるので、各種花の種を蒔いてどんな花壇にできるか、造園センスが問われる。
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初めてまぁまぁの白菜

2021年12月03日 07時35分35秒 | 農事


白菜を作るのは4回目だろうか5回目だろうか、初めて種から育てたのにまぁまぁの白菜になった。
ずっと田舎に居られるならば、あと10日ほどか、せめて1週間収穫を延ばせたら、ほぼ十分な出来に育つ筈のところだ。
昨年は種蒔きの時期を失して、ホームセンターに卸している苗農家から売れ残り苗を買って育てたが、芯が硬くなる前に12月となった。
芯のふにゃふにゃな未熟白菜をいくつか収穫して、あとは頭を紐で縛って一冬を越えさせた。
そうしたら、何年か振りの大雪で潰され、雪解け時に現れたのはひしゃげた無残なかたち。
芯だけ食べるにしても、あかんぼうの握りこぶし位のものだった。
今年は苗は買わずに、遅すぎたけれど60日型の種をポットに蒔き、周りの誰よりも遅くなった小さな苗を移植して育てた。
育てると言っても、肥料投入、耕運機がけ、畝立て、マルチングの事前作業以外は、薬を使わないと決めているので、仕事は毎日の青虫毛虫捕殺だけ。
自家用の量だからできることで、たとえば人さまに貰ってもらえるとしたら、とにかく売りは無農薬。
周りの人達でさえ、育っている時期に殺虫剤を掛けるのだから、私の白菜はとにかく何にも毒されていない初なやつ。
白菜の収穫は頭を掴んで大きく硬くなっているかどうかなのでだが、今回はまぁまぁ。
収穫は、思い切った外葉の切り捨てをしなくてはならないので、やり初めは少し辛い。
鶏、山羊、豚、牛なんぞを飼っていたら、わが無農薬白菜の外葉を与えられるのに、無慈悲無残に切り捨てるのがもったいない。
全数は持って帰れないし、いくら食べ続けても保存中にだんだんと外から腐っていく白菜ではある。
通りかかった同級生が、いっそのこと根をつけたまま玄関にでも置いといたらどうか、と助言をくれた。
その発想はなかったので、即刻採用と決めて、残り何割かは引っこ抜くだけの簡単作業となり、予定外の早さで収穫を終えた。
保存法にしても、新聞紙で1個ずつ包んでおけばだいじょうぶと言う人もいれば、並べて横向きに寝かせてふんわり紙を掛けておくという人もいる。
土付き根付きで立てて置く分と、横向き紙ふんわり貯蔵と、1個ずつ新聞紙に包むという3通りでいくつもり。
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妖しいもの

2021年12月02日 08時22分22秒 | 身の周りの植物






みぞれが降ったり霜が降りたりして冷たい天気なのに、あいかわらず天然エノキ茸は出続けている。
前日作った茸汁がまだ残っているのに、育っているのがあれば採るので、残り汁にエノキ茸を追加したりして、なかなか減らない。
本日、エノキ茸について気になる記述を見つけた。
生のエノキ茸は強心作用や溶血作用があるとして、特に(0型赤血球の破壊)と括弧内にあった。
私は0型なので、エノキ茸はよく火を通してからでないと食べてはいけないということになる。
スーパーで売っているエノキ茸を天日で乾燥させると、スルメイカの味がするということを知ってから何度かそのようにして食べた。
天日での乾燥は、その良くないとされるフラムトキシンを無毒化するのだろうか?
沸騰後3~5分で無毒化されるとあるけれど、そんなに沸騰させたことなんてない気がする。
沸騰状態なんて1分でも長いのに、と思ってしまうから、私の赤血球はかなり破壊されているんだろうか。
そう言えば、最近血の気が引いて色白になった気がする・・てなことはない・・か。
少しは気にしてみようと思う。
で、本日竹藪でこんな妖しげな茸を見つけた。
おっぱい星人なら大喜びしそうな形で、おっぱいをキーワードに検索したら、コガネキヌカラカサタケ(黄金絹唐傘茸)と判り、食用には適さないとあった、残念。
命名者の思い入れと言おうか、苦心工夫が偲ばれる。
2枚目の芽は大豆の発芽に似ているけれど、これは朴の木の真下だったから朴の木かも知れない。
朴の木の種は真っ赤でインゲンに似ていて、可能性はあるけれど赤はどこに行ったのか。
これから雪の下になってもこのまま生き残るかどうか、それより私が春の雪解け時点で覚えていられるかにかかっているわけで、何かを被せて保護してみようかなどとも思う。
3枚目は朴の木の花殻と言えるのかどうか、実の鞘の集合体で、結実しにくいからかほとんどが空で、赤い実はめったにみられない。
3週間前に、落ちている花殻を拾い集めたときには2粒だけ見つかった。
鳥が啄んでいる様子は観たことがないけれど、もしかしたらヒヨドリあたりの好物かも知れず、置いていた赤い実はその後なくなっていた。
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