鴨長明の関連で、無名抄を古本屋へと注文
舒文堂河島書店(熊本市)へ注文したのは、
旺文社の古典解釈シリーズ
「文法全解 方丈記・無名抄」島田良夫著
実際の定価は950円+消費税なのですが、
古本は500円+送料180円=680円なり。
それが今日届きました。
新刊本屋で購入したような一冊。
とりあえず、その「はしがき」を
すこし引用しましょ。
「・・・古典に親しむことによって、日本文化の伝統にあらためて開眼し、感嘆する人も数多(あまた)いるはずである。日本の三大随筆といわれる『枕草子』『徒然草』それに『方丈記』は、それぞれ、自分の時代を個性的に生きた人たちの記録である。そして、なかでもこの『方丈記』には、個性的すぎるほどの人間くささが感じられて興趣はつきない。一方、『無名抄』は、研究・注釈等がまだ十分とはいえない。それだけにまた新しい発見も期待できておもしろい。評論とはいいながら、逸話・伝記・歌論など随筆風の記事もまじって興味がわく。」
ちなみに、たとえば
岩波書店の新日本古典文学大系「方丈記 徒然草」の
方丈記の箇所には本文のほかの付録の箇所に、池亭記や鴨長明集はあれども、無名抄は入っておりませんでした。新潮日本古典集成「方丈記 発心集」にも、無名抄は入っておりません。
この古典解釈シリーズは、監修は今泉忠義・鈴木一雄。
この冊子「文法全解 方丈記・無名抄」のカバー折り返しにはこうありました。
「『方丈記』は前文掲載、『無名抄』は教科書にのっている例文を中心に、入試頻出の例文をもれなく収めてあるので、教科書直結・入試即応の学習ができる。」
うん。私にはどうでもよいのですが、
わかりやすく『無名抄』を読めるのはありがたい。
あらてめて、島田良夫氏の「はしがき」のはじまりの箇所を引用。
「古典が得意であれ不得意であれ、この本を手にした人は、とにかくこれから少しでも実力を向上させるために勉強したいという意欲にもえている人たちであろう。その意欲を中途でたやすことのないよう、計画的に学習をすすめてほしい。『方丈記』を全文通して読む機会などめったにないし、まして『無名抄』に触れるチャンスはわずかではなかろうか。それだけに、この二つの作品をだいじに読んでもらいたい。」
ありがとうございます。私が読みたかった一冊。
「無名抄」の箇所、だいじに読ませていただきます。
舒文堂河島書店(熊本市)へ注文したのは、
旺文社の古典解釈シリーズ
「文法全解 方丈記・無名抄」島田良夫著
実際の定価は950円+消費税なのですが、
古本は500円+送料180円=680円なり。
それが今日届きました。
新刊本屋で購入したような一冊。
とりあえず、その「はしがき」を
すこし引用しましょ。
「・・・古典に親しむことによって、日本文化の伝統にあらためて開眼し、感嘆する人も数多(あまた)いるはずである。日本の三大随筆といわれる『枕草子』『徒然草』それに『方丈記』は、それぞれ、自分の時代を個性的に生きた人たちの記録である。そして、なかでもこの『方丈記』には、個性的すぎるほどの人間くささが感じられて興趣はつきない。一方、『無名抄』は、研究・注釈等がまだ十分とはいえない。それだけにまた新しい発見も期待できておもしろい。評論とはいいながら、逸話・伝記・歌論など随筆風の記事もまじって興味がわく。」
ちなみに、たとえば
岩波書店の新日本古典文学大系「方丈記 徒然草」の
方丈記の箇所には本文のほかの付録の箇所に、池亭記や鴨長明集はあれども、無名抄は入っておりませんでした。新潮日本古典集成「方丈記 発心集」にも、無名抄は入っておりません。
この古典解釈シリーズは、監修は今泉忠義・鈴木一雄。
この冊子「文法全解 方丈記・無名抄」のカバー折り返しにはこうありました。
「『方丈記』は前文掲載、『無名抄』は教科書にのっている例文を中心に、入試頻出の例文をもれなく収めてあるので、教科書直結・入試即応の学習ができる。」
うん。私にはどうでもよいのですが、
わかりやすく『無名抄』を読めるのはありがたい。
あらてめて、島田良夫氏の「はしがき」のはじまりの箇所を引用。
「古典が得意であれ不得意であれ、この本を手にした人は、とにかくこれから少しでも実力を向上させるために勉強したいという意欲にもえている人たちであろう。その意欲を中途でたやすことのないよう、計画的に学習をすすめてほしい。『方丈記』を全文通して読む機会などめったにないし、まして『無名抄』に触れるチャンスはわずかではなかろうか。それだけに、この二つの作品をだいじに読んでもらいたい。」
ありがとうございます。私が読みたかった一冊。
「無名抄」の箇所、だいじに読ませていただきます。