和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

圧倒的多数の言論人たち。

2018-05-25 | 道しるべ
月刊Hanada7月号が届く。

さっそく、小川榮太郎氏の文を読む。

「朝日新聞の開き直りの凄さ」(p48)

「この新聞社の狂乱の最中、
他のマスコミや圧倒的多数の言論人たちは
一体何をしていたのか。
そしていまなお、一体何をしているのか。

産経新聞を除く大手マスコミが、
朝日新聞の『疑惑の捏造』に対して
疑問視し、独自に検証し、厳しく窘(たしな)めた
例を私は寡聞にして知らない。

そしてまた、有識者、言論人と称する
無数の物書き諸氏もこの土俵に乗ってしまい、
土俵そのものの異常さを告発する声は僅かだ。」
(p48)


「世論への強大な影響力のある『嘘』に対して、
『それは「嘘」だ』と言い続けることが、
なぜ日本の言論人たちには
こんなにもできないのか。」(p49)


「内容はお笑いだが、事態は恐怖社会そのものだ。
どんな些事でもナンセンスな言いがかりでも、
マスコミがニュースにすると決めれば大ニュースになり、
ターゲットとされた人間や組織は大打撃を被り、
誰もその被害を償うために立ち上がる人はなく、
社会もこの人身御供(ひとみごくう)を平然と見捨てる。
最大の人身御供は日本国民だ。

自分たちで選び、信任している政権を
ここまで妨害されていながら、
多数の国民は妨害されている事実さえ知らない。」
(p54)


ちなみに、小川榮太郎氏の文のはじまりは、
朝日新聞の論説委員、高橋純子氏による
『政治断簡』の一節(2018年5月13日付)の引用。

小川榮太郎氏は、この論説委員の文を

『ここまで悪臭漂う文章も珍しい。』
(p44~45)

うん。この高橋純子氏のコラムだけでも、私は、
朝日新聞の論説委員の文章として参考にします。

『悪臭漂う』高橋純子氏の文。
『朝日新聞の開き直りの凄さ』。

この『凄さ』。公称六百万部の発行部数なら怖くない。
朝日新聞『見出し』で繰り返される刷り込みの職人技。
『開き直りの凄さ』という土俵の異常さに、
君は指摘されても気づかないふりの恐怖社会。

小川榮太郎氏の文は、題して
「日本は今、『お笑い恐怖社会』」。
コメント
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