5月19日産経新聞一面コラム「産経抄」の
はじまりは、
「『私の知る限り歴代自民党総理で安倍総理が最悪です』。
菅直人元首相(立憲民主党最高顧問)が14日付の自身の
ブログで安倍晋三首相について、こうこきおろした・・・」
このコラムの前半部分を、もうすこし引用。
「『あなたがそれを言うのか』という反応が目立つ。
菅氏というと、首相在任中に起きた東日本大震災での
『震災処理の不手際』や『復興計画の立案と実行の遅れ』が、
高校歴史教科書にも記載された特異な存在である。
尖閣諸島沖での中国漁船が海上保安庁の巡視船に体当たりした際、
超法規的に中国人船長を釈放したことも忘れ難い。
8人の衆参両院議員を支えたベテラン政策秘書、朝倉秀雄さんの
著書『戦後総理の査定ファイル』は、戦後歴代首相31人を
『能力』『資質』『手腕』など5項目にわたりチェックし、
採点している。結論から言えば菅氏は歴代最低の計25点だった。」
うん。このくらいの引用でやめときます。
さてっと、思い出したので本棚から
佐々淳行著「彼らが日本を滅ぼす」(幻冬舎)を取り出す。
「左翼の体質」として、佐々氏はこう指摘しております。
「左翼人士は、他者を批判するときは容赦なく徹底して攻撃し、
恫喝まがいに責め立てる。しかし、自分たちに対する批判には
非常に過敏な反応を見せる。これは左翼の体質として特徴的だ。」
(p137)
「『言論の自由』を主張するのは、『右』よりも『左』の
リベラルな党派だと思われがちだが、
権力を得たときに徹底的な言論統制に走るのは左翼政権と
相場が決まっている。本質的に『自分たちと相容れない考え方』
を排除するからだ。」(p135)
そうでした。
菅直人については、学生時代までも登場しております。
「私は、学生時代の菅直人氏をよく知っている。
菅直人総理も、あの第二次反安保闘争の学園紛争花盛りの当時、
バリケード封鎖された東京工業大学の輝ける闘争委員長だった。
・・東工大学生たちを反安保闘争にかり立てる名アジテーター
であったことは間違いない。・・・・
加藤学長は、『あの菅という学生には手を焼いております。
彼がアジ演説をすると、すぐ500人くらい集まって騒ぐので
困っております』と、窮状を私に訴えていた。」(p1409
そして、デモの四列目で検挙をすべて逃げおおせる。
『四列目の男』として名を馳せたことが記載されております。
なぜ、あらためて菅直人氏なのか。
というのが、次の疑問なのですが、
「震災は、忘れたころの菅直人」。
新潮45の6月号が発売となりました。
そこに掲載されている
堤堯氏の文のはじまり。
「もはやこれは集団ヒステリーというしかない。
野党とメディアが寄ってたかってする安倍叩きだ。
モリ・カケ・日報の三点セットを掲げて
『安倍は退陣しろ』の大合唱。
狂気は伝染する。街を歩けば
『私たちは安倍政治に反対します』と
書いたタックをハンドバッグにぶら下げた
女性らを見かける。
ウチの嫁が友人に言われた。
『貴方のお義父さん、なぜ安倍の見方をするの?』
なじられるように言われて返答に詰まったという。」
うん。菅直人総理の場合はどうだったか?
「国民の大きな人気を得ることで、
市民運動家からのし上がってきた菅直人氏にして、
『支持率1%になっても総理は辞めない』とは、
なんという民意無視の暴言なのだろうか。
有権者を愚弄するにもほどがある。」
(佐々淳行著「彼らが日本を滅ぼす」p145)
うん。あの頃にも
「私たちは菅直人総理に反対します」と、
菅叩きに熱狂していた方々だったのなら、
それなりに、スジを通しているわけで、
こちらは、何もいうことはありません。
そうそう。
堤氏の文のはじまりだけじゃいけませんね。
もったいないけど、真ん中をはしょって、
堤氏の文の最後を引用しておきます。
「第二次安倍政権の発足から約五年。
その間、各国首脳は交代した。
いまやG7で残っているのは、
安倍とメルケルだけだ。
新参のメイ、マクロン、トランプらは
何かと安倍に助言を求めて来る。
いまや安倍は国際政治のキープレーヤーだ。
こんな芸当の出来る者が、
安倍に代わって他に誰がいる?
米朝首脳会談が行われれば、
日本にとって一番困る事態は、
トランプが北の核保有を認め、
その代償に米国本土に届く
ICBMの開発中止で妥協することだ。
その種の議論がすでにアメリカでは出ている。
そうはさせないとトランプの尻を叩いているのが
安倍首相だ。米朝会談次第で日本の命運が来まる。
この大事なときに『安倍退陣』を叫ぶ輩は
〇〇というしかない。
古代ローマの諺にも
『川を渡る途中で馬を代えるな』
とあるではないか。」(p27)
はい。雑誌「新潮45」6月号に
堤堯氏の文は、p21~27までの7頁。
立ち読みで、全文をご覧になれます。
この文の内容が一人でも多くの方に、
届きますように。どうか、ご一読を。
はじまりは、
「『私の知る限り歴代自民党総理で安倍総理が最悪です』。
菅直人元首相(立憲民主党最高顧問)が14日付の自身の
ブログで安倍晋三首相について、こうこきおろした・・・」
このコラムの前半部分を、もうすこし引用。
「『あなたがそれを言うのか』という反応が目立つ。
菅氏というと、首相在任中に起きた東日本大震災での
『震災処理の不手際』や『復興計画の立案と実行の遅れ』が、
高校歴史教科書にも記載された特異な存在である。
尖閣諸島沖での中国漁船が海上保安庁の巡視船に体当たりした際、
超法規的に中国人船長を釈放したことも忘れ難い。
8人の衆参両院議員を支えたベテラン政策秘書、朝倉秀雄さんの
著書『戦後総理の査定ファイル』は、戦後歴代首相31人を
『能力』『資質』『手腕』など5項目にわたりチェックし、
採点している。結論から言えば菅氏は歴代最低の計25点だった。」
うん。このくらいの引用でやめときます。
さてっと、思い出したので本棚から
佐々淳行著「彼らが日本を滅ぼす」(幻冬舎)を取り出す。
「左翼の体質」として、佐々氏はこう指摘しております。
「左翼人士は、他者を批判するときは容赦なく徹底して攻撃し、
恫喝まがいに責め立てる。しかし、自分たちに対する批判には
非常に過敏な反応を見せる。これは左翼の体質として特徴的だ。」
(p137)
「『言論の自由』を主張するのは、『右』よりも『左』の
リベラルな党派だと思われがちだが、
権力を得たときに徹底的な言論統制に走るのは左翼政権と
相場が決まっている。本質的に『自分たちと相容れない考え方』
を排除するからだ。」(p135)
そうでした。
菅直人については、学生時代までも登場しております。
「私は、学生時代の菅直人氏をよく知っている。
菅直人総理も、あの第二次反安保闘争の学園紛争花盛りの当時、
バリケード封鎖された東京工業大学の輝ける闘争委員長だった。
・・東工大学生たちを反安保闘争にかり立てる名アジテーター
であったことは間違いない。・・・・
加藤学長は、『あの菅という学生には手を焼いております。
彼がアジ演説をすると、すぐ500人くらい集まって騒ぐので
困っております』と、窮状を私に訴えていた。」(p1409
そして、デモの四列目で検挙をすべて逃げおおせる。
『四列目の男』として名を馳せたことが記載されております。
なぜ、あらためて菅直人氏なのか。
というのが、次の疑問なのですが、
「震災は、忘れたころの菅直人」。
新潮45の6月号が発売となりました。
そこに掲載されている
堤堯氏の文のはじまり。
「もはやこれは集団ヒステリーというしかない。
野党とメディアが寄ってたかってする安倍叩きだ。
モリ・カケ・日報の三点セットを掲げて
『安倍は退陣しろ』の大合唱。
狂気は伝染する。街を歩けば
『私たちは安倍政治に反対します』と
書いたタックをハンドバッグにぶら下げた
女性らを見かける。
ウチの嫁が友人に言われた。
『貴方のお義父さん、なぜ安倍の見方をするの?』
なじられるように言われて返答に詰まったという。」
うん。菅直人総理の場合はどうだったか?
「国民の大きな人気を得ることで、
市民運動家からのし上がってきた菅直人氏にして、
『支持率1%になっても総理は辞めない』とは、
なんという民意無視の暴言なのだろうか。
有権者を愚弄するにもほどがある。」
(佐々淳行著「彼らが日本を滅ぼす」p145)
うん。あの頃にも
「私たちは菅直人総理に反対します」と、
菅叩きに熱狂していた方々だったのなら、
それなりに、スジを通しているわけで、
こちらは、何もいうことはありません。
そうそう。
堤氏の文のはじまりだけじゃいけませんね。
もったいないけど、真ん中をはしょって、
堤氏の文の最後を引用しておきます。
「第二次安倍政権の発足から約五年。
その間、各国首脳は交代した。
いまやG7で残っているのは、
安倍とメルケルだけだ。
新参のメイ、マクロン、トランプらは
何かと安倍に助言を求めて来る。
いまや安倍は国際政治のキープレーヤーだ。
こんな芸当の出来る者が、
安倍に代わって他に誰がいる?
米朝首脳会談が行われれば、
日本にとって一番困る事態は、
トランプが北の核保有を認め、
その代償に米国本土に届く
ICBMの開発中止で妥協することだ。
その種の議論がすでにアメリカでは出ている。
そうはさせないとトランプの尻を叩いているのが
安倍首相だ。米朝会談次第で日本の命運が来まる。
この大事なときに『安倍退陣』を叫ぶ輩は
〇〇というしかない。
古代ローマの諺にも
『川を渡る途中で馬を代えるな』
とあるではないか。」(p27)
はい。雑誌「新潮45」6月号に
堤堯氏の文は、p21~27までの7頁。
立ち読みで、全文をご覧になれます。
この文の内容が一人でも多くの方に、
届きますように。どうか、ご一読を。