古本を注文して、
小さい段ボール箱に二冊はいってくる。
そのクッション材として、この古本屋さんは
新聞をクシャクシャとまるめ、空きスペースを埋めて
くれておりました。
はい。古本屋さんが詰める新聞紙(笑)。
この頃、これが気になります。
さっそく新聞紙のクシャクシャを均してひろげる。
朝日新聞2018年11月24日。そこに
山折哲雄氏の連載がある。
さっそく読み始めると、
こんな箇所
「そんなとき、たまたま長谷川和夫先生の
『認知症ケアの心』(中央法規、2010年)という
本にふれる機会があった。お名前はきいていたし、
日本における認知症治療のパイオニアであることも
承知していた。・・・
とくに胸打たれたのはつぎのような言葉だった。
認知症患者にはさまざまなタイプがあり、
その進行の度合いも濃淡の差がみられるが、
さきにもふれたように自分の居場所がわからなくなる。
時間と空間を認識するのがいちじるしく困難になる。
そうなった人に接するときは、
家族であろうと見知らぬ人であろうと、
そのような相手の状態を『ありのまま』に受けとめて
ケアにつとめることが大切になるのだ、という。
認知症の苦しみの中にいる本人は、
いってみれば『今、ここ』という存在になっている。
だから家族もまたできるなら微笑みを浮かべ、
本人の『あるがまま』のすべてを受け入れて寄りそい、
介護と看護をつづけるのが望ましい、と。
そのまま
そのまま
あるがまま
である。ああやはりそうか、そうなのか、
難しいなあ、と思わず嘆息がもれてくるのである。」
う~ん。こういう時に私は、どうするか?
読んでも読まなくても、気になったら、
安い古本なら、注文することにしています。
古本屋さんの、クシャクシャ新聞紙の御縁。
小さい段ボール箱に二冊はいってくる。
そのクッション材として、この古本屋さんは
新聞をクシャクシャとまるめ、空きスペースを埋めて
くれておりました。
はい。古本屋さんが詰める新聞紙(笑)。
この頃、これが気になります。
さっそく新聞紙のクシャクシャを均してひろげる。
朝日新聞2018年11月24日。そこに
山折哲雄氏の連載がある。
さっそく読み始めると、
こんな箇所
「そんなとき、たまたま長谷川和夫先生の
『認知症ケアの心』(中央法規、2010年)という
本にふれる機会があった。お名前はきいていたし、
日本における認知症治療のパイオニアであることも
承知していた。・・・
とくに胸打たれたのはつぎのような言葉だった。
認知症患者にはさまざまなタイプがあり、
その進行の度合いも濃淡の差がみられるが、
さきにもふれたように自分の居場所がわからなくなる。
時間と空間を認識するのがいちじるしく困難になる。
そうなった人に接するときは、
家族であろうと見知らぬ人であろうと、
そのような相手の状態を『ありのまま』に受けとめて
ケアにつとめることが大切になるのだ、という。
認知症の苦しみの中にいる本人は、
いってみれば『今、ここ』という存在になっている。
だから家族もまたできるなら微笑みを浮かべ、
本人の『あるがまま』のすべてを受け入れて寄りそい、
介護と看護をつづけるのが望ましい、と。
そのまま
そのまま
あるがまま
である。ああやはりそうか、そうなのか、
難しいなあ、と思わず嘆息がもれてくるのである。」
う~ん。こういう時に私は、どうするか?
読んでも読まなくても、気になったら、
安い古本なら、注文することにしています。
古本屋さんの、クシャクシャ新聞紙の御縁。