1月だけ、読売新聞も購読することに。
1月3日読売新聞の文化欄。
岡野弘彦氏の短歌三首。
九十 なかば過ぎたる老いの身は
なほぞはるけき 人を思へり
ふるさとの朝鮮に身をのがれゆき
行方しれざる 友を忘れず
海峡をはるか去りゆく船の灯は
こよひも明かし。 独り寝むとす
新年の挨拶状をいただけたようで、感謝して読みます。
私など岡野弘彦氏のいない読売歌壇を思い描けないなあ。
ちなみに、岡野弘彦氏は1924(大正13)年、三重県の
代々神主の家に長男として生まれる。
こういう方と直接つきあうことがあるならば、
きっと、私など黙して語れないかもしれない。
活字なら手もとも軽く引用したり、語れたり。
そうそう、その次には小池光氏の3首。
そこから、一首をここへ。
正月の新聞広げ足の爪きりてをりたる父をおもへり
はい。ぐっと身近な感じになります(笑)。
1月3日読売新聞の文化欄。
岡野弘彦氏の短歌三首。
九十 なかば過ぎたる老いの身は
なほぞはるけき 人を思へり
ふるさとの朝鮮に身をのがれゆき
行方しれざる 友を忘れず
海峡をはるか去りゆく船の灯は
こよひも明かし。 独り寝むとす
新年の挨拶状をいただけたようで、感謝して読みます。
私など岡野弘彦氏のいない読売歌壇を思い描けないなあ。
ちなみに、岡野弘彦氏は1924(大正13)年、三重県の
代々神主の家に長男として生まれる。
こういう方と直接つきあうことがあるならば、
きっと、私など黙して語れないかもしれない。
活字なら手もとも軽く引用したり、語れたり。
そうそう、その次には小池光氏の3首。
そこから、一首をここへ。
正月の新聞広げ足の爪きりてをりたる父をおもへり
はい。ぐっと身近な感じになります(笑)。