産経新聞を購読しております。といっても
見出しだけパラパラ見て、テレビ欄を見る程度です。
一面コラム「産経抄」も、ほとんど読みません。
けれど、2023年6月24日の産経抄は忘れたくない。
それでここに再録しておきます。コラムの最後は、
「 安部氏が街頭演説中に凶弾に倒れて、もう1年が経とうとしている。 」
はじまりの方からも適宜引用をしてゆくことに。
「・・・令和元年夏の参院選で安部氏の街頭演説中に
『辞めろ』『帰れ』などと大声でやじを飛ばし、
北海道警に排除された男女が道に損害賠償を求めた
訴訟の控訴審判決で、札幌高裁は22日、男性への
賠償命令を取り消した。当然だといえる。
男性は警官の警告を無視して大声での連呼をやめず、
演説車両に向かって突然走り出すなどしていたのである。
道警の対応を違法として賠償を命じた昨年3月の1審判決には、
強い危惧を抱いた。・・警察を、さらに萎縮させると。
元年7月13日の小欄は、同じ参院選で東京都中野区での
安部氏の街頭演説中に起きた事件の顛末を紹介している。
やはり『安部氏辞めろ』と騒いでいた一団が、
女性に『演説が聞こえない』と注意されても静まらず、果てに
女性のスマートフォンを取り上げ、地面にたたきつけて壊したのだった。
・・・・・
民主主義の原点といえる街頭演説の邪魔をする『こんな人たち』・・
1審判決は、演説妨害の過激化や警察警備の弱体化を予感させた。・・ 」