古本で和田秀樹著「70代からの元気力」(知的生きかた文庫・2022年)購入。
パラリとひらけば、こんな箇所。
「1960年の平均寿命は、それでもまだ男性が65歳、女性が70歳。
この本の読者層で言えば、ちょうど下の世代の年齢層と言えるかも
しれません。つまり、1960年であれば、本書のような本は、読者層が
ほとんど生存していないわけですから、存在し得なかったわけです。
70代、80代を読者対象にした本がよく売れている日本の現状を考えると、
とても信じられない気持ちになります。 」(p93)
はい。一年は早い。と年々感じるわけですが、
1月に一年の計を抱かなければ、忘れて過ぎる。
よし、今年は、安房郡長・大橋高四郎のことを
簡単に手に入る本のなかから、抜き出してゆく。
という目標を掲げることに。
それに関して、今年注文した古本といえば、
「千葉県安房郡誌」(編纂兼発行所・千葉県安房郡教育会)。
古書ワルツに注文。5000円+送料520円=5520円なり。
ちなみに、安房郡役所から出た「安房震災誌」は、大正15年3月31日発行。
注文した、「千葉県安房郡誌」はというとこれが、大正15年6月30日発行。
その千葉県安房郡誌の最後に104ページほどで、安房の関東大震災の記録
をコンパクトにまとめてありました。これはたすかる。
パラパラ読みで、通読が苦手な私のようなものは、
とりあえずは、本棚にならべて、あっと過ぎる今年の一年をうらなう。