桜桃(オウトウ)社というオンライン古書店
(山形県山形市飯田西・店舗なし)に注文してあった文庫が届く。
小田嶋隆著「我が心はICにあらず」(光文社文庫)
1000円+送料300円=1300円なり
文庫でこの値段は高いなあと思いながらも、
とにかく、手に入れたいので注文したのでした。
それが、今日届く。
とりあえず。
あとがきから
「歌舞伎町のゲームセンター「ビンゴ・イン・ミラノ」で知り合ったY本が『おい、雑誌を始めるぞ』と言い出したのは1984年の冬のことだった。・・・・・
『おい、おれもなんか書くぞ』といって強引に執筆陣に割り込んだ。私は失業中だった。何でもいいから仕事が欲しかったのだ。そして、以来三年余り、ずるずると連載を続けた結果がこの本である。・・・ともかく、自分が書いたものがこうして一冊の本になったことは、私にとって望外の喜びだ。たぶん私は、小学四年で『ハッタリ新聞』という個人紙を発刊して以来ずっと、自分の著書にもってまわったあとがきをつけるようなことに憧れ続けてきたのだと思う。考えてみれば嫌な野郎だが、謙虚で心根のまっすぐな人間なら、はじめからモノなんか書いたりしない。」
(山形県山形市飯田西・店舗なし)に注文してあった文庫が届く。
小田嶋隆著「我が心はICにあらず」(光文社文庫)
1000円+送料300円=1300円なり
文庫でこの値段は高いなあと思いながらも、
とにかく、手に入れたいので注文したのでした。
それが、今日届く。
とりあえず。
あとがきから
「歌舞伎町のゲームセンター「ビンゴ・イン・ミラノ」で知り合ったY本が『おい、雑誌を始めるぞ』と言い出したのは1984年の冬のことだった。・・・・・
『おい、おれもなんか書くぞ』といって強引に執筆陣に割り込んだ。私は失業中だった。何でもいいから仕事が欲しかったのだ。そして、以来三年余り、ずるずると連載を続けた結果がこの本である。・・・ともかく、自分が書いたものがこうして一冊の本になったことは、私にとって望外の喜びだ。たぶん私は、小学四年で『ハッタリ新聞』という個人紙を発刊して以来ずっと、自分の著書にもってまわったあとがきをつけるようなことに憧れ続けてきたのだと思う。考えてみれば嫌な野郎だが、謙虚で心根のまっすぐな人間なら、はじめからモノなんか書いたりしない。」