中公新書ラクレ「読売新聞『編集手帳』第22集」が出ました。
ということで、さっそく最初のほうをパラパラと。
1月5日の一面コラム。
たしか、新聞で読んでおりました。
「10年連用の日記帳を使っている。4年目に入った。去年の、あるいは一昨年の同じ日に何をしていたかを知るには便利だが、『あの日』が近づいてくる感触にペンを持つ手が止まる夜もある。地が揺れたとき、津波が襲ってきたとき、ああしていたら、こうしていたら・・・と、『残念』の一語ではとうてい言い尽くせない痛恨の情に、身を苛(さいな)んでいる被災地の方もいるだろう。」
そのあと
竹内政明氏は、コラムの終りをこうしめくくっております。
「益体(やくたい)もないコラムを書いてしまった悔いや、懲りない二日酔いなど、ばかな失敗を綴れる日々の、何と贅沢なことよ。」
ということで、さっそく最初のほうをパラパラと。
1月5日の一面コラム。
たしか、新聞で読んでおりました。
「10年連用の日記帳を使っている。4年目に入った。去年の、あるいは一昨年の同じ日に何をしていたかを知るには便利だが、『あの日』が近づいてくる感触にペンを持つ手が止まる夜もある。地が揺れたとき、津波が襲ってきたとき、ああしていたら、こうしていたら・・・と、『残念』の一語ではとうてい言い尽くせない痛恨の情に、身を苛(さいな)んでいる被災地の方もいるだろう。」
そのあと
竹内政明氏は、コラムの終りをこうしめくくっております。
「益体(やくたい)もないコラムを書いてしまった悔いや、懲りない二日酔いなど、ばかな失敗を綴れる日々の、何と贅沢なことよ。」