和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

「編集手帳」第22集。

2012-08-13 | 短文紹介
中公新書ラクレ「読売新聞『編集手帳』第22集」が出ました。
ということで、さっそく最初のほうをパラパラと。

1月5日の一面コラム。
たしか、新聞で読んでおりました。

「10年連用の日記帳を使っている。4年目に入った。去年の、あるいは一昨年の同じ日に何をしていたかを知るには便利だが、『あの日』が近づいてくる感触にペンを持つ手が止まる夜もある。地が揺れたとき、津波が襲ってきたとき、ああしていたら、こうしていたら・・・と、『残念』の一語ではとうてい言い尽くせない痛恨の情に、身を苛(さいな)んでいる被災地の方もいるだろう。」

そのあと
竹内政明氏は、コラムの終りをこうしめくくっております。

「益体(やくたい)もないコラムを書いてしまった悔いや、懲りない二日酔いなど、ばかな失敗を綴れる日々の、何と贅沢なことよ。」

コメント
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